文珠川慧久の道楽帳2

turezure naru mama ni

X02HTの予定表をGoogle Calendarと同期させる

2010-05-03 | Weblog
X02HT (HTC社製SoftBank Xシリーズ端末)
Windows Mobile 6.5搭載

X02HTのWindows Mobile OSが提供している予定表(Schedule)をGoogle Calendarと同期させることができます。元情報はここです→ http://google-mania.net/archives/1136

WM6.5にあるActiveSyncを使うのです。サーバに m.google.com を指定して,ユーザ名とパスワードをGoogle Calendarで使っているものを指定してやればOKです。

【注意点】
PCとActiveSyncさせたことがあるとダメなので,そういう場合は,一旦PCとX02HTとを接続した状態でPC側の設定を削除すればOKです。

【感想】
いままでは,半導体やハードウェアが高価だったので,Microsoft Exchange Serverを中心に据えて,事務所ではDesktop型PCにWindowsを,出張先や外出先ではLaptop型PCにWindowsを,移動中は携帯端末にWindows Mobileというビジネスモデルが成り立ったと思います。しかし,半導体やハードウェアが劇的に安くなり,しかもGNU Software ToolsやLinuxなどの高度なフリーソフトウェアの登場しました。それらのリソースを前提にした新しいパラダイムをMicrosoft自身ではなくてGoogoleが提供してくれました。もはやこの勢いは加速こそすれ止まらないでしょう。Windows Mobile OSを搭載したX02HTは,Microsoft Exchange Serverと一切接続せずにその機能をフル活用できちゃうということです。2007年(平成19年)9月21日発売ですが,それからまだ3年も経ってない状態で,こんな劇的な状況変化があったということだと思います。

X02HT (Windows Mobile 6.5)でWiFi tethering

2010-05-03 | Weblog
X02HT (HTC社製SoftBank Xシリーズ端末)
Windows Mobile 6.5搭載

1/ インターネットからWMWifiRouter-International.cabをダウンロードしてきます。 http://www.wmwifirouter.com/

2/ アプリケーションアンロック済で尚且つIntShrUIソフトウェアをインストール済のX02HTへWMWifiRouterをインストールします。

3/ IntShrUIを動作させてインターネット共有状態にしてから,WMWifiRouterを3GネットワークをWiFiで共有する設定で起動します。

※これでX02HTがあたかもPocketWiFiのように無線LANルータになります。Androidの場合はルートをとる必要がありましたが,WindowsMobileの場合には,アプリケーションアンロックするだけでOKなのでとてもお手軽です。

X02HT (Windows Mobile 6.5)でUSB tethering

2010-05-03 | Weblog
X02HT (HTC社製SoftBank Xシリーズ端末)
Windows Mobile 6.5搭載

1/ PC(Vista)側にMicrosoft Windows Mobile Device Centerをインストールしておきます。PC(XP)の場合には,Active Sync 4.5です。
これは,X02HTとPCとをUSBケーブル接続してアプリケーションアンロックを行う為に必要です。

2/ X02HTのアプリケーションアンロックという処置を行う。
X02HTのWM6.5のレジストリをレジストリエディタで数カ所変更。
ググれば情報あり。

3/ SDA_ApplicationUnlock.exeというアプリケーションソフトウェアをインターネットで見つけてきて,PC側で実行する。

※これでアプリケーションアンロックが完了し,署名の無いアプリケーションソフトウェアをX02HTへインストールする事が可能になりました。

4/ IntShrUI (インターネット共有)というアプリケーションソフトウェアをインターネットで見つけてきて,インストールします。CABファイルならばX02HTの中で実行します。ググれば情報あり。

5/ IntShrUIを起動すると,画面左下のソフトボタンに「接続」と表示が出ますので,それを押すことでUSB tetheringとなります。接続先APNはopensoftbankとなります。この接続先APNで使用した通信料金の上限は,パケットし放題Sの上限額である9,334円となります。
   2010年5月1日~ 2010年5月31日
   合計金額9,400円
   通話料 ホワイトプラン0円
   定額料 パケットし放題S 9,334円
   通信料 S!メール(MMS)@0.1円21円
   通信料 アクセスINT@0.2円66円
   通信料 ウェブ@0.1円1円
   通信料 PCダイレクト@0.1円65,508円
   割 引 パケットし放題S 対象通信分-65,530円

上記は,いろいろ実験してみた2010年5月分の情報です。Windows Mobile 端末でインターネット共有(IntShrUI)を利用すると,お手軽に定額パケットデータ通信用アクセスポイントを利用できるようになりますが,9,400 円になります。