畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

霜止出苗

2010-04-27 19:00:57 | 農作業
4月27日(火)  のち 

午後から雨が降る予報。早めに、野良に出る。7時前から、田植機の移動、苗の積み込み、などを終わらせる。コーヒーを一杯飲み、予定の田んぼに。植え始めは、9時もだいぶまわってからになる。
今日の予定は、大きい圃場。17aと35aの田んぼ。整備もされた田んぼだ。小さい方が終わり、大きな田んぼに移動したのは、昼少し前、持ってきた苗だけは、植えてしまってから、昼上がりにしようと決め、昼のチャイムが鳴っても、作業を続ける。
予報通り、雨も降り始めるが、本降りではない。しかし、東風が、強く吹いてくる。風に向かっては、息をするのに、抵抗を感じるほどになる。身体も冷えるので、合羽を着て作業する。最悪の状態だが、雨だけは、小降りに過ぎてくれた。2時過ぎには、終わる。大きい田んぼの能率の良さ。苗も、無駄がないから、少なくて済む。持ってきた苗だけで、終わってしまった。
早めに終わったので、この集落にある、もう一枚、9aほどの田んぼも植えようかと思ったが、水が多めだったの、止める。強い風だと、水面が波打ち、植えたところがはっきり分からなく、植えにくいから。
片づけて、帰り、遅い昼食。
雨は本降りにはならず、パラパラと降ってくる程度だが、これから降ると云うので、植えてない田んぼの、水手を調整しに、田んぼを回る。水が多すぎると、植えにくいので、水が自由になるところは、地面が出る位まで、水位を下げておく。うす暗くなるころには、ちゃんと降りだしてくる。

霜止出苗(しもやんでなえいず) 温暖になって霜はなく、苗が青葉を出すころ
七十二候は、25日でした。寿司と、「剣岳」と、お酒に心を奪われ、すっかり忘れていました。25日は、よい天気で、まさしく、字句通りの日だったのに。
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