ドコモブランドのソニーエリクソン社製端末SO-01Bが発売された頃、未だSPモードサービスは無かったが、moperaUスタンダードプランはサービスされていた。しかし、その頃のSO-01Bファームウェアは、moperaUスタンダードプランがサービス提供してくれているプッシュメールに対応していなかったので、当時のSO-01Bは、Gmailのサーバ側でIMAP4を活性化してAndroid端末側ではGmailをExchangeプロトコルでアカウント設定することでプッシュメールを実現するしか選択肢が無かったと思う。
その後SPモードが提供され、docomo.ne.jpのプッシュメールが利用可能になったため、moperaUのプッシュメールについては追求するのを忘れた。SO-01Bは下記のファームウェアバージョンに上がって、docomo.ne.jpのプッシュメールとエリアメールがサポートされたので、とりあえず落ち着いた感じである。
モデル番号 SO-01B
ファームウェアバージョン 2.1-update1
ベースバンドバージョン 2.0.72
カーネルバージョン 2.6.29 SEMCUser@SEMCHost#1
ビルド番号 2.0.2.B.0.29
落ち着いたので、ふと、再びmoperaUのプッシュメールの件を思い出した。SO-01Bの上記ファームウェアによれば、moperaUは、SPモードメールと同様にプッシュとなる。ドコモ網側即ちmoperaUのサーバ側の設定とSO-01B端末側の設定が両方とも必要である。
網側の設定は、自動受信ONにすることだけ。端末側の設定は、Eメールチェック頻度を「自動確認しない」にするだけである。それ以外は関係ない。網側の設定を自動受信ONにするには、SO-01BやFOMA M1000などのmoperaUメール自動受信機能のある端末でFOMA通信網またはクロッシィ通信網経由でmoperaUの設定ウェブサイトへつなぐ必要があり、PCやmoperaUメール自動受信機能の無い端末からは、できない。
[2012-01-17追記]
まだSPモードメールもエリアメールもテザリングもできない状態でのドコモブランドギャラクシーネクサス(SC-04D)でも試してみた。
moperaUスタンダード契約があり、moperaメール自動受信ONにしてあるドコモUIMをSC-04Dに設置し、アンドロイドマーケットから Orange leaf 作の「メール通知Free 2.10」というアプリをSC-04Dへとダウンロードインストールし、「メール通知Free 2.10」のメールサービス設定のmoperaUメール及びその他にチェックを入れた。これでmoperaUメール通知がリアルタイムでpushされる事を確認できた。「メール通知Free 2.10」の通知設定で起動アプリを純正のメールアプリにした。moperaUメールが送られてくると、「メール通知Free 2.10」君がメールの着信を通知してくれる。即ち着信音がしてメニューバーに通知アイコンが現れる。通知アイコンをスワイプすると、たとえば「メール通知Free (1通) mailat: xxx@mopera.net」といった通知が表示されるので、それをタッチすれば、純正のメールアプリが起動して自動的にメールを取りに行ってくれる。こういうふうに自動メール受信が実現できる。
moperaUからの新着メール通知は、OMA標準仕様のWAP PUSHによるものであり、MMSとは異なる仕様である。しかし通知自体は、MMSのSMSによる通知と同様にWAP PUSHもデータ通信回線を使わないで通知される。そのため、データ通信をOFF(APN OFF)であってもメールの着信通知を得られる。ただし、メール本体の受信にはデータ通信回線が必須である。
MMSの場合は、SMSで通知がくるのでメールの先頭だけなら、国際ローミング中でも無料で分かるが、WAP PUSH方式の場合には、それが分からないので、ドコモが採用しているWAP PUSH式よりも、SoftBankも含めて日本以外ほとんど全ての国で採用されているMMS方式の方が、先頭を無料で読めるという点では、利用者にとって便利と言えるのではないだろうか。しかし、MMSの場合、メール本文をとりよせる為の接続プロトコルが、通常のデータ通信プロトコルとは別なことが多いので、設定(接続先、ユーザID、パスワードなど)が増えるという複雑さがある。どっちもどっちであるが、どちらか一方に標準化されていればそれでよいことである。国際社会にあってドコモだけが違うと言っても過言でない。孤立していると、標準的で価格や機能のこなれた端末を国際市場から調達できないという高コスト体質を利用者が負担することになる。要するにドコモ契約のSIMをiPhoneに入れても国際社会の標準のMMSメールが使えないということ。
