EchoLinkは,アマチュア無線局を開局している人専用のアプリケーションです。EchoLinkは,Skypeのように,サーバ認証して動作します。サーバ認証の為にユーザIDとパスワードが必要です。ユーザIDは,アマチュア無線局のコールサインでなけれなりません。EchoLinkアプリ並びにそのサーバを提供しているアマチュア無線局とそのチームがあり,コールサインの登録を行い認証してもらってはじめて利用可能になります。EchoLinkのホームページでコールサインとパスワードの登録を行い(ここまでの手順はSkypeなどと同様),自分のアマチュア無線局免許証のスキャンをJPEGファイルで送ると認証(24時間以内にしてくれるそうです,実際そのとおりでした)されます。
なぜアマチュア無線局免許が必要かと言うと,パソコン利用者から見るとSkypeと似て見えるのですが,パソコンのマイクとスピーカーをアマチュア無線用のトランシーバーに接続する事も想定しているからです。たとえば,周波数7136kHzに合わせたアマチュア無線機とEchoLinkの稼働しているパソコンとを接続してきちんと調整した装置が稼働(EchoLink Conference *1-NIPPON*)しているとします,パソコンでEchoLinkを使っているユーザが「EchoLink Conference *1-NIPPON*」に接続しますと7136kHzが聞こえるわけです。そこでパソコンでEchoLinkを使っているユーザが声を送り出しますと,7136kHzで声が送信されるわけです。だからアマチュア無線局免許が必要なのです。
EchoLinkでの通話は,ケータイ電話やSkypeなどとは違っていて半二重です。すなわち双方が交互に話します。「甲:J△1▽▽▽,こちらはJ◯1□□□,◯×△#です,どうぞ。」「無音・・・」「乙:J◯1□□□,こちらはJ△1▽▽▽,了解しまた。」といった塩梅です。
EchoLinkをiPhoneに入れてみました。3G経由で快適に日本全国のアマチュア無線局(EchoLinkの人もいたし移動局の人もいました)との交信(QSO)を行う事ができました。また,試しに1Mbps契約のケーブモデム接続WiFi環境で2名PC利用者が居る状態でも快適にQSOできました。
また,海外はどうかと思い,英語圏のConferenceに接続してみましたが,たまたまなのだろうと思われますが,QSOを聞く事は未だできていません。しかし,うっかりスペインのConferenceに接続してしまったとき,呼ばれてしまい,大慌てしました。黙って切断するのも失礼だろうと思ったので,申し訳なかったのですけれど,英語でいいですかと英語で聞いてみたのですがスペイン語しか返って来なかった(当然ですよね)ので,ごめんなさいと念じて抜けさせていただきました。ですので,と言うのもおかしいですが,海外のアマチュア無線局の方々とのQSOができるんだなぁ~と妙に感心してしまいました(Hi)。
ベランダへのアンテナ設置に家族の反対があったり,隣近所の電化製品の全てのノイズトラブルの原因として疑われるリスクを犯してまではちょっと,とか,諸般の事情があっても,パソコンに向かって呟くだけ,それならば家族の理解を簡単に得られるのではないでしょうか。
自宅ではパソコンでEchoLink,外ではiPhoneでEchoLink,旅行(出張も?)の時にはハンディ無線機も持って行き,普段EchoLinkの有線経由だけどその時はアマチュア無線機でRFでQSO,という楽しみ方のスタイルができますね。自宅から定常的にQSOできますと,ハム仲間が広がっていくと思います。ハム仲間のお住まい(QTH)のご近所へ行く機会があって,都合が合えば,アマチュア無線機でRFでQSOを試してみるという楽しみもあるでしょう。そして実際にお会いしてお話をするという機会があるかもしれません。更に,場合によっては,ご自慢の無線局(シャック)を見学させていただくなんていうこともあるかもしれません。なによりも,そのようにして,アマチュア無線という共通の趣味を介して,友達ができるというのが魅力だと思います。
補足:
EchoLinkは,いわゆるVoice over IP (VoIP)という技術の応用ですから,上記と似た様な事のできるシステムがあります。Googleで検索してみますと,たとえば他にも eQSO とか WiRES というシステムがありました。それぞれ特徴があるようです。
EchoLinkのMac OSX用というのを見つけたのでMacbook Proにインストールしました。起動するのですがボタンを押すと終了しちゃうので使えませんでした。そこで,Macbook ProにVMWareをインストールし,Windows XPアプリとしてEchoLinkをMacで利用しています。EchoLinkアプリの設定でバッファ量を増やしてありますが,たまに動きが重たくなる事があり,交信に若干の影響が出ます。おおらかな気持ちならば使えるレベルです。
Windows Vista (core duo cpu) OSネイティブのパソコンにもEchoLinkをインストールしてみました。こちらは今のところ何も問題ありません。
