文珠川慧久の道楽帳2

turezure naru mama ni

MacBook Pro (13-inch, Mid 2010)をメモリ8GB/SSD 250GBにしました

2018-03-21 | Macintosh
2010年に購入したMacBook Pro (13-inch, Mid 2010)は,340 GBのHDDと4 GBのメインメモリーを搭載しており,Mac OSXのバージョンはSnow Leopardでした。デジカメ写真が増えて割とすぐに容量が足りなくなったのでHDDを750 GBの物に入れ替えました。その後OS及びアプリがバージョンアップしていくにつれて,どんどん応答速度が遅くなっていきましたので,このMacBook Pro を家族に譲り小生はWindowsのノートPCへ乗り換えました。しばらく家族が便利に使って参りましたが,数週間前頃から,レインボーサークルが回ったまま応答が返ってくるのにものすごく時間がかかるようになったとか,起動のプログレスバーが最後まで行くのに数10分もかかるようになったと相談を受けるようになり,つい最近になって,我慢できないということで,MacBook Proを利用していたその家族は,自分専用にとMacBook Airを新調いたしました。そういうわけで,再び小生の手元にMacBook Proが戻ってまいりました。

どういう症状なのか,手元で様子を診たところ,どうやらHDDのクラッシュです。MacBook ProからHDDを抜き出して外部HDDとして別のMacintoshに接続して,ディスクユーティリティで診てみますと,物理的には動作している模様で論理的クラッシュのようでした。First Aidを何度かかけると問題が無いという状態となり,ユーザーデータを吸い出すこともできました。

もう8年程前のパソコンですが,未だ外観は綺麗ですしキーボードもヘタってませんし,リチウムイオン電池の充放電回数だって未だ140回程度のMacBook Proなので,このまま放置するのは勿体無いので,HDDをSDDにしてメインメモリーを増やしてみることにいたしました。アマゾンで下記の部品を買いました。

(1)WD SSD 内蔵SSD 2.5インチ 250GB
   WD 3D Blue SATA3.0 6G / 3年保証 / WDS250G2B0A
   ¥9,700
   https://www.amazon.co.jp/gp/product/B073SB2MXW/ref=oh_aui_detailpage_o02_s00?ie=UTF8&psc=1
   安心の国内3年保証 国産64層3D NAND使用
   Sequential Read: 550 MB/s
   Sequential Write: 525 MB/s
   Random Read: 95 k IOPS
   Random Write: 81 k IOPS

(2)Komputerbay MACMEMORY 8GB (2x 4GB)
   DDR3 PC3-8500 1066MHz SODIMM 204-Pin
   アップルコンピュータのためのノートパソコンのメモリ
   ¥7,500
   https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00LHYO7SY/ref=oh_aui_detailpage_o02_s00?ie=UTF8&psc=1

購入したSDDとメインメモリを取り付けた後,MacBook Pro (13-inch, Mid 2010) に付属していたMac OSX (Snow Leopard)のDVD-ROMを使ってとりあえずSnow Leopardをインストールしたのですが,他の新しいMacintoshたちのMacOSXがSnow LeopardではなくてEl Capitanになってますので,操作性がちょっと違って面倒臭いのと,アプリが動かないのでそれもまた難です。

というわけでSnow LeopardからEl Capitanへアップする方法をGoogle先生に聞いて調べたところ,下記のサイト
https://support.apple.com/ja-jp/HT206886
に,「お使いの Mac が High Sierra に対応していない場合や,Snow Leopard または Lion を使っていて High Sierra にアップグレードしたい場合は,以下の手順を実行してください。」というのが見つかり,Snow Leopard環境でも下記からEl Capitanをダウンロードインストールできることがわかりました。
https://itunes.apple.com/app/os-x-el-capitan/id1147835434?mt=12

El Capitanインストーラは6GB以上あるので,1 Mbpsという遅い我が家の常時接続インターネット環境では20時間程かかりましたが,ダウンロードが完了すると自動的にインストーラーが起動するので,そのまま画面の指示に従って,次へ進めていき無事El Capitanのインストールが完了いたしました。

期待していた通り動作が速くなりました。これならこのMacBook Proは,メール,Safari,iTunes,写真,辞書,Pages,Numbers,Keynote,Microsoft Word/ Excel/ PowerPointなどを使って,まだあと5年くらいは快適に使えそうです。

自宅インターネット接続環境の見直し HUAWEI LTE cube E5180 As-22

2018-03-21 | WiFiインフラストラクチャモード
いま利用しているのがJ:COMのケーブルテレビ及びネットサービスです。これの見直しの一環で,イーサネットストレートケーブルと取扱説明書が欠品で箱開封済みアウトレット品扱いでイオシスが税込3,980円で販売していた HUAWEI LTE cube E5180As-22 に目をつけました。

