motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

中秋節の台湾旅(2日目前半)

2018-09-30 23:59:44 | 旅行
北投温泉 鳳凰閣温泉會舘さんで宿泊し、9/21 2日目のスタートです。


宿の朝食をいただきます。小さな食堂ですがバイキング形式でした。
朝ご飯開始は8時からだったのですぐ行ったとこ私がトップバッターで誰もおらず。
よくわからないけど単語だけの片言英語で色々と取りました。

豆、はんぺんみたいなやつ、卵、小魚、きゅうりの酢の物
このあたりは普通に日本風ですね。お節料理に入ってそうな面々。
このおかずに対して有無を言わさずつけてくれた主食がおかゆ。
おかずで味つけて食べるんですかね?

これはいるかい?って聞かれた(多分ジェスチャー的に)のが上のやつ、切り分けてもらいました。
てっきり肉まんかと思ってましたが中身がありません。
調べてみると、これは饅頭というらしいです。

いや、饅頭だったら餡子入ってるやろ!ってなるわけですが…
これは日本の饅頭(まんじゅう)ではなく、中国で食べられている饅頭(マントウ)というものだそうです。
中身入りの中華まんやまんじゅうとは違い、蒸しパン的な感じで食べられている食品だそうです。
味は、肉まんの肉抜きって感じでした。普通に美味しかったです。
肉まんだと思って食べたら入ってない…って言うのは驚きましたが。

美味しかったです。おかゆと饅頭と食べると結構おなかいっぱいです。
朝風呂でさっぱりしてからチェックアウトしました。


また北投駅まで送ってもらいました、謝謝。
MRT淡水信義線、ミッキーラッピング車が見られました。

まずは台北駅へ。
本日はついに台鉄(台湾鐵路管理局)に乗れます。やったね。




話は変わりますが、台鉄はインターネットで事前に指定席の予約ができます。
ホームページは日本語対応、非常に新設設計です。

今回旅行前に指定席を押さえておこうか迷いましたが、まあそこまで混むことはないだろ~
それに外国人用の台鉄フリーパス買うつもりだしそのとき指定つけてもらった方がいいや、と甘く考えておりました。

旅行出発の前日夜。ガイドブックを眺めていたら…
「中秋節」という期間が丁度まるかぶりではないですか。
これは、中国や台湾では伝統的な行事。
春節、端午節と並ぶ三大節の1つで、故郷の家族のもとに帰りお月見しながら団らんするといった過ごし方をするそうです。

日本にも中秋の名月に月見をする文化はありますが、言うてマックで月見バーガー食べる程度ですよね。
それに比べこちらは「故郷の家族のもとに帰り団らん」があります。
日本で言うお盆休みに近い感じでしょうか。

「お盆を家族のもとで過ごす方の帰省ラッシュ」としてテレビでよく見る光景。
あれのど真ん中期間に当たってしまっているわけです。あちゃー。


これはまずいです。
乗車予定列車ですが、全席指定の太魯閣自強号と普悠瑪自強号。そして座席夜行の莒光号616車次。


3列車とも、バットアウトでした。

無念。

元々の予定では、この日は平渓線の十分駅へ行き、その後宜蘭線蘇澳駅の蘇澳冷泉に行ってから太魯閣自強号で台北に戻ってくる予定でしたが、太魯閣に乗れなくなったのもあるので蘇澳を捨てて十分だけ楽しむことにしました。
蘇澳冷泉(温かいのが温泉⇔冷たいのが冷泉)に行くためだけに海パンを新調して持ってきましたが、まあいいや。


台鉄に乗る前にまずは悠遊卡を購入。台湾のいろんな交通機関やコンビニで使えるすごく便利なICカードです。
「ヨウヨウカー、Please!」って言って200元(カード代金100元とチャージ分)差し出したら通じました。


