ちょっと時間は前後するのですが、YちゃんとMOZUを見る前に母とこの映画見てきました
『起終点駅ターミナル』
桜木紫乃さんの作品です
彼女の作品は読んだ事はないけれど、役者さんとロケ地に思い入れがあるという事で
主演の佐藤浩市さん、本田翼さんとても良かったです
脇を固めている役者さんもそれぞれに魅力的で
小さなシーンも言葉も、些細な会話も心に残ります
今年は母と4回、Yちゃんと1回映画を見たんだけれど観客数が断トツでこれにはびっくり
佐藤浩市さんがイクラの醤油漬けを作るシーンがあったのですが
指導した人に褒められただけあって見事な手さばきでしたよ
あとザンギですね~
これは最高の名脇役だったんじゃないかって思います
映画観終わった時、ザンギ食べた人多かったんじゃないかなぁ
翼ちゃんがザンギをパクつく姿、頬張る時のあの音最高でした
全体に暗い映画だったけれどあちらこちらに繊細な余韻が散りばめられていて
ラストは未来に明るい光も見えて
ありきたりな言葉だけれど“いい映画だったね~”って話しながら映画館を出ました
ただ、ただですよ
これは未だに胸の中でくすぶっていて
原作を読めば、分かるのかな納得できるのかなって思っているんだけど
物語の発端となる尾野真知子さん演じる結城冴子が
2人で新たな旅立ちをしようとした直前に選んだあの行動
どうしてもどうしても納得の出来る答えが私の中で出てこない
う~んやっぱり原作読もう