朝ドラの「らんまん」が人気ですね。

エビネ
牧野植物園ではところどころで




ノジギク 「牧野富太郎植物画集」より

水景庭園


ガンゼキランの群生


婦人画報2023年5月号より
植物学者牧野富太郎博士の物語です。
知識はなくとも、植物好きな者ですから、
数年前、高知県立牧野植物園へ行ったことがあります。
その時のことを思い出しながら、
きょうは書こうと思っています。
家のエビネが咲いて、
こんな写真を引っ張り出してきました。

エビネ
牧野植物園ではところどころで
こんな風に牧野博士が描いた植物画のパネルが見られます。


これは家のエビネ

アマクサシダ

ノジギク 「牧野富太郎植物画集」より
1884年に高知県吾川村川口で発見命名
和紙 墨(毛筆)/1887年 27.4×19.3㎝
牧野植物園は、高知市の五台山というところにあります。
山一つが丸ごと植物園です。
2018年5月の写真から、

水景庭園

ヤマアジサイ 美方八重

ガンゼキランの群生

今でも忘れられない物がいくつかありますが、
ガンゼキランもその一つです。
絶滅の危機にあったものを、
植物園で地道に育て、6年かけて公開に至ったという野生の蘭です。
見ても見ても、見尽くせない思いが残る植物園でした。
🔹振り返ってみると、
2018年5月20日から5回に分けて書いているで、
興味のある方は開いてみて下さい。🔹
最後に、

婦人画報2023年5月号より
これは「牧野日本植物図鑑」
初版本に入れられた赤字校正です。
1940年、博士78歳の時に出された、
博士の植物研究の集大成とも言われる図鑑です。
この赤ペンを見ただけでも感動しました。
現物を見に行かなくては!
80年以上たった今でも、
書店に並ぶ一冊だそうです。