時間全く未定で台北駅に行くと、丁度莒光号に乗れる時間と判明。やったぜ。
台北駅の近代的な地下ホームから乗る列車が客車列車というのはなかなか違和感があるものです。


混んでいたので先頭のデッキの機関車との連結部のとこにいましたが、こうやって機関車間近なのっていいですよね。
ただ、デッキは冷房が効かないのでとにかく暑いですが。
9月末とはいえ、最高気温は35℃。さすが南国です。






瑞芳駅で下車、向かいのホームにはEMU800がいました。


十分駅で下車、走って有名なマーケットの方に。
乗ってきた電車が発車し、マーケットをそろーりと通り抜けていくところを何とか撮影。




ここでは、列車が来るときに店の屋根を畳むことで知られています。
列車は毎時1本、列車が行ってしまえばみんな出てきます。
幸せの天燈を飛ばすというのが十分観光の目玉らしく、皆さんたくさん飛ばしていました。

なお、日本人観光客の方も結構多く、願いが…読める…w


マーケットから駅側を。
ポイントの標識などは日本と一緒のものが使われていました。
その他、中継信号機や入替標識なども日本と全く同じで鉄道関連の類似点は面白いですね。
「カモツ」や「やわやわ~」など、鉄道業界用語としてだけですが日本語がそのまま受け継がれている言葉もあるそうです。


おなかがすいたので線路わきのお店で牛肉麺をいただきました。
ちょっとピリ辛のスープにやや平たい麺、シャキッとしたもやしとゴロゴロ贅沢な牛肉。
いやぁ、これは美味しかったです。


平渓線で台北方面へ戻ります。
日本車両製造のステンレス製ディーゼルカーDR1000。かっこいい。




マーケット内を、うおおおぉぉ


今回は瑞芳まで戻らず、蘇澳線と平渓線の分岐駅である三貂嶺駅で下車しました。
分岐駅自体はここなのですが、區間車(普通列車)しか止まらない山のど真ん中です。
平渓線はタブレット閉塞を採用しているようで、三貂嶺駅の駅員さんが平渓線列車から受け取ったタブレットを持ち帰っていきます。


三貂嶺駅前、駅に通じる唯一の道がこれです。
いわゆる秘境駅ですね。

ここから歩いて5分ほどのところがお手軽な撮影地。
結構台湾の鉄道を特集した雑誌では有名なポイントかもしれません。




気動車の自強号DR2800、トンネル出てすぐの位置なのでピントが難しいっす…ミスった。




こちらはEMU700。阿福号と呼ばれています。
阿福というのはドラえもんに登場するスネ夫のことをいう中国語。
特徴的な連結器カバーの形状がスネ夫のあの髪形に例えられたってことです。




平渓線方面へ行く列車も撮れます。いいっすねぇここ。


青い區間車EMU500は韓国製の車両。
警戒色のスカートが目立ちます。




乗りたかった太魯閣自強号TEMU1000。
東部幹線の主力選手として活躍しており、3本も見れました。
丁度撮りに行った時間は普悠瑪自強号は見られませんでした。残念。


写真を撮っていると、なんか周りにこんな虫がたくさんいました。
タイワンヤツボシハンミョウというやつらしいです。玉虫色というかなんというか、ぎらっと光って綺麗でした。


三貂嶺駅に戻りました。


古めの駅ですが、AEDもあるしICカードの機械もついています。
台鉄の路線ですが、とんでもなく田舎の路線でも全駅でICカードに対応しているというのが凄まじいところです。


って、それより目を引くのがこっちですよね!

空 襲 避 難 位 置 圖

台湾では今でも年に数回空襲避難訓練が行われているような土地とのことです。これは知らなかったなぁ。








そんな秘境の駅、三貂嶺駅を去ります。


台北駅…まではいかず、南港駅で下車しました。

この続きは後半記事とさせていただきます。




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中秋節の台湾旅(1日目後半)

