●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●大西卓哉宇宙飛行士搭乗のクルードラゴン宇宙船「Crew-10)」、3月13日8時48分(日本時間)に打ち上げ

2025-02-28 17:58:00 | 宇宙ステーション
 国際宇宙ステーション(ISS)参加機関は、大西宇宙飛行士が搭乗するクルードラゴン宇宙船「Crew-10」の打上げを、2025年3月13日(木) 8時48分(日本時間)と発表した。


打上げ日時:2025年3月13日(木)8時48分(日本時間)
      2025年3月12日(水)19時48分(米国東部夏時間)

 なお、上記の日時は、ISSの運用状況等に応じて変更される可能性がある。


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●宇宙探査●ダイモンの月面探査車「YAOKI」、米の月着陸船に搭載され月面着陸へ向かう

2025-02-27 15:05:24 | 月面探査
 ダイモン(東京都中央区、中島紳一郎社長)が開発した月面探査車「YAOKI」が、米Intuitive Machinesの月着陸船 「Nova-C(通称:Athena)」に搭載され、2月26日に打ち上げられた。

 月面着陸は、打上げから約8日後、YAOKIの月面走行・データ取得・送信は月面着陸から約5日後を予定。  

 民間の探査車が月面着陸に成功すれば、世界初の偉業となる。

 従業員10名足らずの小規模なスタートアップ企業であるダイモンが月面探査に成功すれば、宇宙産業の未来を切り拓く大きな転機となる。
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●宇宙探査●インターステラテクノロジズ、文部科学省のSBIR事業で14.4億円の追加交付が決定

2025-02-26 17:10:55 | ロケット
 インターステラテクノロジズは、スタートアップ等による研究開発を促進する文部科学省の「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3)」において、14.4億円の追加交付が決まったと発表した。

 フェーズ1および2を含めた累計交付額は最大80.7億円となった。

 同事業は、SBIR(Small Business Innovation Research)制度においてスタートアップ等の有する先端技術の社会実装の促進を目指すもの。

 インターステラテクノロジズは、宇宙分野(事業テーマ:民間ロケットの開発・実証)で2023年9月に採択され、フェーズ1として最大20億円が交付された。

 2024年9月にはステージゲート審査を通過し、フェーズ2として最大46.3億円の交付が決定している。

 今回の追加交付は、事業を加速し、事業目標を着実に達成することを目的に、有識者からなるステージゲート審査委員会にて決まったもの。

 世界の小型衛星打上げ需要は、民間宇宙ビジネスの市場拡大、安全保障領域での重要性の高まり、衛星コンステレーションといった新しいアプリケーションの登場などを背景に、打上げ数が2016年の141基から2023年には2,860基と約20倍に急増している。

 これに伴い、米国では2024年に年間158回、中国でも68回の打上げと宇宙輸送能力を飛躍的に向上させている一方、国内では7回にとどまっている。

 国は宇宙戦略基金の基本方針において、2030年代前半までに基幹ロケットと民間ロケットでの国内打上げ能力を年間30件程度確保し、国内外の多様な打上げ需要に応えることを目標に掲げている。

 インターステラテクノロジズは、低価格で高頻度打上げが可能なロケットZEROの開発により、国内の自立的な宇宙アクセス拡大に貢献するとともに、国際競争力のある宇宙輸送サービスを実現する方針。

【ロケットZEROの仕様】

全長    :32 m
直径    :2.3 m
全備重量  :71 t
エンジン基数:一段目 9基、二段目 1基
推進剤   :燃料 液化メタン(液化バイオメタン)、酸化剤 液体酸素
打上げ能力 :LEO 800 kg(将来の最大能力)
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●宇宙探査●アイスペース、史上初となる民間月着陸船による月フライバイに成功

2025-02-16 17:39:11 | 月面探査
 アイスペースは、月着陸ミッション「Mission 2 (SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON)」において、月着陸船のRESILIENCEが、民間企業による商業用の月着陸船としては史上初となる「月フライバイ」に成功した。

 2025年2月15日(土)午前7時43分(日本時間)に、RESILIENCEランダーは、月表面から高度約8,400㎞の地点を通過、これによりミッション2マイルストーンの「Success5」を完了した。

 月フライバイは、アイスペースが目指す低エネルギー遷移軌道による深宇宙航行に移行するために重要なマイルストーンであり、目標通過点に対して数十キロの範囲にランダーを通過させるため、精密な軌道計画と運用が求められる。

 「ミッション1」で得た軌道制御の経験と実績により、初挑戦となった月フライバイは無事成功した。

 今後、RESILIENCEランダーは、予定通り低エネルギー遷移軌道を使って深宇宙を航行する。

 その後、太陽の重力を使って、5月初旬に月重力圏に到達し、軌道投入を行う予定。
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●宇宙探査●「H3」5号機、打ち上げに成功

2025-02-02 18:53:14 | ロケット
 日本の主力ロケット「H3」5号機が2日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、日本版「GPS」と言われる準天頂衛星「みちびき6号機」を高度約400キロで予定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。

 H3は4回連続の成功となった。


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