徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

アストロ球団と遠崎史郎/「アストロ球団メモリアル」

2010-09-27 04:00:22 | Books
本の整理をしていて『アストロ球団メモリアル』(太田出版)を再読。流し読み。
最初に読んだときもきっと思ったはずなのだけれども、これ、何で原作者の遠崎史郎先生の話題を、不自然なほどスルーしているんだろう(関係者インタビューを読む限り、意図的に遠崎先生の話題をスルーしているとしか読めない)。
ちょっと検索してみたところ、
<原作通りに描かれているのは1巻程度>
と書いている、アストロファンのブログがあった。確かにそれならば遠崎先生が「遠慮」した可能性もある。中島徳博先生と編集者の後藤広喜さんの「共同」作品なのだろう。
しかし、そのブログのコメント欄に
<それで印税が折半なんてひどいよねー>
みたいな書かれ方をされている。
遠崎先生がそんなことを言われる筋合いがあるのだろうか。
中島先生が言っているならともかく。言わないだろうが。
ちなみに中島先生の『朝太郎伝』は、オレが熱狂的に愛したほぼ最後の少年漫画です。作品の中で描かれた朝太郎の「箇条書き」とか、ノートに書き写したりしてたもんな(バカ)。

オレは本書にもインタビューイとして登場する西村繁男さんの『さらば!わが青春の少年ジャンプ』(幻冬社文庫)を読んで、遠崎先生のエピソードに心を揺さぶられた人間なのだが、そういった経緯も絡んでいるのだろうか。時代が時代だったということもあるけれども、フリーランスや契約社員になったことのある人間ならば義憤にかられるよ、あれは。西村さんはさらっと書いているけれども。

詳しい人がこのエントリを奇跡的に読んでいたら教えて下さい。
もしくは奇跡的に編集者の林和弘さんに遭遇したら訊いてみるか…。