motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

ハルヒ自転車で西宮の聖地巡礼

2021-06-26 03:25:23 | 旅行
皆様は、こちらの記事を読んだでしょうか?
まずはこの記事を読んでください(命令)

涼宮ハルヒのラッピングシェアサイクルがいたので聖地まで拉致してみた

かなり狂った行程で聖地西宮まで涼宮ハルヒ仕様の自転車を輸送してのけた「ばか者@aul_52I」氏。
Twitter上でいわゆるバズりを見せていてすっげぇなぁと思いました。


さて、今回の企画は人気者にあやかろう!おこぼれ拝借企画です。
涼宮仕様のHELLOCYCLINGで聖地巡礼をしてきました。


西宮北口駅にて当該の自転車を「観測」
これが例の自転車ですか…


ちなみに、直前までアプリ上ではこんな感じの表示だったのですが


私が自転車を借りようとする直前に表示画像が切り替わっていました。なんで!?!?
もしや公式、やってくれちゃったんですか…?
粋な計らいと思っておきましょう。


ハルヒ仕様のドレスガードが最大の特徴といえる同車、左サイドは鶴屋さんが描かれています。




早速借りまして、まずは珈琲屋ドリームへ。
作中で登場することで有名なお店です。厳密にはモデルのお店からちょっと移転して別の建物になっているのですが、聖地として愛されていることは変わらないようでみくるちゃんがお出迎えしてくれます。


さて次の目的地へ、と進んでいたところで見逃せないお店が。
聖地でも何でもないですが、鶴屋さんが黙っていません。




作中では陽園として登場する阪急甲陽園駅。




こちらはわかりますかね?長門有希の住むマンションです。
夜中にマンションの外観撮影するの圧倒的不審者なのでなるべく手短に…




先ほどのマンションからほど近い場所にあるのが、作中で大きな意味を持つ水道路踏切。
甲陽線最終列車の夙川ゆき(甲陽園0:12発)に間に合いました。やっぱ電車ありで撮りたかったですし。




キョンが通学に使う階段も見てきました。


そしてこの坂を上っていきます。電動アシスト自転車で助かります。




ここが今回の目的地、作中の「北高」モデルとなった西宮北高校です。
ファンの間ではハルヒ坂と呼ばれるこのスポット、夜景がかなり素晴らしい。






そんなわけで深夜の北高にやってきた自転車くん。
校門をよじ登ったり校庭に落書きしたり神人を目撃したりするわけじゃないですが、夜に北高前に自転車を置くだけでハルヒの厄介ごとに巻き込まれるキョンの姿が浮かぶようで面白いもんです。


それにしてもいい景色ですね。聖地巡礼とか関係なく訪れたいスポットな気がします。


そんなわけで、完全に人気者にあやかっただけの便乗ネタではありますが、かなり楽しい思いをさせていただきました。
運営さん及びばか者@aul_52I氏へ圧倒的感謝です。ありがとうございました。

さて、そろそろ寝ますか…時刻はもうすぐ3:30です。
おわり

追記


翌日朝、元あったステーションに返却を行ったのですがその後のアプリ上の表示がこちら。
これは、公式さん確信犯ですね…(笑)




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高級夜行バス「マイフローラ」に乗車

2021-06-24 23:51:10 | 旅行

HELLOSCOOTERで浦和美園に抜けてから南北線経由で東京へ戻ってきました。
20時を過ぎてしまったため飯屋もろくに開いておらず、悲しいなぁ…


東京駅丸の内駅舎の明かりは消されていました。代わりに光り輝いているのはこのオブジェ。なんの皮肉かな?


東京の高速バス乗り場として知名度が高い鍜治橋バスターミナルにやってきました。実は来るの初めて。
ここも規制がかかっており出発20分前まで立ち入れないようにする措置が取られていました。
そのため門の前の歩道にたむろする人々。これは逆効果なのでは…と思ったり。


乗車するのはこちら。海部観光のマイフローラ号です。
わずか12席のみという超豪華仕様の夜行バス。高級夜行バス界のキングと言っていい存在です。
東京から徳島へ向かう路線ということで、徳島に住んでいるものとしては便利な存在です。


ちなみに、3列シート21人定員と標準的な配席のマイリピート号が同じ区間を10分先行で走っています。
これでも十分快適だとは思いますが、やっぱり「一番いいのを頼む」ですよ。




車内へは靴を脱いで上がります。個室区画になっていて確かに異質な雰囲気を感じます。






ちょっとわかりにくいですが、座席はこんな感じ。かなり快適に倒れます。


座席の背後にはバックシェルが設けられているので後ろに気を使わず全開で倒せるというのはいいですね。


お手洗いも贅沢三昧という感じ。確かに全般に綺麗な作りですね。


ただ、ちょっと気になったのがこのあたり。
完全個室かと思っていましたが、上は開いているんですね。そのためいびき等は普通に聞こえてきます。


あと、各座席にモニタがついているのですが個人的にこれは無くてもいいんじゃないかなぁと思ったり。
電波状況を考慮してかテレビではなくDVDが垂れ流しとなっている状況でしたし、電源ボタンが分かりにくく説明もなかったため前の席の方は消灯時刻後も消せなかったようで明かりが漏れてきました。

