国立競技場第一体育館で
CROSSOVER JAPAN'05。
今日と明日が出会うとき。
クロスオーバーイレブン。
このクロスオーバーではないが、まあクロスオーバーというのはそんな感じだと思っている。いわば何でもあり。フュージョン、ジャズだけではなく、そんな意味では今回の出演者は結構何でもあり、だ。
井上堯之with friends(井上堯之、
ミッキー吉野、
渡辺建、樋口晶之、長谷川雅大、
藤井尚之、
ムッシュかまやつ)のセットでは、堯之さんが名曲
『I STAND ALONE(ひとり)』を歌うわ、ムッシュは
『ゴロワーズを吸ったことがあるかい』を歌うわ、さらに藤井尚之のサックスで
『傷だらけの天使』、
『太陽にほえろ!』も演った。イントロから藤井のサックスが唸ったとき、それはそれは会場が盛り上がった。というかどよめいた。さすが日本最強のサウンドトラックメイカーのひとりである。
竹田和夫クリエイション2005(竹田和夫、樋口晶之、ブルー・バロン、ラリー・ロット、栃原優二)はすっかりひとりブルースカーニバル状態。『Spinning Hold』もジェフ・ベックの
前哨戦かと思った。素晴らしい。Non Chords(
後藤次利、
斎藤ノブ、藤井尚之)はひたすら熱かった。CDも買った。お目当てのネイティヴ・サンは熱く淡々と『Savanna Hot Line』『Cool Eyes』『Animal Market』『Super Safari』を演奏した。オリジナルメンバー(本田竹広、
峰厚介、村上寛、福村博)に加え登場した
バカボン鈴木は凄まじいベースソロを聴かせたし、奮闘した
イカキン君のギターには目頭が熱くなった。ただ(他のバンドも含めて)持ち時間短過ぎな気がした。
さて、メインステージのオオトリの前に、サブステージに登場したDEPAPEPEなるアコースティックデュオの若い男の子が、MCでこんなことを言っていた。
「(今日は)インストが大好きな人ばっかりで……」
違うって。
インストが好きだった記憶はない。“音楽”を聴きたいのだ。
会場では袴田さん、本田竹広ファンクラブ事務局長の尾崎さん、
本田竹広公式HP管理人のMさん、アルタミラピクチャーズの桝井さん(!)と遭遇。桝井さんとは横浜であったホッドロッドカスタムショー以来だか(もちろん渡さんを送る会でも見かけたが)、偶然にもほどがあると思うようなところで遭遇する……。
6月、2001年にミュージック・エア・ネットワークで放送された本田竹広トリオのライブの
再放送あり。
Non Chords『Trating point』、本田竹廣『What's Going on』、それからNANIWA EXPのジッポも購入。
ちなみに
ゴロワーズ。