このブログを記しているのは2011年12月である。いま小生の手元には、端末購入サポートで契約したグーグルフォン(HT-03A)がある。まだ2,400円の支払いが残っているのであるが、先週、アメリカ合衆国・カリフォルニア州・サンフランシスコ市・マーケットストリートにあるアップルストアの店舗を訪問する機会に恵まれ、アンロック版iPhone4Sを入手することができたので、端末サポート返済完了を待たず、他社製品持ち込み扱いにより、クロッシィ契約への変更に踏み切った。
料金プランの変更は次のとおり。
変更前:
(1) FOMAカードDN02(緑色)
(2) 料金プラン:タイプシンプルバリュー(FOMA)
(3) 割引サービス:パケホーダイダブル/シンプル
(4) オプションサービス:mopera U(Uライトプラン)
変更後:
(1) Xiカード mini UIM(AX04m白地に赤)
(2) 料金プラン:タイプXiにねん
(3) 割引サービス:Xiパケ・ホーダイフラット
(4) オプションサービス:mopera Uスタンダードプラン
FOMAからXiへの契約事務手数料が2,000円かかり、HT-03Aの端末購入サポート残金2,400円がかかり、消費税を加えて4,620円の費用が発生した。タイプシンプルバリューの解約金は発生しない。また、小生の場合はFOMAのUIM (いわゆるSIM)を今まで一度も新しくしていないので、mini UIMへの変更は無料だった。
なお、Xiパケ・ホーダイフラットはキャンペーンなので、2012年3月利用分まで4,410円で提供される。2012年4月利用分からは5,980となる。SPモードとは違い、テザリングなどの利用方法にかかわらず同一の定額料で利用してよいとドコモがウェブサイトで書いている。
2012年9月30日までデータ使用量制限は無いが、2012年10月1日以降当月利用のデータ量が7 GBを超えた場合に当月末まで送受信時の最大通信速度が128 kbpsに制限されることになっている。7 GB超過後2 GBごとに2,625円の追加料金で受信時最大37.5 Mbps送信時最大12.5 Mbpsで利用できるオプションが提供される予定である。
小生の場合は、いろいろ最初のうちはいじくりまわす予定なので2012年3月利用分までXiパケ・ホーダイフラットでよい判断した。ちなみに、Xiパケ・ホーダイには、フラットとダブル、二種類あり、月単位で変更可能である。2012年3月のできるだけ早い時期に、4月1日以降の利用計画を予想して使いこなしていけばよいだろう 。
mopera Uには、スタンダードプランとライトプランがある。スタンダードプランの場合には、@mopera.netのメールアドレスが利用可能で、そのメール到着をサイドバンドSMS通知(Open Mobile Alliance [OMA] E-mail Notification [EMN])処理機能を備えているFOMA M1000あるいはドコモブランドの一部Windows Mobile端末であれば、@mopera.netメールを疑似ではない本当のプッシュメールとして利用できる。
サイドバンドSMS技術は、俗にSMSトリガーと言われている場合もある。更に、Mobile OPEration Radio Assistantの略称がmoperaである。
参考文献:http://www.ntt.co.jp/journal/0601/files/jn200601038.html
マイクロソフトExchange方式やインターネット標準Internet Message Access Protocol version 4 (IMAP4)方式とは異なり、SMSサイドバンド方式はMMS方式と同様に、電池を食わない仕組みである。マイクロソフトExchange方式や標準IMAP4方式では、端末とメールサーバとの接続を維持するので、端末のデータ通信機能を節電状態でスタンバイさせておくため微小であるが電池を食わざるを得ない。これに対し、SMSサイドバンド方式とMMS方式の場合には、端末のデータ通信機能を完全にOFFして、もしもしはいはいの電話機能だけで待っていることができる。なぜならば、SMSはデータ通信ではなくてもしもしはいはいの電話機能の一部だからである。メールサーバにメールが来たことをSMSで端末へ通知する。このSMSは、普通のテキストメッセージではなく、特別のSMSである。この特別なSMSを受け取ってから、端末はデータ通信機能をONにしてメールサーバへ接続しメールをダウンロードし、再び端末のデータ通信機能を完全にOFFにすることができる。だから電池を食わない。ちなみに、ブラックベリーメールは、SMSサイドバンドにもMMSにも互換性の無い独自仕様であるが、基本的には同じ様な仕組みなので電池を食わない。世の中の主流は、MMSでありSMSサイドバンド方式を採用している端末は極めて少ない。
