奈良県のお酒。米は、秋津穂の65%精米で、酵母はKー7系との表示。「笊籬(いかき)採り」とは、醪を圧力をかけて搾るのではなく、ザルで濾してお酒と酒粕を分離する方法です。
味は、奈良県のお酒の例により、比較的甘味のある濃い味です。後にも結構残ります。ただ、雑味はなく、基本的にはきれいな味です。しっかり残るのにきれいな味です。
香りは、やや甘めのイチゴ系の香りがします。
秋津穂というお米は、もともと飯米(食用のお米)で、山田錦のような高級な酒米ではないのですが、蔵元の技術で美味しいお酒に仕上がっています。この蔵では、他にも飯米のキヌヒカリを使った純米大吟醸などを造っていて、酒造りの技術に自信を持っていることがうかがえます。
味は、奈良県のお酒の例により、比較的甘味のある濃い味です。後にも結構残ります。ただ、雑味はなく、基本的にはきれいな味です。しっかり残るのにきれいな味です。
香りは、やや甘めのイチゴ系の香りがします。
秋津穂というお米は、もともと飯米(食用のお米)で、山田錦のような高級な酒米ではないのですが、蔵元の技術で美味しいお酒に仕上がっています。この蔵では、他にも飯米のキヌヒカリを使った純米大吟醸などを造っていて、酒造りの技術に自信を持っていることがうかがえます。
山口県のお酒。蔵元は今年7月の豪雨災害で被災したのですが、その災害を生き残ったお酒です。アル添酒。
残ったお酒をブレンドしたものなので、単一の仕様のお酒ではありませんが、力強く、かつきれいな味のお酒に仕上がっています。
香りは、梨系の香りがしますが、後から、純米酒なみに米の風味が立ち上がってきます。
残ったお酒をブレンドしたものなので、単一の仕様のお酒ではありませんが、力強く、かつきれいな味のお酒に仕上がっています。
香りは、梨系の香りがしますが、後から、純米酒なみに米の風味が立ち上がってきます。
山形県のお酒。米は国産米の55%精米で、酵母は非表示です。アル添酒。燗酒でいただきました。
麹の甘味が印象的な、甘くやわらかい口当たりのお酒です。少しひねた感じはしますが、気になりません。ちょうどいい感じに熟成されています。
香りも、麹の香りが強く、燗酒にすると、ふくよかで甘い香りが立ち上ります。冷やて飲むと一番に感じるバナナ系の香りはそんなに感じることはありません。
麹の甘味が印象的な、甘くやわらかい口当たりのお酒です。少しひねた感じはしますが、気になりません。ちょうどいい感じに熟成されています。
香りも、麹の香りが強く、燗酒にすると、ふくよかで甘い香りが立ち上ります。冷やて飲むと一番に感じるバナナ系の香りはそんなに感じることはありません。