文珠川慧久の道楽帳2

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オーストリアでNew iPadお買い上げ

2012-09-26 | iPad
オーストリアの首都はウィーン、二番目に大きな市がグラーツである。持参したきたソニーのVAIOノートPCのACアダプタが故障してしまった。代替になりそうなVAIOのACアダプタを入手するため、町中をあちこち歩いて電気屋を探した。工科大学のすぐそばにPELUGAというパソコンショップを発見した。また、旧市街の目抜き通りには電気屋を発見した。しかも、旧市街にはApple専門店はあるのに、VAIOを置いている店がひとつも無かった。そしてACアダプタはいわゆる19Vのものしかなく16Vのが無い。仕事の仲間は、LenovoやDELL、ASUS、SAMSUNGなどを使っており、日本製ノートPC利用者がいない。ノートPCのACアダプタのインタフェースくらい標準化できないのだろうか?



持参したノートPCが使えないとなると、仕事請負先のメールサーバにVPN接続できないという不都合だけは回避不可能であるが、それは緊急避難的に一般連絡をGmailで済ませてあとはケータイ電話でもいいだろう。しかし、現場での打ち合わせでは、その場で回覧されるPDFファイルを見てその場で意見を述べておくという対応ができないので、代替手段として別のPCが必要だ。そこで、このさいだから、MacBook Airでも買ってしまおうと思って、そのApple専門店へ行った。ところが、ドイツ語キーボードの製品しか無いよ言われてしまった。ドイツ語キーボードでは、英語キーボードのZとYのキーが入れ替わっていて右端にはウムラウト付き母音文字のキーが配置されている。それは、MacBookにかぎらずWindowsのPCもそうだし、フルキーボード搭載スマートフォンもそうである。キーボードをの配置をカスタマイズするユーティリティを使ってしのぐことはできるだろうが、それもいまいちだなぁと思った。



いろいろ思案の末、OSも最初からマルチ言語でソフトキーボードが画面に出てきてかな漢字変換機能を含めて日本語に対応している、そして何よりも安いということで、この緊急事態をしのぐためにAppleのiPadを購入することに決めた。オーストリアの消費税は日本よりも高いため、またユーロと円の為替の関係もあるので結局日本で購入するよりも高くつくのだが、背に腹は変えられないため買った。3G+LTE版でも構わないのだが、今回の緊急回避には特に必要ない機能だからWiFiモデルにした。iPad WiFiモデルは、世界中どこで買っても基本的にはほとんど同じだが、日本及びカンボジア以外の国や地域で購入した場合には、マナーモードにしたときには、カメラのシャッター音はしなくなるのである。
以上、おりしも、iPhone5発売日2012-09-24を少し過ぎた頃の出来事なので、iOS6へのアップデートが来た。iOSのアップデートには慎重であるべきなのに、うっかりやってしまった。iOSを復旧するときに比べると桁違いに短い時間、数分程度で完了した。しかり、やはり案の定トラブルに見舞われてしまったのだ。メール受信の実行が終わらないし、メールを書いていると突然メールアプリが終了してしまうという症状だった。この症状は、次の操作によって無くなった。「設定アイコン」→「一般」→「リセット」を選び、リセットの画面に並んだ「全ての設定をリセット」「すべてのコンテンツと設定を消去」「ネットワーク設定をリセット」「キーボードの変換学習をリセット」「ホーム画面のレイアウトをリセット」「位置情報とプライバシーをリセット」を順番に全部実行した。何も全部やらなくても良かったのかもしれないが、どれをやればいいかを調べることは面倒なのでしていない。

iOS6.0にバージョンアップして驚いたことは、マップがとても不便になったことだ。普通はバージョンアップすると便利になるものなのに、もはやiOS5.1.1以前の頃とは違うアプリに入れ替わってしまった感じである。というか、iOS5.1.1以前のマップはGoogleマップだったのがiOS6でAppleマップに入れ替わってしまった。Appleマップは3D機能など派手なおもちゃが導入されたが見やすくて正しい地図という基本的なところで劣化している、いわば偽物と言っていいだろう。なんてこった。Googleマップを利用したい場合には、下記のURLが参考になる。

http://dic.nicovideo.jp/a/ios6%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97%E4%B8%8D%E5%85%B7%E5%90%88%E4%BA%8B%E4%BB%B6


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