現在小生が利用しているJ:COMのサービスは次の通りです:
★J:COMネット利用料(実測値:pingが23 ms上限容量制限なし下り1 Mbit/s上り0.5 Mbit/s):税込3,218円
★J:COMテレビ利用料(アナログ地上波が対象であり当初無料でしたがJ:COMにケーブルが移管されてから有料;現在は地上波放送及びJ:COMチャネルを配信):税込720円
☆ちなみに我が家はNHK BS(受信料年払)及びWOWO(視聴料2484円/月)をパラボラアンテにて受信。
J:COMテレビ利用料については、アナログからデジタルになったのを機に、ケーブルによる受信をやめて外部アンテナで直接受信できるかどうか今後点検してみる予定ですが、その前に、J:COMネット利用料の方をどうするか見通しを立てておこうということが今回の「自宅インターネット接続環境の見直し」であります。

J:COMインターネット契約の速度を,例えば,12 Mbit/s程度の契約にするとか,光ファイバー契約にグレードアップしますと,ネットとテレビで6,000円/月程度に料金が上がってしまいます。この状況は,J:COMからau光とかNTTフレッツなど他のプロバイダに変えたとしても似たり寄ったりの月額料金になるだろうこと調査済みです。

「HUAWEI LTE cube E5180 (型番:E5180As-22)」はLTE対応です。SIMフリーなので格安のデータ通信専用SIM契約で運用可能です。よくある無線ルーターの最大接続台数は,8台とか16台程度というのが比較的多いのですが,HUAWEI LTE cube E5180の最大接続台数は32台と比較的多めです。比較的接続台数が多くて,キューブという本体の形状が持ち運びにも比較的好都合であり,AC電源専用なので,無線LANサービスのない会議室へ持ち込んで出席者に会議中のインターネット接続環境を提供するといったユースケースも想定されているようなので,自宅に既にあるWiFi接続機器及び自宅を訪問しているお客様のWiFi接続を全部で32台同時にインターネット接続させることができるわけです。我が家のWiFiへのアクセスを受け入れるほど親しいお客様の訪問を含めると,全部で16台を超えてしまうことがありそうですが,たぶん32台を超えることは無さそうです。

HUAWEI LTE cube E5180はWiFi無線ルーターですがリチウムイオン電池で動作するのではなくてAC電源専用(12VのACアダプタです)の無線ルーターです。もちろんリチウムイオン電池搭載のモバイルルーターに充電器を何年も繋ぎっぱなしにして自宅で固定利用するなんてことは、出火の危険性が心配で到底できません。かと言って電池を取り外して充電器を繋ぎっぱなしにすることは,使用方法としては想定していないでしょうから機器の故障ひいては発火の危険性が心配で到底できません。なので自宅で固定利用する際AC電源専用という機器は安心材料です。

HUAWEI LTE cube E5180にIIJmioのデータ通信専用SIMを挿して、自宅のインターネット接続環境として利用するランニングコストを試算してみました。ただしIIJmioにはいくつかの制約事項があります。(1)毎月の上限容量を超えると通信速度が最大でも200 kbit/sに制限されます。(2)3日あたり366MBを超えると通信速度が最大でも200 kbit/sに制限されます。ファミリーシェアープランは毎月の上限容量が12GB/月(但し2018年03月31日までは10GB/月であり2018年04月01日から12GB/月になります)その月額料金は2,774円/月(但しSIMを3枚利用している状況で8%の消費税込みです)。

HUAWEI LTE cube E5180にIIJmioのデータ通信専用SIMを挿して,自宅でスピードテストしたところ,pingが120 ms程度で上り37 Mbit/s下り18 Mbit/s程度のデータ転送速度がでています。ということは,毎月12GBまでならば「J:COMネット」よりも「IIJmio+E5180」の方が444円安くて37倍も高速だということが判明しました。

HUAWEI LTE cube E5180の前面にはLTE接続インジケータとWiFiインジケータがあり,背面にはイーサネットコンセント(イーサネットストレートケーブルでPCと接続できます)とDC入力があり、側面には外部アンテナコンセントがあり、底面にはmicroSIM挿入口があります。


工場出荷時及びリセット後のSSID,WiFiキー,User (管理者ID)及びPassword (管理者パスワード)は、底面に記されています。HUAWEI LTE cube E5180の詳細設定は、スマホやPCでHUAWEI LTE cube E5180の管理画面へhttpプロトコルで接続することで可能となります。まず、スマホ又はPCでWiFiをONにして,当該HUAWEI LTE cube E5180のSSIDを選択してWiFiキーを入力することでWiFi接続します。次にスマホ又はPCでブラウザを起動して 192.168.8.1 に接続しますと管理画面が現れます。管理画面の「設定」をクリックするとログインダイヤログが現れてユーザー名及びパスワードの入力を催促されますのでHUAWEI LTE cube E5180の底面に記されているUserとPasswordを入力してログインボタンをクリックします。管理画面が利用可能になりますので「プロファイル設定の構成」機能を使って,デフォルトのプロファイル名,ユーザー名,パスワード,IPタイプ及びAPNを設定します。