2018-09-27 17:19:13 | 旅行

台北駅前からの後半です。
駅前には過去に活躍した機関車と気動車が保存されています。





日本統治時代に762mmゲージの路線で活躍した車両です。
気動車の方はロッド駆動式。時代を感じる。


台北駅から捷運{MRT}に乗ります。
桃園機場捷運もそうなのですが、捷運(MRT)っていうのは日本で言う地下鉄、またはそれに類する都市型の交通機関をまとめて言う言葉になります。
必ずしも地下を走るものだけではなく、BRTや新交通システムなんかもこれに含まれます。
日暮里舎人ライナーやゆとりーとライン、ニュートラムみたいな感じの地下鉄と一体にネットワークを形成するのりものまで含めて捷運(MRT)と呼ばれるわけですね。


捷運に乗るにあたってきっぷを購入。
ICカードを買うか迷いましたが今日はフリーパスを買ってみることにしました。
地下にある捷運淡水信義線の有人窓口で購入できます。
種類は1日券、24時間券、48時間券、72時間券と用意されているのでそこさえ伝われば言葉に自信がなくても購入できます。

「Hello!I want to buy 24h Pass!」とか喋れれば多分大丈夫です。スマホでホームページ画面見せながらってのも間違いがなくていいと思いました。

24時間券もICカード製です。日本では磁気カードが主流ですがここは1回乗車でもきっぷではなくICトークンの購入となり、全ての乗車券はタッチで通ります。




トークンは出場時に改札に回収されてしまうので手元には残りません。それならばと乗らないけど収集用に買ってみました。
紫のが桃園捷運、グレーのほうが台北捷運のものです。桃園捷運は車両がデザインされていていいですね。






それでは、淡水信義線で1駅、台大醫院駅で下車。たった1駅なので地上に出れば台北駅が見える範囲です。


駅から歩いて5分ほどすると、教科書にも載ってる有名な建物、台湾総督府が現れます。
現在は中華民国総統府として使われているそうです。


周辺には歴史的な建物が多く残されています。
こちらは台北府城の門の一つであった東門。ロータリーの中央に残されています。


こちらは中正紀念堂と自由広場。中華民国初代総統の陵墓をはじめとした施設とのことです。
今回は外からちらっと見るだけ。行きたいところが多いのです。




1駅分歩いていました。中正紀念堂駅から淡水信義線で今度は北上。






北投駅で乗り換え、新北投支線で1駅の新北投へ向かいます。


新北投駅。かなり立派な駅。


台北捷運や台鉄の駅の改札付近にはだいたいこれが設置されていて驚きました。無料の充電スポット。




駅前の風景はというと…なんだこれは日本じゃないか。
大戸屋まで進出しているとは…


少し進んで、今回のお宿へ向かいます。
ここは、日本統治時代に開かれた温泉地である北投温泉。硫黄のにおいが充満していました。


歩いていると、加賀屋を発見。
日本の加賀屋がやってるちゃんとした旅館で、お値段は日本同様にどっひゃーするそうです。


温泉街には天主堂もありました。なんかすげぇ。




今回宿泊したのはこちら、鳳凰閣温泉會舘。


フロントでは全然喋れず、Google翻訳とパスポートを提示。
英語は喋れるか?みたいに聞かれたので「English,so-so…」とか言ってなんとなくチェックインを済ませました。
ガバガバ英語でも親切に説明していただきフロントの方々には感謝しかありません。




ここは比較的安かったって言う理由で選んだのですが、部屋の個別のお風呂でも蛇口をひねれば温泉という最高な設備でした。
やや濁った温泉、硫黄臭がすごくて効いてる感があります。


さっとお風呂浴びてから、荷物を置いて再度街へ。
この旅館、チェックインの時にシャトルバスサービスがあるから使うんやったら言うてやという感じの説明をされたのですが、新北投まで15分くらいで歩けるし駅から公衆電話かけるのもよくわからないし…
駅まで歩いていこうとしたのですが、追っかけてきてシャトルを出してやるから乗ってけよって感じで乗せてくださいました。
公式案内では新北投駅前のこの辺でシャトル待機してるからな~と地図が描かれているのですが、支線に乗り換えて1駅行くのあれやろってことなのか北投駅まで送ってくれました。
「Return,Call this number,Public phone.This Place!」とかいう感じの文法破綻英語で、帰るときは公衆電話でかけてや~場所は今いるここなって相互確認をしました。
何度も言いますが旅館の方々ありがとうございます。謝謝。




