畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

運搬

2010-04-29 20:26:24 | 農作業
4月29日(木)  のち 

朝のうちは曇っていたが、すぐ晴れて、暖かい良い天気となる。しかし、風が強く吹き始める。強風の中での田植えは、植えにくいだけでなく、ハウス内で、箱入状に育てられた苗には、かなりのストレスとなる。葉を巻いて、水分の蒸散を防ごうと、痛々しい姿になる。そんな状態だが、田植を再開する。予定よりは、かなり遅れているので、強行だ。
午前中は、一昨日残した9aほどの田んぼを植え、機械を家の近くの、5枚の、棚田に移動する。この田植機の運搬が、一番疲れる。トラックに積むときは、まあ気は使わずに済む。問題は、下ろす時だ。バックで下すのだが、田植機は、他の農業機械と違い、車輪が特殊で、でこぼこや、傾斜に、敏感に反応する。ちょっと失敗すると、歩み板から、落ちそうになる。かなり、神経を使い、緊張する。
今回も、棚田の脇の坂道を占拠して、機械を下す。トラックを、下りの方向に止めると、歩み板の勾配が、緩くなり、いくらかは楽になるからだ。無事下ろし終わり、ホッとして、昼食を取りに帰る。
午後は、ますます、風が強まり、苗を外した苗箱が、吹き飛びそうになるほどの中、田植を続ける。浅水にしてあるから、苗が水没することもなく、目印になるから、それほど苦労なく、植えることができた。
40a強、植え終わる。これで、後一日で、とりあえずは、田植は終わる。

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