あと、座席下は足を伸ばせるようにか空洞になっています。ただ、ここも仕切りが無いため自分の座席の下に荷物を置こうとしたら後ろの人の足が伸びてたなんてことが考えられます。
意外と座席に座っちゃうと物を置く場所に困るので、一旦床に置いておいたペットボトルが転がってどっか行っちゃったのが悲しかったです。

乗り込む際に靴を預け車内はカーペット敷きというのは確かに豪華なんですが、深夜のSA休憩の際にいちいち部屋番号を申告して靴を保管場所から出してもらって…とやっている間通路で立って待つというのを考えると「もういいよ靴のまま上がらせてくれ…」と思ってしまいました。


ちょっと気になる箇所もありますが、座席の倒れ具合は満足でした。


徳島駅のバスターミナルには乗り入れず、少し離れた場所の海部観光バスオアシス前に到着となります。


ここはバスの利用者向けの待合室。到着後にも利用が可能です。
快活CLUB並みの設備とはいえ、夜行バスで到着後にシャワーを浴びることが出来る設備というのはかなりいいなと思いました。しかも無料。
到着時にシャワー設備のあるネットカフェの割引券を配る、みたいな例はありますがあれ行くのめんどくさくて使わないんですよね。
こういう設備面では頑張っているなぁと思いました。

さて、初の高級夜行バスということで期待して乗ってみたわけですが正直思ってたよりは夜行バス感が強いのりものでしたね。
また乗るかと言われたら、値段も考えるとマイリピートでいいかなぁという気がします。
靴を脱いで上がるのとか、モニターがついているのとか言いなぁと思っていたのですが、乗ってみるとどちらも私にとってはないほうがいいと思う結果でした。

まあ、乗ってみないとわからないですからね。乗らずにブーブーいうのは嫌いですし。
そんな合わけで、自販機フェリーに始まり日光街道サイクリング、FOMM ONE、ジャイロキャノピーと回った関東のりもの企画はこれにて終了です。


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「ジャイロキャノピー」をレンタル

2021-06-19 15:52:40 | 旅行

HELLOCYCLINGのステーションに併設されるHELLOSCOOTERのステーション。
中山道を漕いだ時にも見かけました、これ前から気になっていたんですよ。


HELLOSCOOTERアプリでの乗り捨て予約不具合について借りる前に連絡したところ、空きがあれば予約がなくても返却できると確認が出来たのでレンタルを開始することとしました。
街中でよく見るけど乗る機会は少ないジャイロキャノピー。ピザ屋とかマクドナルドとか出前館が使ってるあれですね。
都心部で展開している一因には、UberやDiDiなどの配達員向けっていうのも関係しているのかもしれません。
聞くところによると配達手段を自転車から原付に変更すると比較的遠距離が割り振られるため報酬の獲得効率が悪くなる、みたいなのはあるみたいですが。


直前に乗ったFOMM ONEは大宮とさいたま新都心エリアのみなので最悪返せなくてもすぐ戻れる距離ですが、HELLOSCOOTERはそれよりちょっと広いエリアで展開しています。
大宮から代々木上原とか長距離ライドしても面白そうですが、今回はあくまでお試し。
ステーション1カ所が離れ小島のように設置されている浦和美園に向けてのライドとなります。






アプリ連携でレンタル処理やボックスの施錠が出来ます。
各種ボタンや操作関連は親切な案内があるので特に迷うことはないかと思います。




ボックス内には予め鍵・ヘルメット・給油専用カードなどが備えられています。
ヘルメットの内側に敷く紙製のキャップも用意されているのは気が利いているなぁと思いました。


鍵やヘルメットが盗まれてしまわないのか心配になりますが、キーホルダーでプラグが繋がっておりこれを繋ぐことで返却を認識する仕組みになっているようです。
かなりアナログな仕組みではありますがアプリから検知するには一番手っ取り早い方法なのかもしれませんね。


多分、教習所出てから初めてのガソリン車ですね。自動車ではないですが。


さいたま新都心あたりでは面白そうだったので線路沿いの道を走行。
原付なので大通りより裏道みたいなところのほうが走りやすい感じはありますね。

乗ってみて思ったのですが、3輪スクーターの特性だと思うのですがカーブを曲がるときの挙動が特徴的。
自転車のように自分で傾けて走行するのではなく、ハンドル操作に連動して車体のみが傾きシャーシはそのままなので結構違和感があります。
振子列車みたいで面白いところはありますが、慣れは必要なのかもと思いました。


セブンイレブンさいたま中尾駒前店で休憩。慣れない運転なので気を張ってちょっと疲れました。
ここで改めて外観を観察。停車中のロックは運転席左のレバーで行います。2厘原付や自転車のようなスタンドはないんですね。


街中でよく見かけるジャイロキャノピー。あれに乗れるというのは結構面白いと思うんですよね。
蕎麦屋・新聞配達といえばスーパーカブみたいな感じで、ピザ屋などの出前サービスのイメージが強い車種。


ボックス内の容量も十分です。自転車カゴの半分以上を占めてしまうカバンが小さく見えます。

この先は国道463号越谷浦和バイパスを快調に飛ばして行きます。
浦和美園駅はバイパスからすぐの位置なのでアクセスも良好、あとはまっすぐ進むだけです。




かなり走りやすいバイパス道でしたが、途中の新見沼大橋が有料道路なのは知りませんでした。
ボックスに財布をしまっていたので料金所手前で一旦停車。軽車両の通行料金は20円、安い。