向かった先は士林夜市。台湾のナイトマーケットの中でもとくに有名な場所です。
士林駅で降りましたが、夜市最寄り駅は隣の剣譚駅だったんですね。歩ける距離なのでいいですが。
大須商店街に行こうと思ったけど大須観音駅より上前津駅の方が近かったのかよーって感じの立地ですね。


とにかくでかい唐揚げを購入。顔の大きさよりでかいくらいなのに値段は70元。日本円で256円ほど。やっす!
でかいだけでなく、味付けが日本と若干違うハーブ系の味わいでおいしかったです。

ただ、これで満腹になってしまいました。計画性がない。


少しあたりをうろうろしてから、唐揚げ味の口に飲み物が欲しくなりました。
本場のタピオカミルクティーを購入。アレンジなしの一番普通のやつ。

普段タピオカってあんまり飲んだことがないんですが、なかなかおいしいもんですねこれ。
実が甘くてもちもちしてておいしかったです。


そんな士林夜市、なかなか楽しめました。大して食べてませんが。


帰りは剣譚駅から乗車、北投からはシャトルバスサービスを呼んで宿に戻りました。

ここからは買ってきたものやらのご紹介。


台北捷運で見つけた駅スタンプ。
日本のJRのものよりだいぶ小さめです。


こちらはコンビニで買ってきたお菓子。
本家ポッキーと並べて売られていたこちらはCITY城市一族というお菓子。
比べちゃうとポッキーの方がチョコがおいしいなぁと思う程度で、普通に食べれる味でした。
アジア近隣はいいですがちょっと遠くの国だとチョコの油が違って無理だわってなることありますよね、その点は大丈夫でした。




もう一つ面白いと思ったのがこちら。牛乳売り場においてありました。
コーンフレークと牛乳を一緒に販売するとは、日本じゃあんま見たことがない販売形態です。

食べてみると、普通においしい。
ただ、浸して食べることを前提に作られているらしく、コーンフレークはそのままではやや硬め。
また、牛乳はあらかじめたっぷり加糖されています。シスコーンに牛乳かけて食べた後に残った牛乳の味って感じです。
それぞれ単品だとうーんって感じですが合わせるといける味でした。

一つ補足情報。
台湾のコンビニは基本的に袋をくれません。欲しい場合は有料です。
逆に、毎回タダでもらえる日本が異常なのかもしれないですが…


こんなのを食べながら、どうせわかるわけねぇやと思いつつテレビをつけてみるとチャンネル数が100を越えてて驚きました。
どうやら、無料放送が5つほどしかなくどれも大して面白くない(らしい)のでかなりの率でケーブルテレビ的なのに加入しているとのことです。
その放送局数の多さから、ザッピングしてみると5つほど日本の放送に字幕を付けたチャンネルを発見。
NHKも映りますし、アニマックスでは暗殺教室を放送していました。


丁度面白いのがやっていたのでこれにしました。
台湾の北投温泉にいながらHTBで大泉さんが見られるとは!
水曜どうでしょう…ではなく、「おにぎりあたためますか」という番組の「オクラホマの北海道完全制覇の旅」というやつでした。面白かった。

台湾ではこういった形で日本のテレビを視聴する方が多く、それ故日本に親しみを持っている層が多くいるとも聞きます。なるほどなぁ。

そんな感じでHTBの大泉さんのボヤキを見ながらおやつを食べ、再度温泉に入ってから寝ました。




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中秋節の台湾旅(1日目前半)

2018-09-27 01:55:35 | 旅行

5連休がもらえたので前々から行きたかった台湾に行ってきました。

しかし、先日の台風で"タンカーがぶつかったんかー"事象発生により関西空港が孤立。
旅行開始日数日前に関西空港線再開しましたが、飛行機予約時にはもっと影響は長引くと思っていましたし直前の変更ってのもなかなか厳しい。


