12月22日(水) のち
ときどき
夜中から明け方まで、大荒れだった。台風並みの、強風と、雨。雷もなったらしい。この時期にしては珍しい。風は南風で、寒くはないどころか、温かかったが、雨は40㎜近く降っただろう。一輪車の荷台は満水。大豆の掛けたシートも、何箇所かくぼんで、大きな水溜りができていた。大豆自体は濡れなかったが、下に敷いたシートの下を流れた水が、うっすらと湿らせていた。乾くのに、しばらくかかるだろう。雨は、日の出ころには降りやみ、急速に回復。冬至とは思えない温かな晴天となる。
一日出荷作業。今年最後の荷物となる人もいる。庭に咲いている水仙を切り取り、御正月用の切り花に。心ばかりのお礼に。また、世話になった人たちにも、ミカンや、水仙を送ったり、二人で、丸丸一日、荷物作りで終わってしまう。その後、今年最後のニワトリの餌の購入に行き、家に入るのは、6時少し前。勝手口から、東の空を見ると、影絵のような山の稜線の上に、まん丸い大きな月が明るく輝いている。そういえば、一昨日も、家に入る前に、月を見ながら、「皆既月食は、今日だっけ」。「いや、確か明日じゃないの」との会話があった。それで、今日の会話は、「今日も、好い月が出ているよ」。「昨日だけ、見れなかったんだー」。
七十二候
乃東生(ないとうしょうず) カコソウ(夏枯草)が芽を出し始めるころ
冬至の今日は、ゆず湯が、待っている。温まろう。