九州工業大学の米本浩一教授らの研究グループは、6月28日、北九州市小倉南区の平尾台において、有翼ロケット「WIRES(ワイヤーズ)14号」(全長1.7m、質量約50㎏)の打ち上げ実験を行った。
有翼ロケットは、目標とする1000mの高度に達したものの、自立制御機能が働かず、パラシュートが閉じたまま山林に激突し、大破した。
同グループでは、今回取得した飛行データを解析し、次の飛行実験につなげたいとしている。
このプロジェクトは、完全再使用型宇宙輸送システムの研究の一環として、宇宙との境界である高度100kmを往復する無人のサブオービタル飛行システムの基本技術を確立するために、有翼ロケット実験機の開発と飛行実験を行うもの。
これまで小型の有翼ロケット(全長0.9m、質量8kg)を用いて、H∞理論による姿勢制御の飛行実験には成功している。
有翼ロケットは、目標とする1000mの高度に達したものの、自立制御機能が働かず、パラシュートが閉じたまま山林に激突し、大破した。
同グループでは、今回取得した飛行データを解析し、次の飛行実験につなげたいとしている。
このプロジェクトは、完全再使用型宇宙輸送システムの研究の一環として、宇宙との境界である高度100kmを往復する無人のサブオービタル飛行システムの基本技術を確立するために、有翼ロケット実験機の開発と飛行実験を行うもの。
これまで小型の有翼ロケット(全長0.9m、質量8kg)を用いて、H∞理論による姿勢制御の飛行実験には成功している。