ということで、まずは新幹線で博多へ移動し、福岡空港から飛ぶこととなりました。
空港内では「関空以外使うの初めてやわ~」「ほんまそれな」といった声がちらほらと聞こえてきたので同じ状況の人もそこそこ居たみたいです。




福岡空港といえば博多駅から地下鉄でたった2駅。国際空港としては非常に市街地に近い立地と聞いていましたが、駅から直結なのは国内線ターミナルだけなんですね。
国際線ターミナルは滑走路を挟んで向かい側、無料シャトルバスに乗りかえる必要があります。


チェックインカウンターへ向かうと、なんともかわいらしいディスプレイ表示が。
サンリオデザインジェットを数多く飛ばしているエバー航空らしい素敵な計らいです。


台湾に飛ぶには、Peachなどの格安航空ももちろん選択肢にあったのですが、以前関空でこれを目撃していたので折角ならエバー航空を選んでみようと思いまして。
台湾を拠点とする航空会社ですし、なによりかわいい。


ただ、スケジュールを見てみると、直近1週間のうち私の乗る9/20の便のみ一般機材…
とはいえこれだけの率でサンリオデザインジェットが充てられているなら帰りは乗れるでしょう。


チェックインカウンターで手続きを終、搭乗券(という名称であってますかね?)をゲット。

なんだこのかわいさは、やばい。




一般機材ではありますが案内表示や搭乗券にサンリオキャラが多用されてて素敵でした。これは人気出ますわ。


制限区域内の待合ベンチ。かなりの席に充電コンセントが供えられているのは画期的だなと感じました。


飛行機に乗り込みます。
今まで飛行機に乗ったことがあるのが、修学旅行で沖縄往復と半年前に韓国から帰国する際のみ。
その韓国旅行が初の一人飛行機だったわけですが、大韓航空系の格安航空会社ジンエアーを利用したことや路線距離の短さなどから機内食はありませんでした。
ただ、今回の福岡→台北桃園は機内食あり。
人生初機内食にちょっとテンションが上がっていました。




提供されたのはこちら。
メインはカレーライスですね。温かくておいしい。からめ。
上段の真ん中のお皿は、リンゴ(衝撃!)とポテトと結構辛いチキンのなにか、サラダかな?うまい。
リンゴ入ってるの見えてたからデザートなのか…?
いやでもチキンのってるしなぁって迷いました。
左上のやつは多分デザート。甘い系。
パウンドケーキに半分ジャム化したレーズン的なのがかかってて美味しかったです。

機内食って噂だけ聞いてる分にはもっと犬の餌みたいな扱いかと思ってましたが、ごはんは温かいし肉も柔らかくて美味しかったのがちょっと驚きました。
美味しかったです。ごちそうさまでした。

機内食おいしいランキングとか検索してみると、毎年上位10社には入るくらいにエバー航空は高い評価を得ているようです。
また、食文化が比較的近い国なので日本人でも受け入れやすい味というのはあるのかもしれません。




残念ながら見たい映像コンテンツはなかったのでスカイコンパスを表示させつつガイドブックやらを読んで時間を過ごします。


あと、やっぱり窓側が確保できるといいですね。この眺め。
隣が空席ってのもあってゆったりできました。



2時間20分ほどで台北桃園空港に到着。
隣にはサンリオデザインジェットのサンリオファミリージェットがとまっていました。

あと、時差を体験するのも初めてでした。韓国は時差ないので。








機場第二航廈から桃園機場捷運に乗って台北駅へ出ます。
先頭車の乗車位置で待っていたのですが前面展望はできませんでした。
空港から台北まで早く行く「直達車」の台北方先頭車は台北駅でのインタウンチェックインの受託手荷物をそのまま運ぶ荷物車となっているからです。