  プロファイル名:IIJmio
  ユーザー名:mio@iij
  パスワード:iij
  IPタイプ:IPv4&IPv6
  APN:静的にチェックして iijmio.jp を設定する。

上記のプロファイルがデフォルトとして保存されると以降HUAWEI LTE cube E5180がIIJmioのSIM契約をもとに自動でドコモのLTEモバイル通信網に接続します。
管理画面のホームのIPアドレスは,192.168.8.1 です。現在の接続(受信済み/送信済み,接続時間,自分の番号)及びWLANステータス(WLANステータス,現在のWLANユーザー)が表示されます。但し,自分の番号(SIMの電話番号)は,管理画面にログインした状態でだけ表示されログアウト状態では不明と表示されます。また,管理画面は数分で自動的にログアウトされます。管理画面にはホームの他に「統計/更新/設定」用画面があります。更新画面では,E5180のファームウェアアップグレードの有無をチェックします,小生が入手したE5180では最新ファームウェアがありますと表示されたのでアップグレードしました。

オンラインマニュアル
http://baycom.jp/customer/support/manual/connect/set/lte/e5180.html

直接的関連は無いけどWiFiインフラストラクチャモード関連ということでご参考ブログ
データ通信SIM搭載USBドングルをDCR-G54/UでWiFiホットスポット化

ご参考
ソフトバンクが家庭用Wi-Fiと銘打ってSoftBank Air(ソフトバンクエアー)を販売しています。おうちのWi-Fi スマホもパソコンもゲームも使い放題 カンタン 工事不要 自宅に置くだけと言ってます。
https://www.softbank.jp/ybb/air/
月額料金は4,800円

データ通信SIM搭載USBドングルをDCR-G54/UでWiFiホットスポット化

2018-03-21 | WiFiインフラストラクチャモード
【2018-03-21】USB通信ドングルの写真を追加

【2015-02-03】追記

ウィルコムのPHSデータ通信用USBドングルNS001Uの契約が満了(2年)したので解約しなければならない時期となったため、ヤフーオークションで、LTE/3Gデータ通信用USBドングルdocomo L-02Cを入手した。ちなみに、2014年頃、東京なら秋葉原、大阪なら日本橋にある中古携帯販売のイオシスがを山盛りにしてたたき売っていた時期もある。アイ・オー・データ機器社製のDCR-G54/UからN001Uを抜いてIIJmioのデータ通信SIMを入れたL-02Cに交換した。


【2012-01-03 初版】

たとえば、キャリアロックでないiPhone4S(iOS5)にクロッシィ(Xi)契約のUIM(いわゆるSIM)を入れてやれば、iPhone4SがWiFiインフラストラクチャーモードで無線LANのアクセスポイントになるので、他のPCやAndroid端末やゲーム機をiPhone4S経由でインターネット接続できる。こないだ購入したNEC LifeNote TouchのWiFiモデルは、Android OS 2.2なので、アドホックモードの無線LANアクセスポイントには接続できないが、インフラストラクチャーモードになるiPhone4Sへならば無線LAN接続できる。だから基本的にはそれで万事OK、no problemである。その結果、WILLCOMのつなぎ放題プラン(980円/月)で契約しているNS001Uが余ってしまう。素直に解約して、契約が満了するまで毎月980円を払い続けるのがベストである。しかし、それでは全く苦労が無くておかしくもない。

そこで、わざわざお金をかけて、NS001Uを活用する方法を考えてそれを実験することにした。それで見つけ出したガジェットがアイオーデータ機器社の製品 DCR-G54/U である。この製品は、いわゆる無線LANルーターである。できることは、次の絵の通りである。



パソコンのUSB端子に挿入して使用することを想定されている、いわゆるUSBドングルタイプのデータ通信アダプタが提供する通信能力を、WiFi無線LAN並びに10BASE-T LANに変換してくれるのである。ACアダプタが付属しているので、家庭用100Vで稼働させることができるのはもちろん、本体DC入力端子へ12Vを供給すれば動作するので、外部電池という手もある。実際にアイオーデータ機器社は、DCR-G54/U用に外部電池ボックスを商品化している。

DCR-G54/Uが認識するUSBドングルは限定されており、なんでもOKということではない。NS001UはOKである。サポート状況は、DCR-G54/Uの外箱にリストされているし、アイオーデータ社のホームページで見る事ができる。WILLCOM W007SH はリストに掲載されていなかったが、ためしにUSBケーブルでDCR-G54/Uへ接続してみたところやはり使えなかった。

DCR-G54/Uに接続したNS001Uの通信接続先の設定方法は、一般の無線ルーターと同じ要領である。とりあえずDCR-G54/UとPCとのWiFi接続を確立したのち、PC側のブラウザで 192.168.0.1/index.htm へアクセスすると次に示す管理画面が現れる。ここで、ダイヤルアップ先の電話番号、ユーザID、パスワードの情報を設定するのである。