世界初の陶板名画美術館として知られる
デルフトの眺望
大塚国際美術館へ行ってきました。
高松からは高速道で行くと1時間も走れば徳島鳴門北ICに着きます。
場所は徳島県鳴門市で、
大鳴門橋を見上げる風光明美な場所にあります。
正面玄関の長ーいエスカレーターを登ると、システィーナホールが目の前で、
この景色です。
システィーナ礼拝堂の天井画と壁画です。
ミケランジェロ/ヴァティカン
圧巻です。
こちらは一階上から見た反対側の絵です。
b3から2Fまで、広大な展示空間に1000余点もの名画が飾られています。
お昼前に着いて、閉館の5時近くまでの時間をここで過ごすことになりました。
見ても見ても、果てなく見続けるほど、
名だたる名画のオンパレードです。
絵画集で見たことのある絵が、
目の前に原寸で現れます。
お馴染みのヴィーナスはこのように飾られていました。
ボッティチェッリ、サンドラの
「ヴィーナスの誕生」と「春(ラ・プリマヴェーラ)」です。
本当に綺麗で細部まで魅入ります。
例えば
これは「春」の中央に描かれている聖母のように気高いヴィーナスの衣類の裾とその下に描かれた花々ですが、隣には花の神フローラがいます。
「春」(1478年頃)と「ヴィーナスの誕生」(1485頃)は、
形の寸法がほぼ等しいことから、この二枚の絵は、時を違えているいるが、対の作品として描かれたと考えられています。
春のヴィーナスは「地上のヴィーナス」で、
海から生まれたヴィーナスは「天上のヴィーナス」として、古代ローマ以後、全裸は初めて絵画史上に現れたそうです。
礼拝堂は他にもあって、
これは
スクロヴェーニ礼拝堂の壁画を
正面と、振り返ってみたものとを撮ったものです。
北イタリアにある礼拝堂で1305年には奉献式が行われたそうです。
天上の青い色は、壁画装飾を担ったジェットが
図像や色で、中世絵画を近世化へと変革した現れだそうです。
綺麗な青だなあと思って惹かれましたが、
絵画の歴史から見るとまた興味深いことがあるのですね。
きりなくありますが、
ここはフェルメール、ヤンの作品が飾られた場所で、
正面が
「真珠の耳飾りの少女」でした。
デルフトの眺望
こんな風に作家ごとに飾られていて、
ゴッホの七つのヒマワリや、ゴーギャン、ミレーやルノワール、ドガ、モネ、スーラ、、、
最後にこの微笑みで、
次回に繋げます。
四国に滞在されているのですね♪
2年前のNHK紅白歌合戦で米津玄師さんが
この美術館で歌われた時に初めて
この美術館を知りました。
あまりの美しさに大変驚き、一度は訪れたい!と
思っています。
素晴らしい陶板絵画の作品に目を見張ります。
圧巻のシスティーナ礼拝堂!♪
次のブログでの紹介も熱烈に
楽しみしています
ありがとうございます😊
受け売りの絵画紹介をしてもどうかとおもったのですが、楽しみにしてくださるとのことなので続けますね。
米津さんのおかげで来館数はとても増えたようです。
システィーナ礼拝堂の一角に彼の紹介がされていました。
若い方も多かったですよ。
以前ルーブル美術館で
モナリザを見た時に、かなりヒビが入っていました。
この陶板絵画のモナリザにもそのヒビが
再現されているのですか?
訪れたい気持ちがchiyoeさんのブログで
どんどん湧いてきてます!
ブログがとーても楽しみです
モナリザにヒビが入っていたかわかりません。
本物を見たことがないのでヒビが入っていることも知らなかったです。
陶板絵画の良いところは、
劣化なく永久に作った状態が続くことです。
「最後の晩餐」は大きな作品ですが、
劣化はひどく何度も修復が行われたそうです。
その作品が一つの空間に納められ、修復前と、後を比べることができます。
違いはあきらかです。
「モナリザ」はどうでしょう。
ヒビまで再現したのか否か、いつか確かめてみてくださいね。