畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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食、農への思い

2012-05-02 20:22:06 | 農作業

5月2日(水)  のち 

夜間、降らなかったようだ。朝も降ってはいない。しかし、午前中から降り始めるような予報になっている。なんとなく持ちそうだが、まあ、中止と決めたのだからと、納得させる。近場で、機械を走らせて行ける所なら、これは、半日もうけものと、植えることもできるが、機械をトラックで運ぶような所は、運びました、はい、雨が降ってきて中止です。となったら、とんでもない無駄になる。

大雨の予報なので、田んぼを回り、水手を低くして、満水にならずに、ひたひたぐらいになるように、調整してくる。そして、植えながら、ちょくちょくストレーナーの掃除をするようでは面倒なので、燃料タンクの内部を掃除しておこうと、機械の分解に取り掛かる。機械店の職員に聞くと、タンクの中に、ある程度の量のボルトやナットを入れ、灯油か軽油を少し入れて、降り洗いをすると、かなり錆びは落ちると云う。早速にやると、さすが、中のさびはほとんどなくなる。これならと、最後の洗い。ん?。灯油が漏っているようだ。何のことはない。タンクは錆びて薄くなっていて、錆を落としたら、穴が開いてしまったのだ。

さあ、大変だ。燃料タンクが無ければ、機械を動かすことはできない。タンクの形状は、機械ごとにすべて違うし、構造的にもいろいろある。部品取り寄せは時間もかかるし、今年が限度の機械に、よけいな経費を掛けても無駄だ。我が家の機械類のタンクを調べると、管理機のタンクはなんとか同じ構造のようだ。形は違うし、容量も小さいが、なんとかなるかもと、取り外して、田植機の燃料タンクの場所に合わせてみる。ボルトナットでは取り付けられないが、針金で縛り、田植機のカバーをちょっと切れば、収まりそうだ。取り付け終わり、ガソリンを入れ、始動。ホッとする。

もう3時を回る頃。昼ころから降り始めた雨は、かなり強くなり、風も強まっていた。明日の午前中は、籾すりをと、準備をして、6時ころ、強まる風雨に、ちょっとハウスの様子を見に行く。天井の換気用開口部がめくれている。雨が入り込んでいる。強風で、かなりに膨れ上がり、ちょっとやばそうだ。急遽、マイカ線を掛けたして、開口部のもちあがりを防ぐため、強く張る。もう暗い暴風雨の中、ようやく、なんとかもってくれるだろう状態にして家に入る。風向きが東風。めったに吹かない強風だが、このような風向きの嵐の時が、被害が大きい。まだまだ続きそうな風が心配だ。

コメント
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