浦和美園駅に到着。大宮から浦和美園へワープできるというのは乗り潰しの観点からもかなりありがたい話です。


走行ルートはこんな感じ。やっぱり自転車より速度が速いので結構位置が飛んでいるので参考程度に。


HELLOCYCLING会員であればかなりお得に乗車できます。3時間パックで1,000円。
1時間45分を越えるなら15分ごとの従量課金より3時間パックで借りたほうがお安くなるシステム。
利用時間は1時間55分だったので1時間以上余っていますが元は取れています。


結構日が暮れてきましたね。時刻は18:45。


この時は気付いていなかったのですが、浦和美園でこの時間なのでここから東京都心へ向かうとまあまあ時間かかるんですよ。
思いのほか空いていて最後までロングシートの両端しか埋まらないぐらいの密回避南北線で飯田橋駅に着いたのが19:40。
20時には外食店が閉まる例の政策、ラストオーダーまで考慮するともうやっている店なんかありません。かなしい。

HELLOSCOOTERのジャイロキャノピー。なかなか面白いやつでした。
出来れば都市部だけじゃなく観光地みたいなところでも乗ってみたいなぁとも思います。


ホームページの写真とか、「いい風、ふかそう」とか言っているわけですから、こういう海沿いを走ってみたいんですよ。


夕暮れの海沿いを気ままに走ろうぜ!みたいな画像で誘っておきながら現在のステーションがこれなのはちょっと詐欺感がありますよね…
まあ、東京で借りて片道50kmくらい飛ばして湘南まで行ったり、片道80kmくらい飛ばして九十九里まで行けばいいってことなのかもしれないですけどね。
ジャイロキャノピーをカッコよく撮れるこういう場所までのライド、いつかやってみたいものです。

あとはおうちに帰るだけ。もうちょっとつづきます。


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FOMM ONEで埼玉をドライブ

2021-06-16 00:12:00 | 超小型モビリティ

さて今回はお世話になっているHELLOCYCLINGさんがやってるHELLOSCOOTERでレンタルできる超小型モビリティ「FOMM ONE」に乗ってきました。

ちなみにHELLOSCOOTERはその特性上免許証の審査が必要になります。
以前TOYOTA SHAREでC+pod借りたときは一瞬で審査が終了したのでそういうもんだと思っていて前日宇都宮のホテルで初めて登録したんですが、審査にかかる時間は3営業日を目安にと書いてありました。
ちなみに金曜の夜で明日は土曜日。時刻は21:50。あれ…これ審査通らないと企画倒れなのでは…?


…と不安になりながら寝ましたが1時間ちょっと後の夜の23時ごろに審査完了したらしく、翌朝起きたときには無事使える状態になっていました。助かった。
結果的には助かりましたが、使う予定のある方は事前に登録しておいたほうがいいかと思います。
タイムズカーシェアみたいに月額何円とかはかからず乗った分だけの請求なので早めに登録しておいても損することは基本的にないかと思います。
あ、HELLOCYCLING会員だと特別価格が適用されるので登録時に情報の入力を忘れずに。




HELLOCYCLINGと同じくどこでも返せるのが売りのHELLOSCOOTER。
なのですがこの通り現在展開しているのは東京と埼玉のみです。
何かの間違いで大阪でサービス開始とかなったら可及的速やかに東海道原付旅をするんですけどね。
自転車と比べて距離ガバ勢に乱用されるリスクが高いのもあってか全然展開されないですね…






そんなわけで前回の続き、日光からレンタル場所の大宮まで移動します。
日光から大宮の移動なのでJR直通特急があれば乗ったろと思っていたのですがいい時間になかったので。




この日は朝ご飯を食べていなかったので東武日光駅で買ったお弁当だけでは足りませんでした。
春日部駅名物の立ち食いラーメン、500円と思えないほどチャーシューが分厚くて大盤振舞なのがいいですね。美味しかったです。


そんなわけでアーバンパ野田線で大宮へ。


大宮駅から大宮工場沿いに鉄道博物館方面へ少し歩いた先、D51が保存されている場所に来ました。




ちょうどこの場所のすぐ向かいの駐車場に、お目当てのFOMM ONEが止まっています。




見ての通り、ENEOSのロゴが大きく描かれています。エネゴリ君が実証中であることを伝えてくれます。


後ろから見ると、バッテリー部分のボディが大きくくり抜かれているのが特徴的ですね。




予約操作はHELLOCYCLINGと同様にアプリから行うことが出来ます。
予約時間はHELLOCYCLINGでは30分に対し60分と長めに取られています。


赤と白が止まっていましたが、私が借りるのは白色のほう。
…と思っていたんですが予約時間60分を過ぎてしまい再度借り直し。キャンセル料がかからないのはHELLOCYCLINGと同じです。
その時に赤色のほうを予約してたみたいです。


スマートフォンで通信をし、FOMM ONEを解錠します。




ちなみにFOMM ONEは借り方や運転の始め方がアプリから確認できます。
ただ、画像ではなく短い動画3本立てとなっているんですよね…
解錠待機時に流すものと共通にしているためとは思いますが、動画しかないと通信容量を食うのを嫌がる方もいるんじゃないかなぁと思ったりします。

