畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
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食、農への思い

無農薬米作り。

2012-05-25 19:01:42 | 農作業

5月25日(金) 

最後の田んぼの田植え。20日ほどそのままにしておいた田植機は、少しづつオイルが漏れている。点検し、オイルを補給する。終わってから、機械の洗浄。来年は、使えるかどうかわからないが、念のために、整備して、格納だけはしておこうと思う。とりあえず、水洗いだけは終えた。乾いてから、グリスアップや、注油をすることになる。今日植えた、無農薬栽培の田んぼは、10a強なので、植える時間は一時間ほどで終わってしまう。しかし、点検や洗浄、整備は一通りやらなければならない。

時期をずらして植えるのは、除草剤も使わないので、虫と草のダブルパンチを防ぐために、イネミズゾウムシの飛来ピークを外すため。そして、5月上旬の、田んぼと畑の忙しさが一段落してから植えることで、その後の除草作業を適期にやりたいためである。昨年は、除草が遅れてしまい、草が生育しすぎてからの除草で、効果がなかった。こうなると、手で取る以外に方法はない。手取りとなると、膨大な時間はかかるし、身体もきつい。私は、手取り除草はしないことにしている。

今年は、22日に代かきをして、25日に田植えをした。30日頃までに、一回目の除草を予定している。その後は、様子を見て、さらに2回ほどの除草で、どの様に育つかの試験栽培だ。慣行の除草剤しよう栽培に比較して、あまりにも手間暇がかかり、身体もしんどいようでは、いくら、無農薬だ、有機栽培だと云っても、意味はないと思う。いくらかは、手間がかかってもしようがないが、それほどの差の無い栽培方法を見つけたいと思う。なんとかうまくやりたいが、さてどうだろう。

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