iPhone4Sには、SMSサイドバンド処理機能は無いようである。否あるかもしれないが、少なくともドコモ仕様には対応していないことが次の方法で確認できた。それは、SIMアダプタを用い、今回入手したmini UIMをFOMA M1000に入れてwww.mopera.netにてメール自動受信をONにして、FOMA M1000においてmopera.netmメールの自動受信を確認した後、そのmini UIMをiPhone4Sへ戻すという方法である。mopera.netへメールを送信しても、iPhone4Sは、うんともすんとも言わなかった。
仕方がないので、moperaメール自動受信をあきらめて、メール着信通知機能を利用することにした。moperaメールサーバへメール着信があると、それを登録してある電話番号へテキストSMSで送ってくるという機能である。着信メール通知の為のSMSは一通毎に3円程で有料である。SMSだから受信は無料。SMSだから海外出張中でも受信は無料。SMS通知を受けたら、自分でiPhone4Sのメーラーを起動するのである。iPhone4Sのメーラーは、起動されたとき、活性化しているメールアカウントの受信を自動的に行うので、結果的にプッシュメールのようになるし、疑似でない本当のプッシュメール同様に電池の消費が抑えられる。あたかもJ-PHONE(後のVodafone、その後のSoftBank)のMMSを手動受信に設定したのと同じことになる。(SoftBankのiPhoneでは、i.softbank.jpがまさにこの着信メール通知になるので、ここに記した事と同様の事が可能である。)
小生は、iPhone4SのメインメールアドレスにGmailを使うことにしたので、当該Gmailアカウントにメール転送の設定を行った。転送先はmopera.netである。iPhone4Sの「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」→「データの取得方法」はオフ→「プッシュ」はオフ→「フェッチ」は手動→「詳細」は全て手動に設定。
さて、以上ご紹介してきた内容は、iPhone4Sだけに適用可能な知識ではない。広くドコモブランドでないSIMフリーのスマートフォンへ適用可能である。たとえば、Sony Ericsson Xperia Mini ST15やMini Pro、Xperia Active ST17などへも適用できると思われる。
料金プランの変更は次のとおり。
変更前:
(1) FOMAカードDN02(緑色)
(2) 料金プラン:タイプシンプルバリュー(FOMA)
(3) 割引サービス:パケホーダイダブル/シンプル
(4) オプションサービス:mopera U(Uライトプラン)
変更後:
(1) Xiカード mini UIM(AX04m白地に赤)
(2) 料金プラン:タイプXiにねん
(3) 割引サービス:Xiパケ・ホーダイフラット
(4) オプションサービス:mopera Uスタンダードプラン
FOMAからXiへの契約事務手数料が2,000円かかり、HT-03Aの端末購入サポート残金2,400円がかかり、消費税を加えて4,620円の費用が発生した。タイプシンプルバリューの解約金は発生しない。また、小生の場合はFOMAのUIM (いわゆるSIM)を今まで一度も新しくしていないので、mini UIMへの変更は無料だった。
なお、Xiパケ・ホーダイフラットはキャンペーンなので、2012年3月利用分まで4,410円で提供される。2012年4月利用分からは5,980となる。SPモードとは違い、テザリングなどの利用方法にかかわらず同一の定額料で利用してよいとドコモがウェブサイトで書いている。
2012年9月30日までデータ使用量制限は無いが、2012年10月1日以降当月利用のデータ量が7 GBを超えた場合に当月末まで送受信時の最大通信速度が128 kbpsに制限されることになっている。7 GB超過後2 GBごとに2,625円の追加料金で受信時最大37.5 Mbps送信時最大12.5 Mbpsで利用できるオプションが提供される予定である。
小生の場合は、いろいろ最初のうちはいじくりまわす予定なので2012年3月利用分までXiパケ・ホーダイフラットでよい判断した。ちなみに、Xiパケ・ホーダイには、フラットとダブル、二種類あり、月単位で変更可能である。2012年3月のできるだけ早い時期に、4月1日以降の利用計画を予想して使いこなしていけばよいだろう 。
