大塚国際美術館は膨大な作品を常設している美術館なので、外観もさぞやと思って行きましたが、正面玄関であれっ?と思いました。
これは美術館のホームページから
1階別館のレストランのある建物です。
サージェント、ジョン・シンガー
バーン=ジョーンズ、エドワード
ミレイ、ジョン・エヴァレット
モネ、クロード
ビード、マーティン・ジョンソン
建物の姿が見えません。
玄関の上は山の木々で覆われています。
展示階の表示もb3から
始まります。
これは美術館のホームページから
私はこういう事前の下調べをせずに行くのが常で、帰ってから色々知ることになります。
b3から2Fまで、
古代ー中世ールネッサンスーバロックといった「系統展示」のほか、教会などの壁画を空間ごと再現した「系統展示」「テーマ展示」などに分かれています。
最初に見たのが、昨日の、b3にあるシスティーナ礼拝堂の壁画でした。
着いたのがお昼前だったので食事をしてからと思い1階に移動し、そこから見て回ることにしました。
1階別館のレストランのある建物です。
良いお天気でした。
空にはトンビが飛び交っていました。
右上に見えているのが高速道です。
1階、2階は、ピカソやシャガールなどの現代美術の展示でしたので、
まずはピカソのゲルニカから
まあ、こんなふうに順番に書いていくと
延々と続きそうなので、
ここからは順番に見ていった中でも、
私好みの偏った紹介に入ります。
サージェント、ジョン・シンガー
「ヴィッカーズ家の娘たち」部分1884年
バーン=ジョーンズ、エドワード
「水底深く」1887年
ミレイ、ジョン・エヴァレット
「オフィーリア」1851-52年
モネ、クロード
「ラ・ジャポネーズ」1876年
館内展示で「ジャポニスムの影響を受けた画家」がピックアップされていましたが、これもその一つです。
「見返り美人図」に影響されたもので、
きものを着ているのはカミーユ夫人です。
夫人の愛らしい表情が印象に残った作品でしたが、
この3年後32歳の若さで亡くなったそうです。
ビード、マーティン・ジョンソン
「カトレアと3羽のブラジルハチドリ」1871年
重厚な作品の多い中、
素材とこの透明感のある絵に惹かれましたが、
同時に額縁はこの絵を生かしていないように思いました。
これによらず、この金色に輝く額縁は随所で見られて、豪華さを競っていますが、
私はもっと素朴な額もあっていいのではと思いました。
気になって額縁の模様を選んで撮っても見ました。
それはまたの機会に。
美術館はとても高さがある大きな建物なんですね。
天井画の実際の大きさの「デルフォイの巫女」は、
ムキムキマンのようですが、下から見上げた時には
美しい女性に見えるのですね♪
モネの「ラ・ジャポネーズ」と「カトレアと3羽のブラジルハチドリ」は、特に見たい絵です。
ハチドリの絵が実に美しくて、透明感がありますね♪
確かに、額縁のきらびやか感がすごいですね
高さのある建物のはずですが、外からは見えないので実感は湧きません。
でも広いですね。
展示会場はいくつあるのか、ジグザグに進んでも進んでも次の絵が見えてきます。
ハチドリの絵はとても印象に残りました。