EchoLinkアプリのパソコン利用の場合,ルーター環境のときには,IPアドレスを固定にしなければならないとか,UDPポート5198と5199,TCPポート5200を通過させなければならないなど情報が得られました。小生の場合,IPアドレスは動的割り当てのままだしポートについても何もせず,使えています。そのうち何か不都合が生じたら悩む事にしようと思っています。
なぜアマチュア無線局免許が必要かと言うと,パソコン利用者から見るとSkypeと似て見えるのですが,パソコンのマイクとスピーカーをアマチュア無線用のトランシーバーに接続する事も想定しているからです。たとえば,周波数7136kHzに合わせたアマチュア無線機とEchoLinkの稼働しているパソコンとを接続してきちんと調整した装置が稼働(EchoLink Conference *1-NIPPON*)しているとします,パソコンでEchoLinkを使っているユーザが「EchoLink Conference *1-NIPPON*」に接続しますと7136kHzが聞こえるわけです。そこでパソコンでEchoLinkを使っているユーザが声を送り出しますと,7136kHzで声が送信されるわけです。だからアマチュア無線局免許が必要なのです。
EchoLinkでの通話は,ケータイ電話やSkypeなどとは違っていて半二重です。すなわち双方が交互に話します。「甲:J△1▽▽▽,こちらはJ◯1□□□,◯×△#です,どうぞ。」「無音・・・」「乙:J◯1□□□,こちらはJ△1▽▽▽,了解しまた。」といった塩梅です。
EchoLinkをiPhoneに入れてみました。3G経由で快適に日本全国のアマチュア無線局(EchoLinkの人もいたし移動局の人もいました)との交信(QSO)を行う事ができました。また,試しに1Mbps契約のケーブモデム接続WiFi環境で2名PC利用者が居る状態でも快適にQSOできました。
また,海外はどうかと思い,英語圏のConferenceに接続してみましたが,たまたまなのだろうと思われますが,QSOを聞く事は未だできていません。しかし,うっかりスペインのConferenceに接続してしまったとき,呼ばれてしまい,大慌てしました。黙って切断するのも失礼だろうと思ったので,申し訳なかったのですけれど,英語でいいですかと英語で聞いてみたのですがスペイン語しか返って来なかった(当然ですよね)ので,ごめんなさいと念じて抜けさせていただきました。ですので,と言うのもおかしいですが,海外のアマチュア無線局の方々とのQSOができるんだなぁ~と妙に感心してしまいました(Hi)。
ベランダへのアンテナ設置に家族の反対があったり,隣近所の電化製品の全てのノイズトラブルの原因として疑われるリスクを犯してまではちょっと,とか,諸般の事情があっても,パソコンに向かって呟くだけ,それならば家族の理解を簡単に得られるのではないでしょうか。
自宅ではパソコンでEchoLink,外ではiPhoneでEchoLink,旅行(出張も?)の時にはハンディ無線機も持って行き,普段EchoLinkの有線経由だけどその時はアマチュア無線機でRFでQSO,という楽しみ方のスタイルができますね。自宅から定常的にQSOできますと,ハム仲間が広がっていくと思います。ハム仲間のお住まい(QTH)のご近所へ行く機会があって,都合が合えば,アマチュア無線機でRFでQSOを試してみるという楽しみもあるでしょう。そして実際にお会いしてお話をするという機会があるかもしれません。更に,場合によっては,ご自慢の無線局(シャック)を見学させていただくなんていうこともあるかもしれません。なによりも,そのようにして,アマチュア無線という共通の趣味を介して,友達ができるというのが魅力だと思います。
補足:
EchoLinkは,いわゆるVoice over IP (VoIP)という技術の応用ですから,上記と似た様な事のできるシステムがあります。Googleで検索してみますと,たとえば他にも eQSO とか WiRES というシステムがありました。それぞれ特徴があるようです。
EchoLinkのMac OSX用というのを見つけたのでMacbook Proにインストールしました。起動するのですがボタンを押すと終了しちゃうので使えませんでした。そこで,Macbook ProにVMWareをインストールし,Windows XPアプリとしてEchoLinkをMacで利用しています。EchoLinkアプリの設定でバッファ量を増やしてありますが,たまに動きが重たくなる事があり,交信に若干の影響が出ます。おおらかな気持ちならば使えるレベルです。
Windows Vista (core duo cpu) OSネイティブのパソコンにもEchoLinkをインストールしてみました。こちらは今のところ何も問題ありません。
EchoLinkアプリのパソコン利用の場合,ルーター環境のときには,IPアドレスを固定にしなければならないとか,UDPポート5198と5199,TCPポート5200を通過させなければならないなど情報が得られました。小生の場合,IPアドレスは動的割り当てのままだしポートについても何もせず,使えています。そのうち何か不都合が生じたら悩む事にしようと思っています。