さて、上の画像ではハンドル周りの操作方法が示されていますがなかなか不思議なことを言っています。
そもそもハンドルの形が特徴的ですよね。


さて、いざ解錠。
助手席側のダッシュボード上の小物入れみたいなところにエンジンキーが入っているので取り出して起動します。


こちらが運転席。やっぱり正方形のハンドルが特徴的ですね。




カーナビはついていませんがスマホホルダーで代用するというのは超小型モビリティらしさを感じます。実際これで足る気がしますし。
エアコンやパワーウィンドウを装備するなど、超小型モビリティというより軽自動車を小さくした感じの車両なのかなと思います。


この車両、驚きなのが乗車定員でなんと4名。後部座席とかどう考えても狭いですし助手席を倒さないと乗り込めない構造ですが、それでも4名乗れるというのは驚異的です。




この自動車の最大の特徴はここではないでしょうか。足元にはブレーキのみでアクセルが存在しません。

…は?



さっき乗り方説明の画像でちらっと出てきましたが、長方形のハンドルの後ろにある羽みたいなやつが「アクセルスイッチ」です。
これを手前に押すことでアクセルとしているわけです。
片方だとECOモード、両方押すことでハイパワーモードと説明されていますが片方だけで十分な加速だと思いました。


さて、いざドライブ!

…と行きたいところなのですが、ステーションが設定されているのは大宮駅・さいたま新都心駅周辺のエリアで渋滞が激しいわけです。
最初に駐車場から出るときに大宮駅方面の出口から出たのが間違いだった気がします。
国道17号線方面への出口から出て駅前ロータリー方面を経由しないほうが比較的快適に乗車できる気がします。




さいたま新都心付近で乗り捨て利用をしようと思っていたのですが、HELLOSCOOTERのアプリの不都合なのか私のスマホがご機嫌斜めなのか返却予約ボタンを押すたびにアプリが落ちちゃうんですよね…
後ほど電話で聞いたところ、HELLOCYCLINGと同じく返却予約をしなくても空きがあれば返却は可能みたいです。
(画像では返却可能0台となっていますが、すぐ近くのステーションに空きがありました)

そんな気はしたものの確証が持てなかったので、さいたま新都心エリアをぐるっと回ってから元の大宮まで返しに行くことにしました。
返すといっても1駅間だけですし大した距離じゃないんですけどね。


渋滞で時間を食われたりして、あっという間に1時間が過ぎていました。


走行ルートはこんな感じ。県道35号線方面に出ると流れがよくなって快調に走行できたので楽しかったです。

混雑の激しい都市部なのでコンビニに止めて撮影、みたいなことが出来ず駐車場での画像がほとんどにはなってしまいましたが面白い車でした。
やはり魅力はアクセルスイッチ。二輪車のスロットルに慣れている人とかだとこっちのほうが扱いやすいとかいうこともあるかもなぁと思いました。
あと、物理的にアクセルとブレーキの距離が遠く操作方法も大きく異なるため「アクセルとブレーキの踏み間違い」という社会問題にも有効かもと思いました。

超小型モビリティに乗ってきて6車種目となりますが、FOMM ONEは結構クセの強いクルマで楽しかったです。
市販を考えて無難に落ち着いてきちゃう傾向を感じますが、こういうコンセプトカー寄りの奇抜な感じが面白いんですよね。
シルエットは以前乗ったトヨタC+podに近く、これからの超小型モビリティの形はこの形で落ち着いていくのかなぁという気がします。
ファミリーカーやトールワゴンみたいに容積目いっぱい使って、どのメーカーもシルエットはこれってなっちゃうの仕方ない気はするんですが面白さには欠けますよね。

FOMMは日本のベンチャー企業ですが、ライトはツリ目風でアジアを感じます。
恐らく、日本より先にタイで発売を開始したのでそっちでのウケを意識してのデザインなんだと思います。私はこういうライト形状好きですけど。
元々comsの開発に携わっていた人が独立起業したという経緯があるそうで、流れを考えるとポッと出のよくわからんメーカーという感じではないのは分かると思います。

この車の奇抜な売り文句のひとつが「非常時には浮く車」というもの。
あくまで緊急事態の備えであって水陸両用車ではないため水に浮いたあとは点検がいるみたいですが、かなりインパクトのあるポイントですよね。
「こんな機能要らないんじゃね…話題作りにはいいかもだけど…」とか思っていましたが、これには深い話がありました。

2011年3月11日、東日本大震災。
津波が猛威を振るい、車で高台に逃げる途中で津波にさらわれて亡くなる方も多く出ました。

そんな悲惨な状況を見て、水に浮く車があれば命を救うことが出来るのでは?と考えたのがこのFOMM ONEの浮く機能だったわけです。
そのため水陸両用車みたいに浮いた後に推進する機能はなく、沈むことなく命を守るための機能なんだそうです。

需要旺盛なアジア市場への売り込みというのもあるでしょうが、万が一の時に水に浮くというのは定期的にチャオプラヤ川が氾濫しているタイでも案外重宝される機能なのかもしれないですね。


FOMM ONE。なかなか凄いやつです。
現在試乗できるのは恐らくHELLOSCOOTERで借りられる埼玉エリア実証実験のみ。
アクセルスイッチによる運転操作は結構楽しいので是非一度乗ってみてほしいなぁと思いました。

HELLOSCOOTERアプリを使って超小型モビリティに乗ってみたわけですが、元々は何のためのアプリでしたっけ…?
というわけで次回に続く。

超小型モビリティ関連記事はこちら


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日光街道サイクリング(日本橋→日光神橋)

