畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

着替え

2010-04-06 19:24:16 | 介護日記
4月6日(火)  のち 

朝のうちは曇り空だったが、すぐに晴れて、暖かい一日。こんな日は、仕事をしていても、気持ちが良い。しかし、作業内容は、しんどい仕事。深い田んぼの耕起。鉄車輪を付けての作業だが、気分的に、パットしない。天気だけが、すくい。

母がショートステイから、帰って、10日ほどになる。当然、毎朝の洗濯は欠かせない。一度だけ、シーツを濡らさない日があったが、パジャマは洗う。困るのは、私が起きる前に、トイレに行ってしまうのが怖い。帰ってきて、布団に入って、冷たいと、毛布を敷いたり、してしまうことがあるからだ。
だから、5時ころには起きていることにした。母が、トイレに起きた場合は、即、部屋に入り、布団の点検。濡れている場合は、着替えさせる。まだ、薄暗い時もある。
「もう、起きるのですか」と、少し、不満そう。
「5時半を過ぎたから、起きてもいいよ」となだめ、脱衣かごに入った、着替えを渡す。
今は、そのまま、母に任せては、おけなくなった。ときどき、部屋に入り、指図しないと、何をするか分からない。脱いだパジャマを、再び着てみたり、縁側に持って行き、干してみたり。たった今、言ったことも、記憶から抜け落ちることも、時折あるようになった。全部着替え終わるまでは、目が離せなくなった。まともなこともあるのだが、これが、アルツハイマー病の特徴なんだろう。この間、長い時で、30分。
食事の準備をしながら、お付き合い。そして、洗濯。水を出しっぱなしで、洗濯機から捨ててしまうことも、間々ある。
デイサービスに行く日は、迎えは、9時過ぎ。起床から、4時間。やっと、母から解放される。いかない日は、食事を食べさせれば終わりだが、入浴の為にも、デイサービスは、欠かせない。
コメント
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