日本で言うと、関空特快ウイングがなんばOCATで、特急はるかがK-CATで受託手荷物を積み込んでいたのと同じ感じですね。今はないですが。


台北駅から先は次回記事にしたいと思います。
書きたいことが多くて時間かかるかもですが…




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同和鉱業片上鉄道線跡をサイクリング。

2018-09-04 13:02:34 | 日記

8月31日、夏休み最終日。
何を思ったか、前々から行きたいなぁと思っていた片上鉄道線跡のサイクリングロードに行くことにしました。
廃線跡レンタサイクルによるサイクリングは岡山県の下津井電鉄以降2回目。あれは楽しかった。

スタートはJRの山陽本線、和気駅から。
和気駅前の観光案内所のレンタサイクルで300円でマウンテンバイクを借りました。


ただ、なんか思ってたマウンテンバイクとちょっと違いました。
あくまで通勤仕様自転車のスポーティモデル。ブリヂストンのViLLettaという自転車でした。


下津井電鉄の時に借りたマウンテンバイクはこいつでした。なんかこういう感じのかなぁと思ってたんですが。
まあ、サドルは長時間走行によさげなスポーツタイプ(ただ、乗り慣れた人じゃないと骨痛めるやつ)でした。

片鉄ロマン街道という名前で整備されたサイクリングロードを走って終点の柵原駅を目指します。
以前行った下津井電鉄(児島~下津井)が片道6.3kmに対し今回の片上鉄道(和気~柵原)は片道25.2km。
いきなりの高難易度路線です…単純計算で4倍。今思えばこの間あたりの中級路線を挟んでも良かった気もします。






和気駅を出て早々に山陽本線を跨ぎそのまま日笠川を越えます。
勾配標とかそのまま残ってるんですね、これは嬉しい。




和気の市街地は私鉄らしく短い距離で駅がありました。本和気駅。
駅名標だけでもこうしておいてあると楽しいですね。




本和気を越えて次の駅は益原駅。ここには和気鵜飼谷交通公園と和気ドームがありここまでは和気市街地といった雰囲気でした。
交通公園内には腕木式信号機と有蓋貨車が展示されています。いいですねぇこういうの。


過酷なのはここからでした。
この先の区間は基本的に吉井川に沿って川沿いの険しいところを縫って進んでいく路線。集落も少なく駅間は長くなっていきます。


とはいえ鉄道とはそんなに急に坂を上れないのりもの。
自転車用の道ですが元鉄道なだけあって立派な切通が楽しめます。


井堰としては日本最大の貯水能力を誇るという新田原井堰を見ながら北へ進みます。



ちなみに、

写真では晴れわたった青空の風景ばかりですが、ちょっと天気がよろしくない日だったようで10~20分に1回程度の頻度でスコールに見舞われました。5分ほどやり過ごせばまた猛暑がやってくるので文字通りスコールです。
伝わるか微妙ですが写真のアスファルトが湿っているのはそのためです。
降った雨が速攻熱せられて上がっていくのが目で見えるってやばいなって思いました。




和気駅から5.9km地点、突如現れた映画のセットみたいに素敵な駅。
これが天瀬駅です。なんだこれは、凄すぎるぞ…








駅舎内部もかなり整備が行き届いていてかなり素敵でした。


サイクリングロードを挟んで駅の向かい側には恐らく現役時代に使用されていたレールが。


天瀬駅前にて。これは素敵すぎる。
どうやらここ片鉄ロマン街道は廃線跡サイクリングロードの成功例として結構有名らしいです。
全線にわたって走りやすく整備されていることに加え、こういった往時の名残が丁寧に保存されているのも人気となる一因なのかもしれません。


天瀬駅を出ると短いトンネルを2つ越えます。
元鉄道用トンネルであったのがよくわかる形状、すごくわくわくします。


吉井川に沿ってさらに進みます。
国道とクロスして川の淵を走ります、すると現れたのがこちら。陸閘門。

鉄道好きの方なら三江線のアレだと浮かぶかもしれません。
川の増水時に備えるため高い堤防を作っておくべきですが普段は生活のため途切れさせておいてます。
このままだとここからだばぁしてしまうので増水時にゲートにより塞ぐということですね。

