<「電車男」の著作権は新潮社が管理。同社には、様々なメディアから約50件の企画書が送られてきた。(中略)許諾の基準は「原作を忠実に再現してくれるか」。相手の女性が実は男性だったり、応援者の中に犯罪者がいたり、といった企画は却下された。そのため、どの作品も、モテないオタクの電車男が美しい女性に恋をするというロマンチックコメディーの形式を取っている。>(朝日新聞2005年6月9日付け)
しかしそれほど映画やテレビドラマの「物語」は疲弊しているのか――というのはLB3月号の市川森一さんのインタビューを読んで下さい。何で彼らはわざわざ陳腐なドラマに群がるのか(しかもオリジナルな企画ほど撥ねられている模様)、よくわからんですな。本当は何となくわかるけど。記事を読む限り、6人の毒男によって演じられるという舞台版がもっとも期待できそう。これは原作に、というよりも、実際の2ちゃん=ネットに忠実であろうという意志がわずかながら感じられる。テレビも映画も漫画も、原作に忠実であろうとすればするほど、説明的な、ステレオタイプの罠にはまってしまうだろう。それはメディアの特性として仕方がないのだろうが、この「物語」の消費っぷりは仕方がないじゃ済まないと思うんだが。
電車男の時刻表
電車男情報局
電車男 - 2ch-Library
2ちゃんねる著作権侵害問題
てかこれだけソースがあっても気が済まんのかいw
(追記 6月21日)
昔のサッカー関連ニュースのビデオのDVD化を進めているのだけれども、ただ今ようやくフランスW杯も終わり、ペルージャに移籍直後の中田英寿の「虫ケラ」発言あたり(やはり今観直しても当時の中田の傲慢ぶりは凄まじい)。この頃刊行された中田のムック本『アッカ!』も紹介されたりしているのだけれど、その中に『電車男』担当編集の郡司さんが出てくる。担当だった彼女が顔出しコメントしてました。さすがヒットメイカー。これがなかなか……。
しかしそれほど映画やテレビドラマの「物語」は疲弊しているのか――というのはLB3月号の市川森一さんのインタビューを読んで下さい。何で彼らはわざわざ陳腐なドラマに群がるのか(しかもオリジナルな企画ほど撥ねられている模様)、よくわからんですな。本当は何となくわかるけど。記事を読む限り、6人の毒男によって演じられるという舞台版がもっとも期待できそう。これは原作に、というよりも、実際の2ちゃん=ネットに忠実であろうという意志がわずかながら感じられる。テレビも映画も漫画も、原作に忠実であろうとすればするほど、説明的な、ステレオタイプの罠にはまってしまうだろう。それはメディアの特性として仕方がないのだろうが、この「物語」の消費っぷりは仕方がないじゃ済まないと思うんだが。
電車男の時刻表
電車男情報局
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2ちゃんねる著作権侵害問題
てかこれだけソースがあっても気が済まんのかいw
(追記 6月21日)
昔のサッカー関連ニュースのビデオのDVD化を進めているのだけれども、ただ今ようやくフランスW杯も終わり、ペルージャに移籍直後の中田英寿の「虫ケラ」発言あたり(やはり今観直しても当時の中田の傲慢ぶりは凄まじい)。この頃刊行された中田のムック本『アッカ!』も紹介されたりしているのだけれど、その中に『電車男』担当編集の郡司さんが出てくる。担当だった彼女が顔出しコメントしてました。さすがヒットメイカー。これがなかなか……。