蝶の話
2021-08-30 | 雑記
昨日の大分合同新聞朝刊に
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このように各地でアサギマダラを呼ぶための取り組みが見られます。
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写真はサイトから、
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アサギマダラのことが載っていました。
姫島のアサギマダラは有名ですが、
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このように各地でアサギマダラを呼ぶための取り組みが見られます。
先日ナガサキアゲハを見たことから、
蝶の寿命は短いのか長いのかとの疑問が生まれました。
アサギマダラのように長く生きる蝶が他にもいるかと調べてみました。
蝶の寿命は、
蝶の種類や発生する時期によって様々なようですが、
単純に命の長さだけに焦点を当てて調べました。
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写真はサイトから、
ドクチョウとヒョウモンチョウです。
ドクチョウは半年、
ヒョウモンチョウのなかまは2〜3ヶ月生きるそうです。
成虫で越冬する種類や、
熱帯で生息する蝶の仲間は寿命が長いようです。
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大きくて翅の綺麗な蝶ですが、
メネラウスモルフォという南米に生息する蝶です。
この蝶の寿命は1ヶ月だそうですが、
この羽根を見たことがある人は多いのではないでしょうか。
羽根が綺麗なので額に入れて加工されたものが出回っています。
私もお土産でいただいて持っていますが、
本物の蝶の翅で、綺麗だけど、一体何頭の蝶を犠牲にしたかと思わずにはいられませんでした。
話は余談になりますが、
アサギマダラは人懐っこく逃げないと言われますが、
それには理由があるようです。
アサギマダラは、幼虫の頃毒のある物を食べて、体に毒を蓄積しているので、成虫になって捕食者がいないことを知っています。
ドクチョウもモルフォチョウも同様に
体に毒を蓄積し、捕食者がいないことを知っています。
でも、どうでしょう、
捕獲者が人間だとそうはいかないですね。