今日も東京国際フォーラムにて東京ジャズ・サーキットです。今日はお昼から現地入りして、Manami Moritaなど色々楽しんでます!夕方からはノルウェーのジャズ・アーティストが3組出演するので、これも楽しみです。夏の終わりの野外ジャズ、いい感じです!
帰宅後追記:
正午、まずはアメリカ在住の日本人ピアニスト、マナミ・モリタから。普段はバンドで活動しているそうですが、今回は珍しくピアノソロ。しかも浴衣を着ての登場と、昨年新宿タワーレコードのインストア・イベントで観た時とは大分雰囲気が違いましたね。ですがピアノを弾き始めれば、その天真爛漫な音のハネ具合はやはりマナミ・モリタ。そしてMCは相変わらずハイ・テンション! 演奏曲には、オリジナル曲の他にスタンダードやカーペンターズのカヴァーなんかも織り交ぜて、ヴァラエティ豊かに聴かせてくれました。終演後はサイン会と新作販売に長蛇の列が出来ていました。私もその新作、買いたかったんですけどね、貧乏なので今回は我慢しました。いづれ買いたいとは思いますけど…。
続いてフランスからギタリストのダヴィド・ラインハルト。オルガンとドラムスとのトリオでした。やはりオルガンが入るとグッとソウルフルになりますよね。ドラムスもタイトで良かったですし。とは言え私はダヴィド・ラインハルトが弾くギターのいかにもジャズなバカテク振りに目が釘付けだったり。変幻自在なコード・ワークも凄いですし、フレッド上を滑るが如く繰り出される多彩なフレージングにも圧倒されました。しかも涼しい顔して、めちゃくちゃスウィンギーなんですよ! あとで知ったことなんですが、この人、あのジャンゴ・ラインハルトのお孫さんだそうです。どうりで上手い訳です。
そしてビリー・バング。フリー・ジャズ、ロフト・ジャズ系のヴァイオリニストですけど、この人、レオ・ノッセンテリやアルヴィン・ヤングブラッド・ハートなんかが参加していた、コンジュアというキップ・ハンラハンのプロジェクトでヴァイオリンを弾いてた人なんですね。今回はベースにトッド・ニコルソン、ドラムスに羽野昌ニというトリオ。まあ、フリーキーなインプロの応酬でしたよ。リード楽器がサックスとかじゃなくてヴァイオリンというところが、よりディープな感じで良かったですね。ざらついた音色と、とぐろを巻くような旋律が。とにかく格好良かったです!ドラムも凄まじかったですし!
夕方からはノルウェーのジャズ・アーティスト達が3組登場。歪んだギターにツイン・ドラムという大迫力で、ジャズと言うよりはプログレかポスト・ロックか?という先鋭さを突き刺したアイヴィン・オールセットは強烈でしたね。それにしてもツイン・ドラムには驚きました。しかも次に登場したマティアス・アイクは、もう少しアダルトな感じのジャズでしたが、何故かこちらもツイン・ドラム。ノルウェーのジャズ界ではツイン・ドラムが流行ってるんですかね? 最後は北欧ジャズの四天王に称えられると言うベーシスト、アーリル・アンダーシェン。やはり現代的でフリーキーな感じでしたが、そのウッド・ベースから溢れる温もりのあるふくよかな低音は本当に素晴らしかったですね! スローな曲も、超高速な曲も、とにかくベースの音を追ってしまいました。ベース・ソロもめちゃくちゃ格好良かったですしね。
夏の終わりのジャズ三昧。楽しい1日でした!
