アフシン「我々は11人でも10人でも9人でも、今日は我々のほうが良いチームだったと思います」(J's GOAL 4月28日付)
味スタでFC東京戦。
キックオフ30分前にスタジアム到着という体たらくだったのだけれども、まずは屋根下の声の響きそうな場所をキープ。
宏介の選手紹介には大ブーイングを叩きつけ、ユルネバにはすかさずチャントを被せる。東京の声はまったく聴こえない。素晴らしい。アウエイの戦いはこうでなくちゃいけない。ということで、この日のゴール裏は久々に熱く、炎上した。
西村雄一と言う名前を聞いた瞬間から嫌な予感はしていたのだけれども、膠着した状況の中で清水サイドのカードばかりが積み重ねられていく。それでもジミーの一対一の場面など、それなりに決定機も作ることはできていたのだから勝機がなかったとは思えない。何よりも東京の攻撃に迫力と言うものが感じられなかった。ボールに触れるたびにブーイングを浴びせられていた宏介も、あんなザマでは何のために移籍したのかさっぱりわからない。
そして後半11分にジミー、後半28分にはアレックスが退場してしまう。個々の場面でのレフリングの妥当性というよりも、どう見てもアンフェアに運用される判断基準がチームとゴール裏を熱くさせた。後半28分に、味スタのピッチは「9対12」なのだと、ゴール裏は実感してしまったのだ。これで熱くならないはずがない。
そして「12番目」のオレたちが、「12番目」を表明するチャントであるリバイブを歌い始めた瞬間にトシの渾身のゴールが決まる。その瞬間、味スタのゴール裏はアウスタのスタンドと化した。
GWシリーズの緒戦は劇的な勝利だった。次は5月3日、ガンバに大勝した鹿島とのホーム戦。
(ジミーはともかく)ここまで大車輪で活躍してきたアレックスの不在は一抹の不安でもあるのだけれども、また熱いゲームになることだろうと期待している(ジミーはともかく)。
ということで、物凄く久しぶりにGWに静岡へ行くわけだが…新東名にも期待している。