2021-06-15 11:57:10 | 旧五街道サイクリング

オーシャン東九フェリーで有明に着いてからのお話です。
今回東京入りしたのは日光街道を漕ぐため。
まずは有明からスタート地点の日本橋へ移動する必要があります。
ただ、あんまり都市部で鉄道を使うのもよくないのかな…と思ったり。
まだ6時なのでゆりかもめとか空いてそうですが、鉄道で行くと乗り換えが要るしなぁというのもあって有明から自転車を借りて進むことにしました。

私はHELLOCYCLING大好きで今回の日光街道サイクリングもHELLOCYCLINGを使うことを前提に考えているわけです。
日光地区にHELLOCYCLINGステーションが設定されていて乗り捨て利用が出来てかなり親切(?)なんですよね。


ただ、東京都市部の中心近くではドコモバイクシェアに押される感じで結構少ないんですね。
総武緩行線と東北本線を境に上野や浅草の周辺はHELLOCYCLINGのエリアですがその他は結構疎らです。
元々旧五街道サイクリング拠点基地として日本橋兜町にステーションが設定されており、私もご利用させていただいていたのですが残念ながら消えちゃったんですよ…


さて、最初に借りたドコモバイクシェアですが、相変わらず状態がひどい個体が多いですね。
1枚目の画像でもわかりますが、前輪の泥除けとかひどいことになっちゃっています。
まあすぐにHELLOCYCLINGに乗り継ぐしいいかと漕ぎ出すものの空回り。チェーンが外れてますねこれは…


もう知らんとすぐに返却処理して借り直し。超短時間で返却すると料金の請求がないのは親切ですがそれにしても状態が悪い気がします。
サービス開始から結構立っていて老朽化が進行しているのもわかりますが、HELLOCYCLINGと比較して東京のドコモバイクシェアはちょっとひどい状態の個体が多すぎる気がしますね。
ただ、恐らく置き換えも進行しているんでしょうね。カゴが樹脂製の借り直した個体は綺麗で満足でした。
6:00 有明駅前を出発。


有明から日本橋へ向かいます。あれが話題のオリンピック会場ですか。




6:18 勝鬨橋




可動橋であった頃の機器室や信号機が残っているのがかっこいい。
子供の頃の両津勘吉が勝鬨橋を無理やり動かすエピソード好きなんですよね。勝鬨橋といえばこち亀ですよ。


6:40 日本の道の原点。東京日本橋が見えてきました。
東海道・中山道を漕いだ時はゴール地点としていましたが今回は日本橋をスタート地点としています。
日光までは峠もなく終盤少し山がありますがほぼ平坦な道のりといっていいですし、やっぱり江戸から日光参りをする向きで漕いでおきたいなぁと思いまして。


この時間だとまだ人は少なめなんですね。テレワークが進んでいたりとかそういう事情もあるのかもしれませんがちょっと意外でした。


さて、ここから日光街道を漕ぐ前に…
HELLOCYCLING日本橋兜町ステーション跡地を参拝し道中安全をお祈りしておきます。


日光街道を漕ぎ始めてすぐですが、小伝馬町近くの十思公園でドコモバイクシェアを返却。
東海道を漕いだ時に泊まった東横イン東京日本橋がこの近くで実はこのポートは使ったことがありました。




ここから歩いて3分ほどでHELLOCYCLINGステーションに乗り継ぎが可能です。
…が、これはひどい状況ですね。一応借りられる状態みたいですが。
早々にHELLOCYCLING相互間で乗り換えて100%個体を引き当てねばなりません。
6:59 イトーピア岩本町一丁目ビルステーション出発


7:11 浅草橋駅
ちょうど千葉から来るあずさ3号が見られました。狙ってないのにこれ見られたのは結構運がいいのかも。


7:23 京成パーク蔵前第1ステーションで返却。
利用時間20分で140円と都心部シェアサイクルとして一般的な利用をしてしまいました。


あくまで車両交換のために来たわけですが、折角なのでやよい軒で朝ご飯を食べていくことに。
小雨がぱらつく天候だったので温かいお味噌汁が染みわたります。




7:40 PAL蔵前ステーションを出発。
返却したところと違って大通りから1本入った場所で、かつマンスリーマンションの建物1階駐車場内にステーションがあるためか綺麗な個体がそろっています。
岡崎公園前で借りたときも思いましたが、こういう奥まったホテルとかの敷地内のステーションって優良個体がピカピカで揃ってることが結構ある気がします。


スカイツリーの上部が曇っていますね…天気はこんな感じです。




浅草寺の参道も実は日光街道の一部。自転車なので中央ではなく商店の裏にあるアスファルト敷きを進みます。


このあたりでは国道4号線の愛称として日光街道が用いられているみたいですね。
まあ私は日光までこの自転車で行くんですが?という謎の気持ちになりながら。


南千住では線路を越えるため歩道橋を押して進む必要があります。
東京の鉄道は多くが高架化地下になっていますがここは隅田川貨物駅の入口なので出来ないんですね。
F級電気機関車が交互に並んでいる光景は惹かれます。


