●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●「H3」5号機の打ち上げ、天候悪化のため2月1日から同2日午後5時30分へ変更

2025-01-30 14:55:58 | ロケット
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、新型基幹ロケット「H3」5号機の打ち上げを2月1日(土)から同2日(日)に変更すると発表した。

 種子島宇宙センターの天候悪化のため。

 2月2日の打ち上げ予定時間は午後5時30分〜7時30分。予備期間は3月31日まで。

 5号機は、カーナビや携帯電話の位置情報サービスに利用される内閣府の測位衛星「みちびき6号機」を搭載。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●米ブルーオリジン、大型ロケット「ニューグレン」の打ち上げ成功

2025-01-16 18:58:39 | ロケット
 米ブルーオリジン、大型ロケット「ニューグレン」の米ブルーオリジンは、1月16日、新たな大型ロケット「ニューグレン」をフロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から初めて打ち上げ、多用途宇宙輸送プラットフォーム「ブルーリング・パスファインダー」の試験バージョンが目標の周回軌道入りに成功した。

 ロケットは全長98メートルで、大量の荷物を積むことが出来る。

 1段目は複数回使用し、廃棄物とコストの削減を目指す。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●アイスペース、月着陸船の打ち上げに成功し5月末にも月面着陸に挑む

2025-01-15 17:29:13 | 月面探査
 アイスペースは、1月15日、米フロリダ州のケネディ宇宙センターから、月着陸船を、米スペースXのロケット「ファルコン9」に搭載し打ち上げ、予定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。

 5月末にも月に到着予定で、月面に着陸すれば、日本の民間企業で初の快挙となる。

 民間企業では、米宇宙企業のインテュイティブ・マシーンズが24年2月に世界で初めて月面着陸を成功させたが、同社は、2回目の月着陸船を年内にも打ち上げる予定にしており、日本の宇宙ベンチャー「ダイモン」の小型月面探査車が月に運ばれる予定。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●アイスペース、1月15日午後3時(日本時間)に月着陸船を米ケネディ宇宙センターから打ち上げ

2025-01-10 17:57:17 | 月面探査
 アイスペースは、月着陸船を2025年1月15日(水)午後3時(日本時間)に米ケネディ宇宙センターから米スペースXのロケットで打ち上げると発表した。

 このミッション2の月着陸船「RESILIENCEランダー」には、次の6つのペイロードを搭載し、月に輸送する。

①HAKUTO-Rのコーポレートパートナーである高砂熱学工業株式会社の月面用水電解装置
②株式会社ユーグレナの月面環境での食料生産実験を目指した自己完結型モジュール
③台湾の国立中央大学宇宙科学工学科が開発する深宇宙放射線プローブ
④株式会社バンダイナムコ研究所の「GOI宇宙世紀憲章プレート」
⑤ispaceの欧州法人ispace EUROPEが開発したマイクロローバー”TENACIOUS”
⑥スウェーデンのアーティストによるムーンハウスと呼ばれる赤い小さな家

 また、月着陸船「RESILIENCEランダー」には、人類の言語と文化遺産を保護したユネスコのメモリーディスクも搭載している。

 ミッション1では、ランダーの設計および技術の検証と、月面輸送サービスと月面データサービスの提供という事業モデルの検証および強化。ミッション1の10段階の内、Success8まで成功を収めることができ、Success9中においても、着陸シーケンス中のデータも含め月面着陸ミッションを実現する上での貴重なデータやノウハウなどを獲得することに成功した。

 これを踏まえ、今回のミッション2では、ミッション1で得られたデータやノウハウをフィードバックする予定。

 さらにミッション3では、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によってNASAが行う「アルテミス計画」にも貢献する計画。

 ミッション3は、2026年、ミッション6は、2027年に打ち上げを行う予定。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●ペールブルー、伊D-Orbit社と契約し世界初の1U+水イオンエンジン搭載した小型人工衛星を今年6月と10月に打ち上げ

2025-01-08 23:14:22 | 人工衛星
 ペールブルー(Pale Blue、千葉県柏市、浅川 純社長 )は、世界初となる1U+水イオンエンジン(PBI)の宇宙実証のため、イタリアのD-Orbit社の小型衛星ION Satellite Carrierに搭載し、2025年に2回の打上げを行うと発表した。

 そして、さらなる宇宙実績を積み、従来の市場製品を凌駕するイオンエンジンをラインナップに加えることで、ペールブルーは、小型衛星ミッションで、軌道修正やスペースデブリ削減のニーズに応えて行く。

 衛星が安定的にサービスを提供するうえで、軌道制御が重要な役割を果たすが、それに加え、軌道離脱や衝突回避によるスペースデブリ削減の発生抑制が急務となっており、推進機を搭載する小型衛星も増え続けている。

 ペールブルーの1U+水イオンエンジン(PBI)は、完全モジュール化されており、市場に出回る類似サイズの製品の中では最高水準のトータルインパルス7,000Nsを実現。

 水を推進剤として使うことで、安全性・取り扱い性・調達性など、性能以外にも複数の優位性を持つ。

 さらにコンパクト設計で複数個付けによるクラスタ化が可能な推進機であり、より幅広い衛星のミッションに対応することができる。

 今回の伊D-Orbit社との契約において、2回の打上げおよび宇宙実証のための運用を、D-Orbit社の小型衛星ION Satellite Carrierに搭載して行う予定。

 ION Satellite Carrierは 既に14件のミッションに成功しており、複数の衛星放出、ミッション機器の運用、宇宙実証を行っている。

 今回の契約における1U+水イオンエンジン(PBI)の宇宙実証に向けた打上げは、2025年の6月および10月に予定されている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●インターステラテクノロジズ、トヨタグループのウーブン・バイ・トヨタと資本および業務提携に合意

2025-01-07 16:38:15 | ロケット
 インターステラテクノロジズ(北海道広尾郡⼤樹町)は、トヨタグループの1社としてモビリティの変革をリードするウーブン・バイ・トヨタと資本および業務提携に合意し、リード投資家として、シリーズF ファーストクローズまでに約70億円の出資を受けたと発表した。

 なお、シリーズFは、今後、セカンドクローズでの調達も予定している。合わせて、ウーブン・バイ・トヨタから取締役が派遣され、コーポレートガバナンスを強化していく。

 インターステラテクノロジズは、2020年からトヨタとの人材交流を始め、トヨタ自動車北海道、トヨタ車体を含め、累計11名が出向している。

 今回の提携は、これらの継続的な取り組みを経てより強固な戦略的提携の確立を目指すもので、ロケットの量産化を視野に入れた原価低減やリードタイム短縮、量産体制の構築やサプライチェーンの強化、コーポレートガバナンスの強化に向けて共同で取り組む。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする