徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

WORDS/『Tiara Rock Fes.“WORDS”』

2006-02-18 15:18:51 | Music
新木場から急いでティアラこうとうへ向かう。
この日は『Tiara Rock Fes.“WORDS”~言葉は歌うことから生まれた、と言ったらあなたは信じるだろうか』。出演はCHABO BAND(仲井戸“CHABO”麗市Vo. G、早川岳晴B、河村“カースケ”智康Ds、たつのすけKey)、SION fea.松田文、三代目魚武濱田成夫(朗読)。
タクシーのおっちゃんにぶっ飛ばしてもらったが、10分遅れで到着。会場ではSIONさんの3曲目『sorry baby』が始まっていた。久々に聴いたアコースティックセットだったけれども、ますます文さんのギターがロックンロールしていて素晴らしい。昨年インタビューさせていただいた時には「5人分やらなきゃならないから大変」と言っていたけれども、それを実感させる内容。SIONさんも「最近は2人でツアーを回ってますけど…お口に合いましたでしょうか?(笑)」とトークも好調。もちろん声も出ていて熱かった。てかホールでSIONさんを聴くのもずいぶん久しぶりだ。次は3月のロフト。
ポエトリーリーディングで観客を煽りまくった魚武氏に続いて、これまた久しぶりのCHABO BAND(CHABOさんによると「オリンピックバンドなので次はバンクーバー」とのこと)。シナトラの『夜のストレンジャー』のBGMの中、登場。『lainのテーマ』を始め、全8曲。“WORDS”のテーマに合わせるように『花園神社』『太陽に唄って』などポエトリー・リーディングも聴かせる。『太陽に唄って』は『今夜R&Bを…』と対になるようなロックンロールへのオマージュたっぷりのCHABO節。これは気持ち良かった。ラストは背景に星空が浮かび、レゲアレンジの『ガルシアの風』。やはり昨年ティアラこうとう小ホールで隔月公演したTHE Duetの世界。もう少し聴いていたかった。
最後、CHABOさんに肩を叩かれてめちゃ恐縮している魚武さんがなかなか微笑ましかった。
SION&CHABOの共演もあるか?と思ったけれども、さすがに今回それはなかった。まあ、お互いに交じり合うことのないオリジナルな世界の人たちなので無理な話か。
ちなみにお二人には表紙&ロングインタビューでご登場して頂いているので、興味のある方は是非是非(バックナンバーありマス)。
2003年4月号 ブルースという旅路/仲井戸chabo麗市
2005年10月号 このままで~SIONという生き方~

終演後、鶴山さんを見つけたのでご挨拶。鶴さんから楽屋へ誘われたので久々にSIONさん、文さんと握手。また隣のCHABOさんの楽屋入口にはセブンスマザーの伊藤社長がいらしたが……挨拶断念。
会場を出て鶴さん、フリーランスDJのジョー横溝さんと彼女、アクセサリーデザイナーのU HAGIWARAさんと少々酒。Uさんから、オレの名刺交換史上最重量の名刺を頂く。これ、インパクトある。

遅ればせながら『PRESENT#55』購入。

【SION fea.松田文セットリスト】
①TONIGHT
②夜しか泳げない
③sorry baby
④午前3時の街角で
⑤ガード下
⑥曇り空、ふたりで
⑦一瞬
⑧ハードレイン
⑨ちょっとでいいんだ
⑩がんばれがんばれ

【CHABO BANDセットリスト】
①lainのテーマ
②プリテンダー
③花園神社
④メンバー紹介BLUES~打破
⑤太陽に唄って
⑥悲しみをぶっとばせ!
⑦ガルシアの風

メガ

2006-02-18 13:12:15 | Works
トリノ、原稿、原稿、トリノ、原稿で、午後から青山で打ち合わせの後、台場のMEGA WEBを取材・撮影。基本的にはショウルームなのだけれども、とにかく規模が大きく、クルマに乗らない人でもかなり楽しめるんじゃないか。
担当をして下さったSさんも言っていたけれども、「若者のクルマ離れ」は業界や専門誌の方もかなり意識しているらしく、今やダントツのシェアを占めているトヨタのアプローチはやはり注目される。確かにクルマは必要なものではあるが、こだわりがなくなっているということらしい。エルヴィス・コステロが17、8年前に来日した時のテレビのインタビューで「今のアメリカの若い連中はロックンロールよりもスニーカーの方が興味がある」というようなことを言っていたけど、まあ今はとにかくケータイってことなんでしょうか。
撮影はトヨタ・シティ・ショウケースからユニバーサルデザイン・ショーケースへ(ここで白木が役得でi-unitに乗って撮影)。そしてテーマパークになっているヒストリーガレージカフェ。施設内のカフェというと、あまり居心地の良くない印象があるのだけれども、周辺のヒストリカルなほの暗い雰囲気も相まっていい感じを醸し出していて、ここはオススメ。
最後に夜の観覧車を撮影して取材終了。