本日二度目の隅田川越え、千住大橋も歴史を感じるいい橋です。
川幅で言えば隅田川より圧倒的に荒川のほうが広いのですが、あちらは1900年代に入ってから作られた荒川放水路。
元々の荒川が今の隅田川なのでこの川幅でも千住大橋なわけです。ちなみに荒川放水路の橋は千住新橋となっています。


千住新橋を越えた先で国道4号線から逸れ、少し西へずれたところに「旧日光街道」という親切な通りがあります。
梅島駅を経由し、旧日光街道は国道4号線と並行するようにまっすぐ北へ向かいます。


この先、埼玉県との県境である毛長川の手前で国道4号線と交差し谷塚駅の西側を進んでいきます。
ただ、ここで道を間違え国道4号線に合流するものと勘違いしております。


8:58 すぐに線路に当たりました。
ここで道を間違ったと気付きましたが折角なので休憩がてら撮影をしていくことにしました。








この地点は複々線区間でやってくる列車も多く、また竹ノ塚方がカーブしていて国道4号線を潜るため下り勾配になっているのがいい条件だと思いました。
朝9時台なので比較的回送が多いですね。


日比谷線直通と半蔵門線直通が複々線で並走する、これが撮れたのは大変満足です。






9:24 草加宿清水本陣跡


日光街道草加宿といえば外せないポイントがありますよね。草加松原です。
綾瀬川に沿って綺麗な松原遊歩道が整備されています。これは素晴らしい。


10:19 春日部市に入ります。




春日部駅前のあたりが粕壁宿本陣跡。
結構都市部なのに旧宿場を思わせるものが多いのがいいですね。


北関東に来るとマックスコーヒーが流通してきますよね。
それはよく知っていたのですが、ドクターペッパーも関東ローカルなんですね。
味の好みが分かれるといいますが私はルートビアや黒松紗士が好きな人なのでそこまで抵抗はありません。


11:11 杉戸宿


交差点名に本陣の名が残るのっていいですよね。跡地前って表記は珍しい気がしますが。


11:40 お腹が減りました。折角なら地域ローカルなグルメを楽しみたいと思いまして。
杉戸高野台駅の近くにありました。これが有名な山田うどんですか。




曜日ごとの日替わりメニューにしました。
~永遠のアイドル~は大袈裟な気がしますがその通りですよね。うどんももちろん美味しかったです。


幸手市内の日光街道の掲示はいい感じですね。味のある日光街道の丸い看板と幸手宿の幟がいいですよね。
街路灯の装飾や表記のフォントも飾らないながらしっくりきます。




幸手~南栗橋を走る東武電車。
水田が広がるのどかな場所ですがここまで地下鉄直通の電車がやってくるのはギャップがあっていいですね。




南栗橋駅の近くで国道4号線に合流、側道を行きます。ここで東北新幹線と交差。


12:53 栗橋宿


栗橋宿を出ると利根川を渡ります。
昔はここ栗橋に関所が設けられ、箱根や碓氷と同じく入鉄砲出女を取り締まっていました。

天竜川などと同じく江戸防衛を目的として利根川には橋は架けられず、渡船で結ばれていたとのことです。
ただ、徳川家康が日光参りをする際には船を53席並べ上に板を渡して舟橋を形成していたそうです。力技がすごい…


埼玉県を越え、ついに茨城県に入ります。


13:06 利根川を越えてすぐのところには中田宿が設けられていました。
川を隔てて至近距離に栗橋宿があるので要らないような気もしますが、これは月の半分ごとで役割を分担していた合宿の形態ですね。
東海道の脇街道・佐屋街道の岩塚宿-万場宿とかと同じですね。


古河市内の宿場にはスタンプが設置されているのが地味に嬉しいところです。


旧日光街道は古河駅の2kmほど南で東北本線(宇都宮線)と交差します。


この踏切から子が肩を向くとかなりいい感じのカーブを描いていますね。これはいい。


先を急がねばと踏切を渡ったところすぐに閉まったので待ってみると貨物列車がやってきました。
タンク貨車の貨物列車かっこいいですよね。






13:45 古河宿


14:30 間々田宿




14:57 小山駅
この日中に宇都宮まで行ければいいやと思っていたので15時ごろに小山というのはかなりいいペースです。


雨もやや強くなってきましたしコーヒーブレイクしてから再出発。


16:01 新田宿(羽川)




17:03 本日のゴール地点である宇都宮市に突入
このあたりから飴がどうしようもなくなり雨合羽を着用。ここまではユニクロの防水パーカーで凌いでいたのですが流石に限界です。




17:17 雀宮宿仮本陣
仮本陣というのは初めて聞く名称ですね、本陣-脇本陣-旅籠という一般的な宿のランク分けは知っていますがこんなのもあるんですね。
本陣が大名専用、脇本陣も基本的には大名専用なものの本陣が埋まっているときの予備みたいな立ち位置で空いていれば一般人も宿泊が可能でした。
それに対し仮本陣というのはあくまで臨時の宿泊施設という性格だったようで、名主の家を混雑する時期のみ大名の宿泊施設に活用するっていうことであっているかと思います。

他の街道で仮本陣というものを一切見かけなかったのですが、日光参りに活用される特性から繁忙期的なやつがあったんですかね?
家康の命日である4月17日に参拝する行程となっていたらしいので、それに合わせて大名の宿泊を受けていたんじゃないかなぁと思います。


