小生は,au one net(DION)を使っていますが,DIONを携帯電話からのインターネットアクセスの為のISPとして使う場合,SPSだと#9377にかけてからISPとの認証が終わり使えるようになるまでに約30秒かかります。だからそれだけで45円。SPSのデータ伝送速度は9.6kb/sなので,12kbyteのメール10通を最速でPOPできたとして100秒だから150円,さっきの45円と併せて約200円になります。これを1日一回30日やると6000円なので,そういう使い方をするならば,もちろん月払いの二年契約にするべきですね。
でも,その約200円のコストさえ,1年に1度も無いかもしれないし数回有るかもしれないという使い方の場合には,いざとなったらそれをできる状況が確保されているという事だけで価値があります。それは,たとえば次の場合です。会社から業務用携帯電話を支給されている状況ではあるけれども,私用の携帯電話番号と私用携帯メールアドレス(携帯電話端末単体でのインターネットメールアドレスは,xxx@softbank.ne.jpで,ソフトバンク同士なら電話番号宛のショーメールも可能)も持っておきたい。なぜならば,業務用携帯電話は,場合によっては,滅多に無い事だが同僚が使うこともあるから。更に,出先で,ごく稀にではあるが緊急の私用でPC接続してインターネットアクセスが必要になる可能性が1年に1度あるか無いかくらいの確率で存在するけど,そういう場合ですら(だからこそ),会社支給の業務用携帯電話を利用したくない。こういう状況にありますと,SPSでインターネットへのPC接続ができることは,コスト高ではありますが,こういう理由でとても安心です。
かたや,auのプリペイドはどうか。まずはデータ通信ですが,小生は#9377にかけて回線交換接続でISP(au one net)と接続しますが,データ伝送速度が14.4kb/sなので1.5倍高速です。だからSPSよりは少し経済的。小生は既にau one net(DION)アカウントを持っているので,接続料金はau携帯電話側だけ発生します。auプリペイドでは,au one net接続を行った時だけ50秒/20円になります。au one net(DION)以外のISPへ接続する場合には,音声通話料金と同額即ち6秒/10円になります。
ただしauプリペイドの場合には,携帯電話端末単体のインターネットメールアドレスが無いというところがSPSに劣ります。もちろん,au同士なら電話番号宛のショートメールは可能です。
別の観点にも少し触れておく。
(1) SPSは1500MHz帯の電波を使用しているため,800MHz帯の電波を利用するauプリペイドに比べて屋内では理論的に不利。
(2) SPSはPDC方式であり,auプリペイドはcdmaOne方式なので,音声の品質という観点から,auプリペイドの方が聞き取りやすい。
(3) インターネットへのPC接続を行う場合,端末とPCとの間をUSBデータ通信ケーブルで接続することになるが,Bluetooth機能があればワイヤレス接続できる。携帯電話端末を鞄の中に入れたままにして,テーブルの上に出すのはPCだけで済む。東芝の端末の中にはBluetooth機能(DUPプロファイル)を備えた物もあるので,それでプリペイド契約にすれば,とても便利だ。
(4) 端末がBluetoothイアホンマイクとの接続プロファイルを備えていれば,これはまた便利だ。電話機を鞄の中に入れたままで通話もできてしまう。
(5) Bluetooth経由でメモリ電話帳の管理や携帯電話に内蔵のカメラで撮影した画像ファイルの管理もできると更に便利だ。しかし,残念ながら,ソフトバンク(J-PHONEとボーダフォン時代を含めても)向け2G携帯電話端末とau向け携帯電話端末の中に,そこまでまともにBluetoothをサポートしている機種が無い。ちなみに,NOKIAの端末は当たり前のようにBluetoothで何でも管理できる。
でも,その約200円のコストさえ,1年に1度も無いかもしれないし数回有るかもしれないという使い方の場合には,いざとなったらそれをできる状況が確保されているという事だけで価値があります。それは,たとえば次の場合です。会社から業務用携帯電話を支給されている状況ではあるけれども,私用の携帯電話番号と私用携帯メールアドレス(携帯電話端末単体でのインターネットメールアドレスは,xxx@softbank.ne.jpで,ソフトバンク同士なら電話番号宛のショーメールも可能)も持っておきたい。なぜならば,業務用携帯電話は,場合によっては,滅多に無い事だが同僚が使うこともあるから。更に,出先で,ごく稀にではあるが緊急の私用でPC接続してインターネットアクセスが必要になる可能性が1年に1度あるか無いかくらいの確率で存在するけど,そういう場合ですら(だからこそ),会社支給の業務用携帯電話を利用したくない。こういう状況にありますと,SPSでインターネットへのPC接続ができることは,コスト高ではありますが,こういう理由でとても安心です。
かたや,auのプリペイドはどうか。まずはデータ通信ですが,小生は#9377にかけて回線交換接続でISP(au one net)と接続しますが,データ伝送速度が14.4kb/sなので1.5倍高速です。だからSPSよりは少し経済的。小生は既にau one net(DION)アカウントを持っているので,接続料金はau携帯電話側だけ発生します。auプリペイドでは,au one net接続を行った時だけ50秒/20円になります。au one net(DION)以外のISPへ接続する場合には,音声通話料金と同額即ち6秒/10円になります。
ただしauプリペイドの場合には,携帯電話端末単体のインターネットメールアドレスが無いというところがSPSに劣ります。もちろん,au同士なら電話番号宛のショートメールは可能です。
別の観点にも少し触れておく。
(1) SPSは1500MHz帯の電波を使用しているため,800MHz帯の電波を利用するauプリペイドに比べて屋内では理論的に不利。
(2) SPSはPDC方式であり,auプリペイドはcdmaOne方式なので,音声の品質という観点から,auプリペイドの方が聞き取りやすい。
(3) インターネットへのPC接続を行う場合,端末とPCとの間をUSBデータ通信ケーブルで接続することになるが,Bluetooth機能があればワイヤレス接続できる。携帯電話端末を鞄の中に入れたままにして,テーブルの上に出すのはPCだけで済む。東芝の端末の中にはBluetooth機能(DUPプロファイル)を備えた物もあるので,それでプリペイド契約にすれば,とても便利だ。
(4) 端末がBluetoothイアホンマイクとの接続プロファイルを備えていれば,これはまた便利だ。電話機を鞄の中に入れたままで通話もできてしまう。
(5) Bluetooth経由でメモリ電話帳の管理や携帯電話に内蔵のカメラで撮影した画像ファイルの管理もできると更に便利だ。しかし,残念ながら,ソフトバンク(J-PHONEとボーダフォン時代を含めても)向け2G携帯電話端末とau向け携帯電話端末の中に,そこまでまともにBluetoothをサポートしている機種が無い。ちなみに,NOKIAの端末は当たり前のようにBluetoothで何でも管理できる。