motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

みんなの九州きっぷで美味しいものを

2021-01-25 08:35:15 | 旅行



みんなの九州きっぷを利用した九州旅行。
昨日の宮崎→熊本で既に元は取れている気がするのでこの日はのんびり適当に行くことにしました。
それなりに旅程を詳しく立てていたのですが、この日は何も決めておらず割と自由な感じでした。




ホテルから路面電車沿いに歩いていきます。やっぱり辛島町あたりから栄えている感じがしますね。


その途中で茶色の珍しい電車がやってきました。これは古そうな雰囲気ですね。


…と思ったのですが、形式的にはこの8800形より後に登場した車両みたいです。
この車両は古そうな見た目ですがこの記事の最初に紹介した青い電車9200形とほぼ同じ性能だそうです。
確かに屋根上の機器やドア配置も一緒ですね。


時間もありますし更に進むことにしました。
左の車両は入庫系統で交通局前止めの「臨」系統。
ラッシュ時の本数増に対応するためで日中にはあんまり見られなさそうですね。
あと、右の車両は何となく札幌市電に似ている気がしました。




線路は熊本城の前で右折し進路を変えます。
通町筋電停付近のちょうどこのあたりから撮る路面電車はかなりいい感じに撮れますね。たのしい。


水道町まで来たあたりで日本初の超低床路面電車である9700形のトップナンバーがやってきました。
オリジナルカラーの白ベースかと思いきや大きく黄色を配した広告塗装車。


熊本市とマクドナルドの共同広告(?)のようです。確かにこの黄色はマクドナルドの色だ。

ただ、鉄道オタクの皆さんにはこの色に「おぉ!?」と思われた方もいるかもしれません。
私はこれを見てかなり高まりました。これは狙ってやったんだろうかと。


それがこちら、熊本市電9700形の元となったブレーメン形低床車両である「ベルリン市電GT6N形電車」(Wikipediaより)
そう、この広告塗装がベルリン市電にやたらと似ているんです。
デザインはほぼ共通なので色を黄色く塗ったらもうベルリン市電なわけですよ。すごいぞ…


車番の書体とかも実にヨーロッパっぽい感じが出ています。
フルカラーLEDに表示器が交換されたようなので、英語表記のタイミングを狙ってたくさん撮ってきました。
いやぁ、これは素晴らしい。見る人が見ればベルリン市電だ!ってはしゃぐデザインで素晴らしいと思いました。


その後大甲橋を渡って


ここまで来てしまったのでもう新水前寺駅まで歩くことに決めました。


交通局前の車庫には京急塗装の路面電車も見えました。
車庫の割に車両数が少ないなぁと思いましたが、メインの車庫は上熊本にあるみたいです。


新しいタイプの低床路面電車も導入されているんですね。


そんな感じで歩いて新水前寺駅までやってきました。
辛島町から歩いて約1時間という所でしょうか?


8:56を逃すと次は9:21まで電車がないみたいなので最後はダッシュで駅へ、どうにか間に合いました。


一時期話題になった平成駅を経由し、


熊本駅に戻ってきたときには特急あそぼーいが見られました。
おそらくJRで最後の転換クロスシートを備える特急列車だったりもします。


双頭連結器がごちゃごちゃしていてかっこいいですねぇ。
連結器まわりを見ていて気づいたのですが、連結器の真上にカメラがついているんですね。
これは運転台からの死角を補うものなのか、中間車両に全面展望映像を提供するサービス用なのか…?
サービス用だけであれば客室内に設ける気がするので死角対策ですかね。
ほぼ同形状の「パノラマエクスプレスアルプス」にもこれがついているみたいです。
名鉄パノラマカー7000系でいうところの「フロントアイ」に相当するものってことなのでしょうか?


朝は駅の吉野家でさっと済ませました、シンプルにうまい。




この先進むのは三角線。指定席空席情報を見たら「A列車で行こう」号に空席がたくさんあることに気付いたので。
往復ともA列車で行こうに乗っちゃうとほぼ滞在できずとんぼ返りになっちゃうので1本前の普通列車で三角へ向かいます。


肥後長浜駅が近づいてくるあたりからはダイナミックに有明海が望めます。


普通列車の車窓からこの景色は贅沢ですね。素晴らしい。
三角線って今まで乗ったことなくて乗り潰しがめんどくさそうな支線って思ってましたがこんないいとこだったんですね。


三角駅まで乗車。やっぱり天草キリシタンの影響を受けた感じの駅舎なんですね、素敵。




言うほど時間はないのですが駅周辺を歩くだけでもよさげな感じですね。


駅のすぐ近くの三角海運の建物とか雰囲気が凄いですね、建物コレクションシリーズで発売されてそう。


私が乗ってきた普通列車は一旦ホームより奥に引き上げ、A列車で行こうのためにホームをあけていました。


A列車で行こうを三角駅近くの跨線橋より撮影。




改造のされ方によってかなり表情を変える感のあるキハ185系。
黒色ベースにゴールドというのがシックでいい感じですね。


座席は九州横断特急のものと大きく変わっていないような印象。
四国の時と座席の構造は同じだと思うのですが、九州に移ったキハ185系はテーブルが木目調のものに交換されていて拘りを感じます。


