1700円とかいう破格値で四国へ連れて行ってもらえるジャンボフェリーで無事四国高松駅へ
ここから、S字カーブが素敵な有名撮影地(らしい)、鬼無―端岡に行ってきました。
端岡駅にて下車。
しかし何だろう、この駅、めっちゃ興味深い配線をしている…
パッと見は訳のわからない謎な駅構造です
元々、端岡駅はこんな駅構造だったそうです。
駅本屋に隣接の片面ホームが1つ、反対には島式ホームが1つ、中線は上下共通の待避線。
国鉄型配線とか呼ばれる典型的な配線ですね。退避設備を共用できることや突発的な折り返しに柔軟に対応できる反面、片側はいいもののもう片側は緩急接続時に同一ホーム乗り換えができなかったりするので完璧とは言えなさそうです。
ところで、予讃線は電化したり瀬戸大橋線ができたりでかなり線路容量が限界に達してきていました。
この駅の土地の範囲内に収めつつ上下とも退避設備を設けたいと考えた結果…
こうなった訳です。
長編成の列車を待避する必要はなく、普通電車は長くて4両という現在の商況を考えるとやたらと長い待避線は2つにぶった切った方が都合が良かったということ。
駅本屋側のホームが生きたままですが、こちらは高松行(画像左側向き)の快速サンポートや退避をしない列車に使われるようです。
確かに、階段わざわざ上がらなくていいのは助かります。
また、退避を実施する場合進行右側ドアは緩急接続用に、また、退避電車からの乗下車時車内通り抜け用に活用されているようです(伊勢中川駅とか阪神尼崎駅とかのアレです)
そんな端岡駅を出ます。
鬼無駅方向に歩いていきます。だいたい10分くらいでしょうか、S字カーブの踏切へ。
高松方面からの列車、この向きは朝だと逆光になってしまうのですが陽が高く昇っていなくてまだそこまで強くなかったので何とか。
四国の列車は今まで乗るのがメインになっていて沿線で撮る機会がなかったので割と新鮮だったりします。
順光になるのは端岡駅側からやってくる高松行。マリンライナーの展望車がかっこよく撮れて満足。
特に狙うものもなく、サンライズ瀬戸さえ撮れればと思って来たやつを撮る感じだったのですが、
この高松発琴平行き普通、全区間架線下なのに気動車での運転なんですね、何の運用の都合…?
あとから調べて知ったのですが、サンライズ瀬戸が琴平まで延長運転する際、前後の琴平行き普通電車は所定電車のところ気動車に変更されるそうです。
土讃線は多度津から琴平まで3駅間のみ電化されていますが、実はこの間に専用の変電所設備は持っておらず予讃線の多度津変電所から引いているだけだそうで、もともと線内の容量がギリギリになっているそうです。
このため、臨時で電車が1本乗り入れてくると足りなくなって電圧降下を起こしてしまう…ならば前後の電車を気動車にするかってことらしいです。
臺灣鐵路管理局區間車
7200系の青帯。現在この青帯とワンマン対応の赤帯、Wing台車換装のやつと3種類のバリエーションがあるのが面白いところ。
高松行のサンライズ瀬戸号。順光で綺麗にカーブで撮れました。優勝。
運用が限られていてなかなか見る機会がなかった四国の113系にも遭遇。
もはや113系とは思えない程に大胆改造されています。車番は独自に振り直したためクハ112-1とトップナンバーを掲げています。
※国鉄にはクハ113系は存在せず(111系のモータ増強版が113系なのですがクハはモータのない不随車であるため仕様変更なし、111系として製造され続けた)
もう1本、琴平行きの気動車が通過。
その後、折り返し琴平行の延長サンライズ瀬戸が通過していきました。
最初はこれの存在を知らずなんとなくその場に残っていたのですが、いいもの撮れました。
端岡駅へ戻る道中
丁度この桃太郎を撮ったあたり、端岡駅から撮影地へ向かう道沿いにいかにもうまそうなうどん屋さんがあったので行きの時点で「撮り終わったら絶対寄ろっと」と思っていたのです。
セルフうどんのこだわり麺や 国分寺店でうどんを。
セルフ形式のチェーン店でもやっぱり現地はうまいですなぁ。出汁が好き。
個人的にはこういうスタイルの店の方が入店時の敷居は低くていいなぁと思いました。おいしかった。
ところで、
四国にいるとツイッターで言ってたら、もしやことでんのレトロ電車が目的ですか?とリプライをいただきまして。
まったくそんなの知らなかったのですが、偶然にもその運転日だったそうで。
いい情報を教えてもらっちゃいました、折角なので高松築港へ向かいました。
お城のお堀に沿って走るとかいうなかなかすごいことでん、高松駅から近くてお手軽に撮れるためこの辺はギャラリーが多くいらっしゃいました。
ことちゃんかわいい。
お目当てのレトロ電車の回送、どちらの線に入るか不安でしたが取りやすい内側カーブの方でした。
折り返し時間結構せわしなく、琴平行きとして出発。八の平がかなりいい味出してます。
お堀区間、高松城と絡めての1枚。なかなか素敵でした。
高松駅へ戻ります。
高松駅にて、四国パンを購入。
パウンドケーキのような甘さがおいしいです。
普通で古高松南へ。
ここから歩き、八栗ケーブル八栗登山口駅へ。
途中の踏切ではタイミングよく志度線電車が撮れました。
ここから八栗登山口までが結構遠いんですよねぇ、勾配もあるし…
その道沿いには延々とこの看板が
うどん、山田家…!?
水曜どうでしょうで大泉さんが絶賛していたあの山田家さんではないですか!
暇だから乗りつぶそうと八栗ケーブルに行ってみただけですが、そういえばここでしたなぁ
うどんは後にして、まずはケーブルに乗車。
八栗山上駅、書体がかなり素敵
紫陽花がきれいでした。
八栗寺と多宝塔、思っていたより厳かでいいところでした。マイナスイオン~
下山。
八栗登山口駅は随所に昭和を感じました。
ここから再度古高松南へ戻るのか…
登山口駅時点でこの標高です。
帰る途中で、楽しみの山田家さんへ!
かなり賑わっていて、15分ほどは入店待ちでした。
冷やしざるぶっかけうどん。もちもちしていながらのどごしもよく確かにおいしいうどんでした。
これだけおいしくて、お店の雰囲気も立派なのに570円とは思ったより安いなと感じました。おいしかったです。
時間がまだまだあったので志度線を撮影。
なんやかんやで古高松南駅へ戻ってきました。
この駅の徳島方、なんだかんだいい感じのカーブに見えたのでここで狙うことに。
この日運転されていた四国DC関連のリバイバル特急、うずしお号を撮影。
国鉄色、なかなか素敵。
普通 引田行で終点の引田へ。
この列車、ここ終点で高松折り返しかと思ったら切り離し、前1両は徳島行に化けるんですね。
知らずに列車を逃しました。
結局特急に課金して徳島へ。
駅前ポストにも阿波踊りが…
お宿は駅直結のJRホテルクレメント徳島に。
ちゃんとしたホテルであるためまあ安くはないですが、直前に予約をしたため空き部屋を埋めるための値引きがありまして。
それでもその辺の格安宿にはかないませんが、設備に対しての値段を考えたら安い気がしました。
晩飯は、徳島駅前の徳島ラーメン麺王にて。やっぱりこの味大好き。
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