その後SPモードが提供され、docomo.ne.jpのプッシュメールが利用可能になったため、moperaUのプッシュメールについては追求するのを忘れた。SO-01Bは下記のファームウェアバージョンに上がって、docomo.ne.jpのプッシュメールとエリアメールがサポートされたので、とりあえず落ち着いた感じである。
モデル番号 SO-01B
ファームウェアバージョン 2.1-update1
ベースバンドバージョン 2.0.72
カーネルバージョン 2.6.29 SEMCUser@SEMCHost#1
ビルド番号 2.0.2.B.0.29
落ち着いたので、ふと、再びmoperaUのプッシュメールの件を思い出した。SO-01Bの上記ファームウェアによれば、moperaUは、SPモードメールと同様にプッシュとなる。ドコモ網側即ちmoperaUのサーバ側の設定とSO-01B端末側の設定が両方とも必要である。
網側の設定は、自動受信ONにすることだけ。端末側の設定は、Eメールチェック頻度を「自動確認しない」にするだけである。それ以外は関係ない。網側の設定を自動受信ONにするには、SO-01BやFOMA M1000などのmoperaUメール自動受信機能のある端末でFOMA通信網またはクロッシィ通信網経由でmoperaUの設定ウェブサイトへつなぐ必要があり、PCやmoperaUメール自動受信機能の無い端末からは、できない。
[2012-01-17追記]
まだSPモードメールもエリアメールもテザリングもできない状態でのドコモブランドギャラクシーネクサス(SC-04D)でも試してみた。
moperaUスタンダード契約があり、moperaメール自動受信ONにしてあるドコモUIMをSC-04Dに設置し、アンドロイドマーケットから Orange leaf 作の「メール通知Free 2.10」というアプリをSC-04Dへとダウンロードインストールし、「メール通知Free 2.10」のメールサービス設定のmoperaUメール及びその他にチェックを入れた。これでmoperaUメール通知がリアルタイムでpushされる事を確認できた。「メール通知Free 2.10」の通知設定で起動アプリを純正のメールアプリにした。moperaUメールが送られてくると、「メール通知Free 2.10」君がメールの着信を通知してくれる。即ち着信音がしてメニューバーに通知アイコンが現れる。通知アイコンをスワイプすると、たとえば「メール通知Free (1通) mailat: xxx@mopera.net」といった通知が表示されるので、それをタッチすれば、純正のメールアプリが起動して自動的にメールを取りに行ってくれる。こういうふうに自動メール受信が実現できる。
moperaUからの新着メール通知は、OMA標準仕様のWAP PUSHによるものであり、MMSとは異なる仕様である。しかし通知自体は、MMSのSMSによる通知と同様にWAP PUSHもデータ通信回線を使わないで通知される。そのため、データ通信をOFF(APN OFF)であってもメールの着信通知を得られる。ただし、メール本体の受信にはデータ通信回線が必須である。
MMSの場合は、SMSで通知がくるのでメールの先頭だけなら、国際ローミング中でも無料で分かるが、WAP PUSH方式の場合には、それが分からないので、ドコモが採用しているWAP PUSH式よりも、SoftBankも含めて日本以外ほとんど全ての国で採用されているMMS方式の方が、先頭を無料で読めるという点では、利用者にとって便利と言えるのではないだろうか。しかし、MMSの場合、メール本文をとりよせる為の接続プロトコルが、通常のデータ通信プロトコルとは別なことが多いので、設定(接続先、ユーザID、パスワードなど)が増えるという複雑さがある。どっちもどっちであるが、どちらか一方に標準化されていればそれでよいことである。国際社会にあってドコモだけが違うと言っても過言でない。孤立していると、標準的で価格や機能のこなれた端末を国際市場から調達できないという高コスト体質を利用者が負担することになる。要するにドコモ契約のSIMをiPhoneに入れても国際社会の標準のMMSメールが使えないということ。
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