日産スタジアムで
横浜マリノス戦。
前節の福岡戦は参戦できなかったので柏戦以来のリーグ再開。日産スタジアムの観にくさはもちろん相変わらずなので失点シーンは帰ってからyoutubeで確認するまでよくわからなかったのだけれども、残り10分で守り切れなかったのは、やはりゴトビが言うとおりチームとしての経験不足を露呈してしまったとしか言いようがない。それまでマリノスの強力なセットプレーをある程度しのぎ切っていただけに、やはり勝ちを逃したような気分である。
マリノス側にとってみれば左サイド(清水の右サイド)を中心に攻勢に出ていた場面も多く、それはそれで勝ちを逃した、PKは誤審と言いたい気持ちもわからないでもないが、レフリングに関しては明らかに清水の方が厳しく取られていたような気がする。望外のPKゲットで、奴が残り10分の間にバランスを取ろうとしないか、それが気になったほどである。で、確かにPK以降のレフリングは確実に(マリノスに甘かったとは言わないが)清水にはより厳しい判定が続いた。清水PA周辺のFKが続き、アディショナルタイムにGKと1対1になりかけた場面で止められたのにはさすがに激昂した。レフリーはゲームの演出家ではないのだ(メインスタンドの副審もかなり酷かった)。ホーム開幕戦のマリノスはもちろん、清水も福岡戦から確実に内容が向上していた好ゲームだっただけに余計なコントロールには興醒めである。
もちろんゲームマネジメントやコンビネーションには不満がある。元紀の好調ぶりは目立つが、フィジカルに不利があるとはいえボールロストも少なくない。これは元紀のみならず、それぞれが孤立しがちなことも原因だろう。しかし強力な個の力が問題を解消(糊塗)しない限り、こればかりはチーム全体で時間をかけていくしかない。
まあ、それでもこのチームがまだ途上であることを考えれば、好調のマリノス相手にこの内容は悪くないと思っている。
ゲーム終了後、伸二の肩に腕を回してゴトビがゴール裏にやって来た。この人は本当にJリーグを楽しんでいるのだろうし、ゴール裏へのアピールという大事なマネジメントを忘れない人だ。
先週末にはクラブの収支報告が行われ、5年振りの赤字が公表された。しばらくは厳しい時期が続くかもしれないけれども、それでもオレが彼らに拍手を送り続けたいと思うのは、やはりゴトビへの期待感なのだ。
リーダーって本当に大事だよ。
次戦は来月5月3日にアウスタで広島戦。今度はアウスタに参戦する予定。東名が渋滞しなきゃいいけど…。
いや、しかし突き抜けるような青空ではなかったけれども、休日らしいいい天気だった。
まさか、そんなに遠くない場所で重大事故が進行中で収束の見込みもないとは思えないよね。
スタンドも子どもだらけだったし、スタジアムの周辺には鯉のぼりが泳いでいたりして。まあ「子どもたちを守る!」みたいなことは言えないけど(いればいたでサッカー小僧のがきんちょ共はウザイし…)、やっぱり、こういうサッカーの風景は守りたいとは思うよなァ…ちと大袈裟かもだけど。
久々に大声で歌って、すっかり声が枯れた。でも気持ちはいい。