松山でビールトロッコに揺られ、二日酔い気味な翌朝のスタートです。
ちょっと足を延ばせば八幡浜、船に乗ればすぐに九州の別府に渡ることができちゃいます。せっかくなので(?)九州に寄って遊んでいくことにしました。
八幡浜の駅の近くでは丸目ライトのかなり古めの日野レインボーに遭遇。
駅からはちょっと距離がありましたが歩いていきました。
港のすぐ近くには道の駅があるので時間は無限に潰せるやろと思っていましたが思ったより規模が小さめで…近くのフジグラン北浜に行っていました。
八幡浜の都市規模でもフジグランってあるんですね(失礼)助かりました。
フジグランの近くから海のほうを。
綺麗な青い海も素敵ですが、特徴的なのは地肌が見えつつ階段状に整備された山並み。
このあたりの山は大体が大規模なみかん畑になっているのがよくわかります。
さて、港に戻って船に乗ります。こちらは私の乗る船の15分前に出る臼杵行き九四オレンジフェリー。
港内でぐるっと向きを変えて臼杵へ向かっていきます。
私が乗るのはこちら、宇和島運輸の別府行き。
八幡浜港からは別府と臼杵の2都市へ航路が出ています。イメージ的には別府のほうが本数が多そうですが実際は臼杵のほうがたくさん運行されています。
航路の距離が短く、臼杵からでも高速道路にすぐ乗れるので自動車航送を考えると確かにこっちのほうが便利な気もします。
別府港についてから、わざわざフェリーさんふらわあ乗り場までちょっと歩いてきました。
ここから別府地区のシェアサイクルを利用。ドコモバイクシェア系のサービスを導入しています。
かごの中には大きく注意書きがされています。別府から少し離れた大分市エリアでもドコモバイクシェア系でシェアサイクルが展開されているのですがこの相互間での利用は残念ながらできません。
エリアをまたいだ利用ができないのはまあドコモ系だといろんなところで聞く話なので仕方がない気もしますが、川崎市~東京都の多摩川越え用の両エリアのポート併設みたいなのを検討してみてもいいんじゃないの、と思ったりはします。
というのも、かなり別府~大分の中間みたいなところにある田ノ浦ビーチという謎ポート(大分市)が既にありまして。
高崎山自然公園(ポートほしい)と田ノ浦ビーチの2か所だけ大分・別府のポートを併設してこの2か所であれば乗り継ぎができる、みたいなことしたらおもろいんちゃうんかなとか思ったり。
宇和島運輸フェリー乗り場の前を再度通って市街地へ。
ただ、別府駅のすぐ近くにはポートがないのでシェアサイクルがめちゃくちゃ便利というわけでもありません。
別府タワーの近く、別府北浜で返却して駅まで歩いていくくらいの距離感なのでそんなにめちゃくちゃ遠いというわけでもありませんが。
さて、今回別府から先の旅のお供はこちら。
タイムズカーシェアのホンダフィット。
タイムズ会員に最近なったのでいい機会だと思って借りてみました。
トヨタのカーシェアに比べて、借り方やキーの取り出し方などを詳細に音声とカーナビ画面で案内してくれるのはいいなって思いました。
鶴見岳・由布岳のうねうね道、やまなみハイウェイを運転。ハイウェイとは言うものの無料道路です。
普段あんまり運転しないペーパー気味ドライバーなのでちょっと不安でしたが、夏休みの観光地だからか初心者マークの大学生レンタカーさんが結構多い印象がありました。
堤防道路とか伊勢道路みたいにみんなぶっ飛ばしている道より全然安心感があって楽しいドライブでした。
途中の狭霧台で休憩。この距離から眺める由布岳、そして湯布院の街並み、めちゃくちゃいいじゃないですかこれ。
きれいな景色すぎるので、わき見運転には十分注意する必要があります。
さて、慣れない運転ながら無事にくじゅうエイドステーションに到着。
この宿は3年ほど前に公共交通機関だけでアクセスし最高すぎたので再訪することにしました。初回訪問時に詳しく紹介したのでくわしくはこちらを。
今回宿泊したのは前回と同じワフ29500形式ながら別個体、前回はワフ29932(わいだ)、今回はワフ29793(みまた)でした。
以前の部屋と少しだけ残っている備品類が違ったりして、新たな発見があって面白かったです。車両用信号炎管につながる斜めのロープもきちんと両側に渡されています。
授受書入れや無線機置台といった文字もはっきりと残っていました。これはめちゃくちゃテンション上がります。
今回のお部屋で一番の目玉備品はこちら。なんと往時の備品整理表が残っています。
車番だけなら台枠の表記を確認すればわかりますが、これが残っていることによって配置が豊橋客貨車支区であることが読み取れます。
ということは主に飯田線を走っていたんでしょうかね。
以前泊まった際にハマってしまい購入していたKATOのワフ29500も持ってきました。ご対面~
前回来た時に調子に乗って焼肉したりして爆死したので今回は超絶シンプルに収めました。ダイソーで買えるメスティンに収まるサイズの鉄板を持ってきました。
失敗する要素がほぼないのですが、ポケットストーブの角度調整をミスって鉄板が斜めに落ち込んでしまい、でも熱いから触れないというかっこ悪い感じの調理になっちまいました。
白米は1合分を量って持ってきて、途中別府でペットボトルの水を買ってそこにぶち込んで事前浸水をさせておきました。これはいい作戦でおいしく炊けました。
ちなみに最近よく見るジョーシアショット&ブレイクとかいう195mlのちっちゃペットボトルに白米を入れるとぴったり1合になりました。これはかなり便利かも。
ちなみに、米以外は一切持ってきていなかったので高原ショップ小野さんへ買い出しに行って揃えました。
日が暮れる前に買い出しに出たのですが、電気をつけつつ窓を開けっぱなしにしたのは失敗でした、誘蛾灯みたいなことになっていました、嗚呼…
翌朝、キャンプ場内の他の車両もうろうろ散策。
草木に埋もれつつちゃんとバンガローしているワフ29500っていうのめちゃくちゃいい雰囲気で大好きです。
朝ごはんはどうしようかと思っていたのですが、管理棟のポットが自由に使えるらしいのでスーパーお手軽にクノールスープデリ。
こういうインスタントな食事でもキャンプ場の自然の中だとめちゃくちゃうまく感じますね。
ゆるキャン△のカップ麺がめちゃくちゃうまそうなのと似ています。
やっぱり有害緩急車のバンガローはめちゃくちゃ楽しかったです。
詳しい内装の話は前回訪問時の記事を、キャンプ場の詳細はこちらから。
翌日は、せっかくなので由布岳の見える撮影地に寄ってみました。
観光地らしく、こんなところにもフォトスポットを示す看板が。
こんな除き穴が用意されているのもすげえなあと思いました。
由布岳を背に大分・別府へ向かう特急ゆふ号。午後が順光だとは思うのですが時間の都合で逆光気味です。
もう1本、こちらは由布院始発の普通列車キハ200。この角度のほうが画になる気がします。満足。
その後、慣れない給油をしたりしつつ。
無事に別府まで帰ってきました。やまなみハイウェイのドライブはかなり楽しかったです。
ぜひ皆様もくじゅう高原・やまなみハイウェイへ。
つづく
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〈おまけ〉
お昼ごはんは大分に移動してから名物のとり天定食を食べました。おいしかったです。