山鶴純米大吟醸段違い辛口生原酒

奈良県のお酒。日本酒度プラス２０の超辛口のお酒です。精米歩合は５５％です。

通常売っているものは、これを割り水してアルコール度数を調整したものですが、これは、蔵元に直接かけあって原酒のまま出荷してもらったものだそうです。

ひと口含むと、まるで蒸留酒かと思うほど辛口ですが、蒸留酒にはない旨味が後で追いかけてきます。

尾瀬の雪どけ純米桃色にごり本生

群馬県のお酒。桃色をした珍しいにごり酒です。米は不明ですが、純米酒で精米歩合は５５％です。アルコール度数は１０％と日本酒としては低いです。

桃色は、アデニン要求性酵母という特殊な酵母を使うことによって出しているため、着色料は一切使用していないそうです。

日本酒度がマイナス３３なので、これだけ見ると激甘に見えますが、酸度が3．3もあって酸が効いていることと、比重が大きいことが日本酒度に影響していると思われるので、飲んでみると甘みと酸のバランスがちょうどいい感じで、とてもおいしいお酒です。日本酒と言うよりは、リキュールに近い感じです。

グラスに注いだところ。きれいなピンクです。

篠峯純米山田錦超辛口竹山

奈良県のお酒。米は全量山田錦で精米歩合は麹米が60％、掛米が70％です。

辛口できれいなすっきりした感じの味ですが、淡麗というのとは少し違います。味は結構あります。

「竹山」と言う名前は、「篠峯」の字の「かんむり」から取ったものでしょう。ラベルをよく見ると「篠峯」の字の「かんむり」が絵になっています。