文珠川慧久の道楽帳2

turezure naru mama ni

ドコモ T-01A と HT-03A 比較

2010-07-17 | Weblog
【着信音量】
HT-03Aの着信音は,最大に設定しても,屋外では雑踏でもないのに,聞こえない。T-01Aの着信音は,最大に設定しても,屋外では雑踏でもないのに,聞こえない。オーディオドライバを入れると少しは大きくすることができるのだが改善にはならない。

【受話品質】
実際に様々な電波状況下で通話してみて比較をするべきでなので,このセクションは,そのたびに更新しようと思う。
●天気予報音声を聞いてみると
天気予報の音声は,端末によって差が出るので,受話音質を試験するのに使える。T-01Aは,音量を最小にしても最大にしてもいづれにおいても歪んでしまって聞き取れないところが多発する。HT-03AはT-01Aとは全然違っていて,全部ちゃんと聞き取れる。ちなみにNOKIA端末にFOMA SIMを入れたE61とNM706iもHT-03Aと同様に全部聞き取れました。更にソフトバンクSIMを入れた705NK(NOKIA N73)もHT-03Aと同様に全部聞き取れました。T-01Aだけダメ。

【オフフック/オンフック】
電話がかかってきたら通話ボタンを押して通話する。通話が終わったら終話ボタンを押す。これってあたりまえの動きですね。HT-03Aには,物理的に通話ボタン並びに終話ボタンが備わっていますので,あたりまえに使えます。T-01Aには,この種の物理的なボタンがありませんが,液晶の下部に通話と終話の記号が印刷されていてここを押すことになっています。このボタンエリアが指の腹でも押せれば,あたりまえに使えるのでしょうけれども,ボタンエリアをめがけて爪の先端でエイヤと押すかスタイラスペンの先で押してやらねばなりませんから,およそ電話端末とは呼べないのではないかと思います。T-01Aでもっと困る事があります。それは,メモリ電話帳から電話をかける場合,通話ボタンと終話ボタンの位置が同じことです。通話中は,終話というボタンになります。たとえば,電話帳を一行間違えて通話ボタンを押しちゃったときは,あわてて終話ボタンを押すわけですが,処理速度が遅くてなかなか終話にならないため,も一度終話ボタンを押しちゃいますよね。すると少しして通話になっちゃうわけです。なので,切らなくちゃと考えてあわてて,また終話ボタンを押すわけです。すると通話になっちゃうわけです。もう,どうなってんだこれ,てなイライラで大不都合があるわけです。通話ボタンと終話ボタンとが同じ位置にあり,現在のモードによってボタンの表示が通話になったり終話になったりする,これは,基本設計のまずさが露呈している代表例みたいなもんです。だからWindows Mobileフォンは,電話として使いづらいのです。

【SPモード】(2010-12-05追記)
 ドコモショップにてSPモードを契約しようと,HT-03Aなのですがと言うと,できないとの返事がありました。moperaUスタンダード契約のときには,moperaのメールアドレスが利用できなくなるというだけで,その他の技術的制約は無いので,想像するにショップにより対応が異なるのではないかと思われますな。ドコモが,SPモード用docomoドメインメール専用アプリをHT-03Aで動作しないように作っているので,HT-03AではSPモードが使えないと,ばっさり切り捨てているわけですな。
 ドコモショップにてSPモードを契約しようと,T-01Aなのですがと言うと,はい,できますとの返事がありました。ただし,Windows Mobile 6にアップデート済みであることが必要で,尚且つmoperaUスタンダード契約のときには,moperaのメールアドレスが利用できなくなりますのでご注意くださいと説明がありました。そして@docomo.ne.jpのアドレスがご利用できますとの説明が続きました。
 では,T-01AのWindows Mobile 6環境とSPモードメールアプリとの組み合わせでの使い勝手はと言いますと,これが駄目駄目駄目駄目でした。SPモードメールアプリの操作性は,XPERIAで使ってみましたがほとんどAndroid端末用のものと同じですが,Windows Mobile 6の通信環境の操作系とのユーザインタフェース連携の仕様のせいで,よくもまぁここまで使いづらくしてしまうことができるものかとあきれてしまいました。