今年の台風で岐阜県の長良橋閘門が閉鎖されてこれは岐阜県まじでやばいというあれもあったのでそういう意味で知ってる方もおられるかもしれません。


増水時に水をせき止めるため物々しいゲートが取りつけられています。
地面に埋め込まれているのは往時の片上線の線路。
線路面もちゃんと隙間なく止めなければいけないためこの部分はバラストではなくコンクリで固定されていたということですね。
カーブ区間のためカントがついており片方の線路だけやや高いのも分かります。




備前矢田駅にて給水休憩。
ここは駅舎は残っていませんが立派なホームと駅名標がいい雰囲気だしています。

給水休憩の後さあ走り出そうとしたら突然のスコール。5分ほど降られました。


雨が止んだ直後の備前矢田駅出発信号機。
この雲でなんとなくお察しいただけるかと…






備前矢田の次の駅、苦木駅に到着。
和気駅から13.6km地点です。

これまた天瀬駅と同様にかなり素敵な整備の駅届いた駅が残されていました。
過去には交換駅だったのでしょうか、ホームが斜向かいに設置されていました。


駅の建物内で休憩。
昔はここから列車の姿が見えていたんでしょうね。


先を急ぎます。すると…

「Bear is… たっくさんいます。」

「違う違う僕は熊が見てぇ!っつってんじゃない」

恐る恐る進みましたがどうにか熊には遭遇せずに済みました。
熊注意区間を越えた先でサイクリングロード上でシカには遭遇しましたが…


備前塩田駅跡、これといって何も残っていない感じですが構内踏切警報機がオブジェ的に残されていました。


この先で吉井川にかかっていた鉄橋はいくつか撤去されているため迂回ルートになります。
しかし、歩道も広く案内もちゃんとされていて困ることは少なかったです。
見づらいですがこの写真で川の上流に片上鉄道線の橋台跡が残っています。


やや複雑な分かれ道にはちゃんと案内看板があるのも助かります。


備前福田駅跡。こちらは駅名標や速度制限標識の他、明らかに後年になって建てられたであろう駅舎(というかバス待合室?)が建っていました。




和気駅から約24km、車両基地を擁する吉ヶ原駅に到着。
所要時間は色々撮影やら休憩やらしたのを含め約2時間半。
デッキ付きのレトロな客車がお出迎えしてくれます。




入口には夕張鉄道から岡山臨港鉄道に移り活躍したキハ7000が。高まる。














多くの車両と駅設備が大切に保存されている旧吉ヶ原駅。毎月第一日曜日には運転会が行われているようです。












現役当時の終点である柵原駅への線路は大部分が撤去されましたが、100m程だけ復元され2014年に黄福柵原(こうふくやなはら)駅が新設されました。
現在、保存運転はこの両駅間で行われているそうです。


駅名標の裏は柵原駅のものでした。


ところで、吉ヶ原駅のすぐ近くに何故か保存されていた国鉄のゲタ電(63系)。何でこんなところに…って感じです。




保存車を色々眺め撮影。うーん、これはいい。
保存運転日にまた是非来たいです(次はバスでいいかなぁ…)


さて、2時間半かけてやってきた道を戻ります。Oh…




途中結構な雨雲が接近してきていたので苦木駅にて30分ほど休憩兼雨宿り。
このあたりになるとそろそろ足がいうこと聞いてくれなくなるんですね。










そんなこんなで約5時間かけて往復50kmのサイクリングロードを走破してきました。しにそう。
天気がよろしくなかったのがアレだったかもしれません。スコールと猛暑。
おかげでかなり焼けました。やっちまった…




帰りに姫路でまねきそばを食べてきました。美味しかった。


鉄道廃線跡サイクリングはほんとお勧めです。

・起点駅でレンタサイクルできる
・元鉄道なので勾配も比較的なだらか
・駅跡とか遺構が残されている
・終点に車両が保存されている

これらが揃ってれば完璧ですよね。


次は加悦鉄道跡サイクリングロードでも行こうかなぁと思っております。





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