MANAMI MORITA / COLORS
マナミ・モリタの前作にあたる1st作。この日のライヴでも最後に演った「My Favorite Things」は、アレンジも格好良くって良いんですよね~。
CONJURE / BAD MOUTH
こちらはビリー・バングが参加したコンジュアの05年作。イシュメル・リードの詩とキップ・ハンランハンの音楽とのコラボレーション。ジャズやブルースもソウルも、ニューオーリンズ、アフリカ、カリブ、ラテン、ありとあらゆるものを飲み込んだディープな音像。リフがミーターズの「Just Kissed My Baby」そのまんまな「Mo Ku Lana, Mo Jinde Loni」や、ビリー・バングの怪演が光る「Tokyo Woman Blues」など。レオ・ノッセンテリ、アルヴィン・ヤングブラッド・ハートの他、アンソニー・コックス(b)、デビッド・マーレー(ts)なども参加。
帰宅後追記:
正午、まずはアメリカ在住の日本人ピアニスト、マナミ・モリタから。普段はバンドで活動しているそうですが、今回は珍しくピアノソロ。しかも浴衣を着ての登場と、昨年新宿タワーレコードのインストア・イベントで観た時とは大分雰囲気が違いましたね。ですがピアノを弾き始めれば、その天真爛漫な音のハネ具合はやはりマナミ・モリタ。そしてMCは相変わらずハイ・テンション! 演奏曲には、オリジナル曲の他にスタンダードやカーペンターズのカヴァーなんかも織り交ぜて、ヴァラエティ豊かに聴かせてくれました。終演後はサイン会と新作販売に長蛇の列が出来ていました。私もその新作、買いたかったんですけどね、貧乏なので今回は我慢しました。いづれ買いたいとは思いますけど…。
続いてフランスからギタリストのダヴィド・ラインハルト。オルガンとドラムスとのトリオでした。やはりオルガンが入るとグッとソウルフルになりますよね。ドラムスもタイトで良かったですし。とは言え私はダヴィド・ラインハルトが弾くギターのいかにもジャズなバカテク振りに目が釘付けだったり。変幻自在なコード・ワークも凄いですし、フレッド上を滑るが如く繰り出される多彩なフレージングにも圧倒されました。しかも涼しい顔して、めちゃくちゃスウィンギーなんですよ! あとで知ったことなんですが、この人、あのジャンゴ・ラインハルトのお孫さんだそうです。どうりで上手い訳です。
そしてビリー・バング。フリー・ジャズ、ロフト・ジャズ系のヴァイオリニストですけど、この人、レオ・ノッセンテリやアルヴィン・ヤングブラッド・ハートなんかが参加していた、コンジュアというキップ・ハンラハンのプロジェクトでヴァイオリンを弾いてた人なんですね。今回はベースにトッド・ニコルソン、ドラムスに羽野昌ニというトリオ。まあ、フリーキーなインプロの応酬でしたよ。リード楽器がサックスとかじゃなくてヴァイオリンというところが、よりディープな感じで良かったですね。ざらついた音色と、とぐろを巻くような旋律が。とにかく格好良かったです!ドラムも凄まじかったですし!
夕方からはノルウェーのジャズ・アーティスト達が3組登場。歪んだギターにツイン・ドラムという大迫力で、ジャズと言うよりはプログレかポスト・ロックか?という先鋭さを突き刺したアイヴィン・オールセットは強烈でしたね。それにしてもツイン・ドラムには驚きました。しかも次に登場したマティアス・アイクは、もう少しアダルトな感じのジャズでしたが、何故かこちらもツイン・ドラム。ノルウェーのジャズ界ではツイン・ドラムが流行ってるんですかね? 最後は北欧ジャズの四天王に称えられると言うベーシスト、アーリル・アンダーシェン。やはり現代的でフリーキーな感じでしたが、そのウッド・ベースから溢れる温もりのあるふくよかな低音は本当に素晴らしかったですね! スローな曲も、超高速な曲も、とにかくベースの音を追ってしまいました。ベース・ソロもめちゃくちゃ格好良かったですしね。
夏の終わりのジャズ三昧。楽しい1日でした!
MANAMI MORITA / COLORS
マナミ・モリタの前作にあたる1st作。この日のライヴでも最後に演った「My Favorite Things」は、アレンジも格好良くって良いんですよね~。
CONJURE / BAD MOUTH
こちらはビリー・バングが参加したコンジュアの05年作。イシュメル・リードの詩とキップ・ハンランハンの音楽とのコラボレーション。ジャズやブルースもソウルも、ニューオーリンズ、アフリカ、カリブ、ラテン、ありとあらゆるものを飲み込んだディープな音像。リフがミーターズの「Just Kissed My Baby」そのまんまな「Mo Ku Lana, Mo Jinde Loni」や、ビリー・バングの怪演が光る「Tokyo Woman Blues」など。レオ・ノッセンテリ、アルヴィン・ヤングブラッド・ハートの他、アンソニー・コックス(b)、デビッド・マーレー(ts)なども参加。