徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

次…/第23節浦和戦

2010-09-19 17:29:00 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
土曜日は埼スタで浦和戦
ちょっと引くような快晴だったのだけれども空気はドライで心地の良い夏といった雰囲気。アウエイ側のゴール裏もほとんど日陰なので、先週のナクスタのような灼熱地獄はない。まあ、ただ、いつものことながらアウエイエリアが縦長だから整列組が固まる下と比較したら上半分というのはどうしたって雰囲気がヌルくなるんだよなあ…。

数的優位を作られまくった上に、スペースを突くこともできない両サイドはちょっとどうかと思ったが(さらに致命的なミスをしたイチは…)、全体的にはそれほどストレスを感じるような内容ではなかったのだが、当たり前なのだけれども、勝ちたかった。名古屋が引き分けたんだから勝ちたかった。次節は首位名古屋との直接対決なのだから是非とも勝ちたかった。
まあ、名古屋との差が拡がらなかったことは幸い。
本当に大事なのは次だよ、次。
名古屋戦の後から9月上旬のようなタイトなスケジュールがまだ始まるんだから。

真っ直ぐ帰る。王子で呑みたかったけど。

JFK

2010-09-19 17:16:34 | Sports/Football
「ポストワールドカップを担う」と公言し、「わたしはチャーチルでありたい」と巻き返しを誓ったJFKこと城福浩がFC東京を去る。もうこのゴールパフォーマンスが見られなくなるかと思うと、正直…



嬉しいです。

まあ、語弊はありますが。
というのも要するに「敵」だからという話だけで、オレはJFKも、コーキチも、俊也タンも実は嫌いではありません。
キャラ立ちする監督が増えるというのは、これ、Jの歴史の積み重ねだから。
とりあえずお疲れ様でした。きっとアンタの熱さを必要としているクラブがあるはずだよ。

走れ熱いなら/「デビッド100コラム」

2010-09-19 14:16:56 | Osamu Hashimoto
<確かに、男達の多くは戦場に行っていたし、戦場から帰って来た男達の多くはフぬけになっていたから女達が頑張らざるをえなかったというのもあるのだが、そこをしたたかに生き抜いた別種の人間達だっていたのである。そういう人間の、なんにもない焼け跡をバックにした健康なアナーキズムというのは、今一番ショッキングな活力をもたらすものであると、私は思うのである。
 だからして、ヒーローは子供である。大人にこの時代を演じさせると、妙にイデオロギッシュになって、話が暗くなる。七歳になる、目許だけは妙に澄んだ意志的な男の子が、ダブダブのチェックの吊りズボンとハンチングをかぶって、咥え煙草で焼け跡を飛びはねるのである。最も健康なアナーキズムは、こんなにもショッキングな形で飛び出して来るのである。
 勿論“子供の咥え煙草”は大論争をまきおこすであろう。が、しかし、そんなものは、「あの当時、そういう子は一杯いた」という別の“国民”が肩がわりしてくれる。新聞のテレビ欄の片隅で、国民同士がそういう論争をしている暇に、主人公は既にもう煙草を吸わなくなっているという、よくあるドラマの進展を見ればよいのである。>
(橋本治『デビッド100コラム』冬樹社/「走れ、熱いなら」)

デビッド100コラム

登録情報
単行本:299ページ
出版社:冬樹社 (1985/06)
ASIN:B000J6SM82
発売日:1985/06

デビッド100(ヒャッ)コラム (河出文庫)
<有頂天の都会派コラム全盛の現代に橋本治が投げかけた“純粋色物宣言”。200本のタイトルから100本を選び出し、一気呵成に書き下ろしたコラム100篇。―スーパーのチラシやオムレツの中味についての意想外の指摘から、村上春樹、小林秀雄についての批判的短文、さらには「オレたちひょうきん族」がイスラム圏でうけるかどうか、まで、コラムの常識を破った最初で最後の痛快。>

登録情報
文庫:303ページ
出版社:河出書房新社 (1991/03)
ISBN-10:4309403034
ISBN-13:978-4309403038
発売日:1991/03
商品の寸法:14.6x10.8x1.4cm

嫌な言葉

2010-09-19 14:08:40 | 素日記
このところ、凝り固まった音楽評論家の言葉に老害という言葉を改めて思い知るtwitter…。
誰だって年を喰う。
使われる方はもちろん、だから使う方も嫌な言葉だとは思うが、反面教師として読むことにした。

まあ昔っから変わってないって言ったら変わってないんだけど、その人。
要するに…。