アマゾンで2本入りのスペアチューブを購入したところ、1本に品質不良がありました。返品手続きができるのですが、面倒くさいですし、パンク修理の練習も兼ねて自分で修理してそのまま使ってみることにしました。要するに写真6の状態のところにパンク修理用のパッチをゴムのりで圧着して写真1のようにして保管しておいて使ってみようという趣向です。
<写真1>
<写真2>
Panaracer仏式バルブサイクルチューブ(60mm)
税込1,760円
品番:OTW700-25LLF-NP-2
リム形式:W/O
サイズ範囲:700x23~26C/27x1
バルブ:仏式 60mm
異物混入という品質不良でした。除去しても済まない異物でした。異物の正体はメーカーでないと解析できないと思いますが、小生は、バルブ切削片ではなかろうかと想像しています。あるいはチューブ組み立て装置側由来の金属片かもしれません。
<写真3>
いずれにせよ、数ミリ程度の三日月形で両端が鋭い金属片がバルブから4cm程度離れたチューブ表面に食い込んでました。下の写真に黄色いハートマークで金属片が食い込んでいた箇所を示しました。黒い矢印で指し示しておきました。
<写真4>
この金属片を取り除くと、チューブ表面にはその痕跡が凹みとなって残りました。
<写真5>
この金属片の存在に気付かずに使った場合には、おそらくチューブ交換直後は正常に振る舞うだろうと思われます。しかし実走すると比較的短時間のうちに金属片の食い込んでいた箇所が小さい穴に成長していわゆるスローパンクの症状を呈するのではなかろうかと思います。今回のように金属片に気づいて、金属片を除去してそのまま使った場合は、除去せずに使ったときよりも長く使用に耐える可能性はあろうかと思いますが、それでも、異物混入の無い正しい品質のチューブと比べると極めて短時間のうちに、金属片の食い込んでいた箇所が小さい穴に成長していわゆるスローパンクの症状を呈するのではなかろうかと思います。
以下はスローパンク発生までの想像メカニズムです。金属片が食い込んでいたことで生じた凹みは、チューブにピンポイントで薄い個所を生み出してしまうんだろうと思います。このピンポイントはチューブ内側からタイヤ内側に対して100PSIの気圧で押し付けられて、実走の衝撃が伝わることになります。
<写真6>
実走による衝撃で100PSIの気圧が変調されてチューブを揺さぶり続けると、やがて、弱い部分が薄皮一枚みたいな状態になり、極めて微小のピンホールのような穴があいてしまい、チューブのこのぶぶんへの応力が集中しはじめるんだろうと思います。
<写真7>
やがて傷口が広がって穴になり、プシュ~ということでパンクに至るんだろうと思います。
<写真8>
<写真1>
<写真2>
Panaracer仏式バルブサイクルチューブ(60mm)
税込1,760円
品番:OTW700-25LLF-NP-2
リム形式:W/O
サイズ範囲:700x23~26C/27x1
バルブ:仏式 60mm
異物混入という品質不良でした。除去しても済まない異物でした。異物の正体はメーカーでないと解析できないと思いますが、小生は、バルブ切削片ではなかろうかと想像しています。あるいはチューブ組み立て装置側由来の金属片かもしれません。
<写真3>
いずれにせよ、数ミリ程度の三日月形で両端が鋭い金属片がバルブから4cm程度離れたチューブ表面に食い込んでました。下の写真に黄色いハートマークで金属片が食い込んでいた箇所を示しました。黒い矢印で指し示しておきました。
<写真4>
この金属片を取り除くと、チューブ表面にはその痕跡が凹みとなって残りました。
<写真5>
この金属片の存在に気付かずに使った場合には、おそらくチューブ交換直後は正常に振る舞うだろうと思われます。しかし実走すると比較的短時間のうちに金属片の食い込んでいた箇所が小さい穴に成長していわゆるスローパンクの症状を呈するのではなかろうかと思います。今回のように金属片に気づいて、金属片を除去してそのまま使った場合は、除去せずに使ったときよりも長く使用に耐える可能性はあろうかと思いますが、それでも、異物混入の無い正しい品質のチューブと比べると極めて短時間のうちに、金属片の食い込んでいた箇所が小さい穴に成長していわゆるスローパンクの症状を呈するのではなかろうかと思います。
以下はスローパンク発生までの想像メカニズムです。金属片が食い込んでいたことで生じた凹みは、チューブにピンポイントで薄い個所を生み出してしまうんだろうと思います。このピンポイントはチューブ内側からタイヤ内側に対して100PSIの気圧で押し付けられて、実走の衝撃が伝わることになります。
<写真6>
実走による衝撃で100PSIの気圧が変調されてチューブを揺さぶり続けると、やがて、弱い部分が薄皮一枚みたいな状態になり、極めて微小のピンホールのような穴があいてしまい、チューブのこのぶぶんへの応力が集中しはじめるんだろうと思います。
<写真7>
やがて傷口が広がって穴になり、プシュ~ということでパンクに至るんだろうと思います。
<写真8>