このあたりが一番雨がひどかった気がします。早くホテルでお風呂入りたい…


国道4号線100kmポスト
おおよそ日光街道に沿った国道4号線の100kmポストということで、日本橋からだいたい100km漕いできたといっていいでしょう。


いままでは日光街道の名称が多く用いられていましたが、宇都宮が近づいてくると「東京街道」という愛称がついているんですね。
まあ確かに現在の宇都宮からしたら日光に行く道というよりは東京と繋がっている道という役割ですからね。




17:42 日光線と国道4号線の交差点の近く
ここにはSUBARU宇都宮工場があります。
古くは富士重工でしたがブランド名のSUBARUが会社名に変わったんですよね。


そんなSUBARU宇都宮工場の正門前にはこんな素敵な素敵なモニュメントがあります。

この地にて鉄道車輌を製造す 1946年-2003年

最後に製造された車両は甘木鉄道AR300形、同時期には伊勢鉄道イセⅢ形や真岡鉄道モオカ14形が製造されていましたが途中から製造メーカーを変え、移管先の新潟トランシスや日本車両に切り替えられています。


偶然見つけた素敵なモニュメント、Twitterに投稿したら予想外に伸びました。2,000fav越えとか過去一なのでは…




18:08 宇都宮駅に到着。まだ明るいうちにホテルにチェックインできるというのは今までの旧五街道サイクリングと比べるとだいぶ生ぬるい気がしますね。
頑張れば日光まで1日で行けるとは思いますが、一切観光が出来なさそうなので宇都宮1泊チャートとしたのでした。


今回泊まるのは駅ビルに入っているJR東日本ホテルメッツ宇都宮。結構お洒落なデザインしてますね。


配置はかなり変わっていますね。廊下の天井に業務用エアコンとか配管が見えていますし元々は駅ビルのテナント階だったものをホテルに改装した感じでしょうか?


部屋の中は結構広いですね。これは旅籠じゃなくて本陣ですわ。


今日の移動はこんな感じ。かなりまっすぐ北上してきたんですね。


この日の晩御飯はホテルの下層階へ。宇都宮餃子みんみん。
焼餃子と水餃子を両方頂きましたがかなり美味しかったです。やっぱ宇都宮といえば餃子ですよね。
東海道を漕いだ時に浜松の五味八珍を食べた時も美味しかったので2大都市の甲乙はつけがたいところです。どっちもうまい。


そんな感じでおやすみなさい。
ゴールの日光までは40kmほどなので比較的朝はゆっくりしてられますね。
平坦区間が主だったので雨脚が強くなるまでほぼアシストは使っておらず、残60%でecoモードなら45kmほどは行けます。余裕ですね。

〈翌朝〉


7:04 宇都宮駅の朝です。
今日は雨の心配もなさそうでコンディションは万全です。


7:14 奥州街道との追分
ここは東武宇都宮駅に近い場所で、JR宇都宮駅のへ至る道でちょっと奥州街道単独区間を走っていたんですよね。


国道119号線に沿って北上、国道4号線は奥州街道に沿って分かれていきました。




このあたりまで来ると看板の表記が「日光」から「日光の社寺」に変わりました。


日光までの距離も表記されていますが、Googlemapでの計算と一致しません。
どうやら、「日光」が示すのは日光市役所のある今市までの距離を示しているみたいです。
距離の部分がシールで訂正されているのは、2006年に今市町などを合併し(新)日光市となったのに合わせて元々日光駅エリアを指していたものを直したってことなんでしょうかね?


徳次郎のあたりから日光街道は松並木が始まります。
この雰囲気、どことなく箱根峠の三島側にかなり雰囲気が近い気がします。

雰囲気はいいんですけど、歩道が1段高いところにあるせいで道路と交差するたびに急な坂を上り下りするためアップダウンが凄いことになりますし、並木の根っこで路盤は結構ボコボコですし…


そんな道でオフロード走行していると、超絶エモいレンガ造りの構造物を発見しました。


文字が右から左に書かれている時代のもの…これは凄そうです。
宇都宮市水道 第六接合井


今市の浄水場で浄水された水道を戸祭町の配水場に移す際に26kmで240mの下り勾配を利用しています。
平均すると勾配10‰以下なので鉄道基準だと全然緩いのですが、配水するにはちょっと傾斜がありすぎて排水管への負担が大きくなっちゃう場所があったらしく、水圧を下げるためにこの接合井が設けられました。
多くが昭和24年の今市地震で多くが倒壊してしまった中、この第六接合井は地震に耐えて今まで形をとどめており、登録有形文化財に指定されています。いいものを見た。




8:02 徳次郎宿の設けられていた徳次郎(とくじら)に到着。
ここはわずか3か月前、令和3年3月1日から徳次郎(とくじら)に改められたタイムリーな場所です。
交差点の看板は真新しいシールが貼られています。

不思議な地名「徳次郎」何と読む? 「その読みは違う」の声 難読に変更の動き

元々の宿場町は「とくじら」でしたが、何故か1954年に宇都宮市に編入されたときに徳次郎町が「とくじろうまち」として登録されてしまい…
それに合わせて高速道路のインターチェンジも「とくじら」から「とくじろう」に改められるということになりまして。
しかしながら、伝統的な読み方は「とくじら」なわけで。
そんなわけで要望が出され、全国的にも珍しい行政上の読み方の変更が行われたということらしいです。

