酒ログ(Twitter@Sake_Log)

その日飲んだ酒の記録。「酒Blog」ではなくて「酒Log」で飲んだお酒のログファイル。

玉川純米吟醸無濾過生原酒「Ice Breaker」

2013-05-16 | 日本酒
京都の久美浜のお酒。イギリス人杜氏のフィリップ・ハーパー氏によるお酒です。米は滋賀県産の日本晴で、精米歩合は60%。

夏向きに造ったお酒だけあって、酸が効いたサッパリとした味です。ただし、決して薄味ではなく、どちらかといえば濃厚な味です。後味に生酒らしい、ピリッとしたものを感じます。

香りは、青リンゴのようなややフルーティーな香りがします。

「Ice Breaker」という名前には「場や雰囲気を和らげるもの」という意味があるそうですが、オン・ザ・ロック向きのお酒として造られていることも含んでいるようです。

菊鷹山廃無濾過

2013-05-16 | 日本酒
愛知県のお酒。先ほどのお酒の火入れバージョンです。火入れしていること以外は、ほぼ仕様は同じです。

酸の効いたしっかりした味はよく似ていますが、生酒と比べると角の取れた優しい味です。飲みやすく、誰にでもおすすめできます。

香りは、ほぼ同じで、辛口の白ワインのような香りです。

菊鷹山廃無濾過本生

2013-05-16 | 日本酒
愛知県のお酒。米は、兵庫県産山田錦一等米の60%精米です。左が純米吟醸で静岡系酵母、右が純米で7号酵母です。以前、大阪の天野酒で蔵人をしていた山本杜氏が、杜氏として初めて造ったお酒です。

いずれも濃厚ながら山廃らしく酸味のよく効いたスキッとした味のお酒ですが、純米吟醸のほうが少しあっさりしています。名古屋という土地柄か、濃い味噌味のアテにもよく合いそうな感じです。

香りは、いずれもそう強くはないものの、辛口の白ワインのような香りがします。