今朝の三陸新報の社説は、内湾、港町エリアの観光案内板設置の件である。先般も事業については記事として取り上げられていたところであった。
「解説板は2003年、気仙沼魚市場前から浮見堂付近までの17カ所に設置された。「港町ブルース歌碑」「港町恋人スクエア」「出港準備岸壁」「海の道」などがある。」
震災の後、一基だけ残っている神明崎の小高い境内にある「五十鈴神社と猪狩神社」の解説板には、その場所にまつわるエピソードが、
「…リアス・アーク美術館学芸員の山内宏泰さんが描いたイラストともに紹介されている。」
一日も早い新しい解説板の設置が望まれると記された後、
「解説板がお目見えした03年5月、市と市観光振興推進会議(当時)が「港町恋人スクエア・内湾ウォーク」と銘打ったイベントを企画した。市職員がガイド役になって解説板を解説しながら、内湾一帯を巡った。」
このイベントを企画したのは、事業を担当した私であり、ガイド役には、山内宏泰氏や、内湾エリアの歴史にかかる部分の解説文を担当していただいた川島秀一前東北大学教授(当時は、気仙沼図書館かアリアス・アーク美術館かどちらかの職員であった。)もお願いしたような気がする。加藤英一氏が、観光協会の宣伝事業部長で、松軒の鈴木淳平氏らとともに新しい企画に鋭意取り組んでいた時代である。
下の写真のポケットパークにも、解説板の設置箇所を記した遊歩エリアの案内板を設置していた。
社説は、
「歩いて楽しめるエリアのサポートアイテムとして、見て楽しく、分かりやすい解説板に仕上がることを期待している。」
と閉じられる。
私も、同様に期待している。
実は、この解説板も、『波止場のエディ』の背景をなすものである。
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