こういう時によく出てくるのが米原町(まいはら)なのに米原駅(まいばら)が置かれ、市になった時に駅名に合わせた米原市(まいばら)ですよね。
鉄道で言えば尾久(おく-おぐ)とか真鶴(まなづる-まなつる)、造田(ぞうだ-ぞうた)とかがありますがそれと一緒で自治体名でもこういう読み違いってあるんですね。




日光市に入ります。杉並木の雰囲気がかなり素晴らしい。






今市が近づくと杉並木保全のため自動車は杉並木の横の別の道を通るようになります。
この廃道っぽさがまた素晴らしい。これぞ日光街道って感じですよね。


一里塚では基本的に榎や杉の大木が植わっていますが日光杉並木の一里塚は周りに合わせて杉が植えられています。
この看板に日光東照宮の名前があるってことは、日光杉並木の管理も日光東照宮が行っているってことなんですかね?


9:19 下今市駅に到着。間に合った。




9:30 鬼怒川線大谷川橋梁に到着。目的は下今市9:33発のSL大樹でした。
お立ち台という感じではないですがまあいいでしょう。
これを撮ることを目的に宇都宮の出発時間を考えていたのですが結構ギリギリでした。

東武鉄道という私鉄の路線ながら、日本国有鉄道の車両がやってくるの普通にやばいですよね。
流石というか、ぶっ飛んでいます。




その後、JR直通特急の253系や東武6050系も撮影出来ました。
元々はSL大樹だけ撮ってすぐに日光へ向かうつもりだったんですが、ちょうどSLが来るときに散歩できたおっちゃんに話しかけられてたんですよね。
観光列車に手を振るのが習慣になっている沿線の方って結構いろんなとこに居ますよね。

そういう方いますよねぇって相槌打っておこうって思っていたのですが、この方SL大樹を追ううちにSL事態に興味を持ったらしくやたらと詳しくて。
こんど導入するC11は元私鉄所有機だから1号機っぽい番号だったんよねとか、電車ごっこで両手を同時に動かすけど実際はロッドに周期差があるからあれは違うんよねとか、C53流線形は写真がほとんど現存していないんよねとか。
結構盛り上がってしまいました。なんでこんなに詳しいんだこの人は…
最終的には日本の鉄道黎明期に輸入されていたマレー式蒸気機関車の足回りがかっこいいとか、ユニオンパシフィック鉄道最強の蒸気機関車ビックボーイがやばいとか話し合ってました。
なんでビックボーイ知ってるんだ…やっぱりあの人も61denden氏の動画の視聴者なんですかね?

【迷列車で行こう】山脈の巨大蒸気 - Big Boy -


そんなわけで最終的にはユニオンパシフィック鉄道のビックボーイがかっこよすぎる件について話していました。
気付いたころにはSL撮影から30分が経過していました。そろそろ先へ進まねば。ありがとうございました。


杉並木も日光東照宮が近づくと舗装されておらずより一層旧街道の雰囲気を感じられます。


横に流れる川の透明度も凄いですね。


10:47 JR日光駅に到着。
ここにはHELLOCYCLINGステーションがあるので充電が減った個体を車両交換。
この先はそこそこ坂があるのでフル充電個体で遠慮なくアシストを効かせたいわけですよ。


東武日光駅前を経由。日光軌道線の車両が置かれています。
この先の坂は結構険しく60‰と普通鉄道には厳しめですが路面電車だとどうにか越えられそうな勾配ですね。


日光東照宮の手前、最後の宿場町が鉢石(はついし)でした。
傾斜が写真で見て分かるっていうのは鉄道や自転車にとっては結構きついんですよね。
こういう土地には電動アシスト自転車が生きます。




11:08 神橋に到着。日光街道のゴールは日光坊中、いわゆる「日光の社寺」です。
このためどこがゴールというのは正直よくわからん気がするのですが、一般に旧街道は橋を起終点としていますしここがゴールという認識でいいでしょう。


旧五街道制覇状況マップに日光街道を追加するとこんな感じ。
やっぱり東海道や中山道と比べると短いですが結構主張してくる距離ですね。
これで五街道のうち3つを制覇。半分を越えたと考えると感慨深いものがあります。
まあ、東海道・中山道が長すぎるので距離ベースだと恐らくかなり早い段階で半分は越えていると思いますが。






日光東照宮も見ていくことにしました。ほう…これがかの有名な東照宮。


ギランギランした雰囲気が久能山と同じく徳川家を感じます。


有名な三猿も見られました。結構脇のほうに居るんですね。


なかなか見ごたえがありました。
ただ土曜日ということもあって、思ったより人がいますね。遠足の小学生がいたのもあるんでしょうが。
密は避けて手短に見学することとしました。




11:55 東武日光駅に戻ってきました。
ロッジ感のある外観が素敵ですね。大きな三角屋根は中央線沿線の下諏訪や木曽福島に近い雰囲気があります。


せっかく日光に来たんだから、お弁当を買っていくことにしました。
美味しそうなお弁当は多いのですが、駅弁マークが入っている公式の駅弁はないんですね…って思ってましたが普通に考えてここ私鉄の駅ですもんね。
JR系の常識が通じないのも私鉄のよさですよね。お弁当の温めサービスまであるとは思わず嬉しかったです。




栃木牛めし弁当と湯葉さしを買ってきました。うまい。




そんなわけで東武特急リバティに乗って都心方面へ戻ります。
この続きは次回…



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