mopera Uには、スタンダードプランとライトプランがある。スタンダードプランの場合には、@mopera.netのメールアドレスが利用可能で、そのメール到着をサイドバンドSMS通知(Open Mobile Alliance [OMA] E-mail Notification [EMN])処理機能を備えているFOMA M1000あるいはドコモブランドの一部Windows Mobile端末であれば、@mopera.netメールを疑似ではない本当のプッシュメールとして利用できる。
サイドバンドSMS技術は、俗にSMSトリガーと言われている場合もある。更に、Mobile OPEration Radio Assistantの略称がmoperaである。
参考文献:http://www.ntt.co.jp/journal/0601/files/jn200601038.html
マイクロソフトExchange方式やインターネット標準Internet Message Access Protocol version 4 (IMAP4)方式とは異なり、SMSサイドバンド方式はMMS方式と同様に、電池を食わない仕組みである。マイクロソフトExchange方式や標準IMAP4方式では、端末とメールサーバとの接続を維持するので、端末のデータ通信機能を節電状態でスタンバイさせておくため微小であるが電池を食わざるを得ない。これに対し、SMSサイドバンド方式とMMS方式の場合には、端末のデータ通信機能を完全にOFFして、もしもしはいはいの電話機能だけで待っていることができる。なぜならば、SMSはデータ通信ではなくてもしもしはいはいの電話機能の一部だからである。メールサーバにメールが来たことをSMSで端末へ通知する。このSMSは、普通のテキストメッセージではなく、特別のSMSである。この特別なSMSを受け取ってから、端末はデータ通信機能をONにしてメールサーバへ接続しメールをダウンロードし、再び端末のデータ通信機能を完全にOFFにすることができる。だから電池を食わない。ちなみに、ブラックベリーメールは、SMSサイドバンドにもMMSにも互換性の無い独自仕様であるが、基本的には同じ様な仕組みなので電池を食わない。世の中の主流は、MMSでありSMSサイドバンド方式を採用している端末は極めて少ない。
iPhone4Sには、SMSサイドバンド処理機能は無いようである。否あるかもしれないが、少なくともドコモ仕様には対応していないことが次の方法で確認できた。それは、SIMアダプタを用い、今回入手したmini UIMをFOMA M1000に入れてwww.mopera.netにてメール自動受信をONにして、FOMA M1000においてmopera.netmメールの自動受信を確認した後、そのmini UIMをiPhone4Sへ戻すという方法である。mopera.netへメールを送信しても、iPhone4Sは、うんともすんとも言わなかった。
仕方がないので、moperaメール自動受信をあきらめて、メール着信通知機能を利用することにした。moperaメールサーバへメール着信があると、それを登録してある電話番号へテキストSMSで送ってくるという機能である。着信メール通知の為のSMSは一通毎に3円程で有料である。SMSだから受信は無料。SMSだから海外出張中でも受信は無料。SMS通知を受けたら、自分でiPhone4Sのメーラーを起動するのである。iPhone4Sのメーラーは、起動されたとき、活性化しているメールアカウントの受信を自動的に行うので、結果的にプッシュメールのようになるし、疑似でない本当のプッシュメール同様に電池の消費が抑えられる。あたかもJ-PHONE(後のVodafone、その後のSoftBank)のMMSを手動受信に設定したのと同じことになる。(SoftBankのiPhoneでは、i.softbank.jpがまさにこの着信メール通知になるので、ここに記した事と同様の事が可能である。)
小生は、iPhone4SのメインメールアドレスにGmailを使うことにしたので、当該Gmailアカウントにメール転送の設定を行った。転送先はmopera.netである。iPhone4Sの「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」→「データの取得方法」はオフ→「プッシュ」はオフ→「フェッチ」は手動→「詳細」は全て手動に設定。
さて、以上ご紹介してきた内容は、iPhone4Sだけに適用可能な知識ではない。広くドコモブランドでないSIMフリーのスマートフォンへ適用可能である。たとえば、Sony Ericsson Xperia Mini ST15やMini Pro、Xperia Active ST17などへも適用できると思われる。