一部にはボックス区画もありますが、かわせみやませみのようなソファを置く大掛かりな感じではなく転換機能を殺してテーブルと仕切りを追加した感じのもの。
運行区間が短く37分しか乗っていられないこともあって九州の観光列車にしては座席の改造が控えめなのかなぁという気もします。


この列車の目玉は座席じゃないんですよね。
私が楽しみにしていたのはこのバーカウンター。すごいなぁ…
飛沫シールドでちょっと見づらくなっていますが、画像右側の金色のパイプがハイボールサーバー。
普通列車の中にサーバー置かないですよね。流石です。


ということで名物のデコポンハイボール「Aハイボール」を頂きます。
これを楽しみにしていたので11時前だろうが構わず飲みます。うまい。


車内ではジャズミュージックが流れており、お酒を楽しむにはいい雰囲気の車両だなぁという感じがします。
元からある放送用スピーカーだけでなく各所にスピーカーを追加してジャズの世界観をクリアに聞いてもらう工夫も確認できます。

列車は海沿いで若干の徐行をするほかは快調に飛ばして走行するため、ハイボール1杯ちびちび飲んでたらもうすぐ終点。


この列車でも終点近くで飴ちゃんを頂きました。ちょっとしたサービスですがこういうの嬉しいですよね。




あっという間の乗車で熊本駅に戻ってくると、向かいのホームにスゴイヤツが止まっていました。






やっぱりJR九州が誇る最高クラスの列車は違いますね、ぴっかぴかに磨かれていてカッコよかったです。


このあとは新幹線で新鳥栖へ




新鳥栖駅が近くなると結構雪が積もってきました。


ここから特急かもめに乗って長崎方面へ向かおうと思ったのですが、かもめ号の少し前にハウステンボス・みどり号がやってくるみたいなので乗っていくことにしました。


やってきました、特急ハウステンボス・みどり11号。


あれ、これは珍しいやつですね。前方のハウステンボス側が両側とも非貫通運転台の編成で運転されているため連結面が通り抜け出来なくなっちゃっています。


佐賀駅で下車。この連結面はやっぱりすごい違和感が…


こちらが佐賀駅。県の中心駅の割には地味な印象です。
と思いましたが滋賀県も人のこと言えないですね。


駅前にはHELLOCYCLINGステーションが設けられています。
ここから国鉄佐賀線廃線跡の諸富鉄橋へアクセスするのも楽しそうです。
さっきハイボール飲んじゃったので乗れないですね…乗りたい…


すぐ後のみどり号に乗ろうかと思っていましたが佐賀市に来るのは初めてだったのでちょっと歩いてみることに。
駅からまっすぐ行くと「九州佐賀国際空港」があるんですよね、国際空港ですよ凄いっすよね。


佐賀県庁まで歩いてきました。正直撮れ高NGですがまあそういう時もあります。
県庁は昔の佐賀城の敷地内にあるので目の前にはお堀があります。
昔のお城に県庁を置く例って結構ありますが使い勝手が悪いためかお堀は全部埋められる例が多い気がしますが佐賀城は75%くらいが残っているみたいです。


ちなみに、行けなかった諸富鉄橋はこちら。
佐賀駅の高架下の店舗の壁に飾ってありました。行きたかったなぁ…また来ます。


佐賀駅の改札内にはJR貨物のポスターが掲出されていました。貨物のポスターあるの結構珍しいですね。






佐賀からのかもめ号は今回も787系でした。かっこいいですけどもう3日連続で乗ってますよw


有明海に沿って右へ左へゆっくり進んでいきます。
九州新幹線長崎ルートの長崎~武雄温泉の区間が先行開業するわけが乗るとよくわかりますね。
肥前山口を過ぎたあたりから表定時速が一気に遅くなった気がします。


終点の長崎駅に近づくとかなり完成形に近い新幹線の高架橋が近づいてきます。
敦賀駅とかもそうですが、思ったよりかなり完成していてびっくりするんですよね。
過去に線路付け替え間際の脇野田駅(今の上越妙高駅)に行った時も新幹線が思ったより出来ているのにびっくりしましたが、今じゃあの上越妙高もあれだけ立派に発展してますからね。
新幹線開業後の長崎駅がどう変わっていくのかも是非期待したいところです。


長崎駅に到着。新しい駅の割に国鉄カラーの気動車がまだいるのが面白いところ。


長崎駅の地上ホームはまだ一部が取り壊されず残っていました。
写真の通り長崎でも雪が積もっています、こんなところに雪が降るっておかしいですよ…




通常であれば雪が積もるようなことが無い場所であるためか、駅のデッキ部分はタイル張りで悲惨なことになっていました。
小倉駅もそうですが、地上通路より空中に設けられた歩道って雪がずっと解けなくて危ないんですよね。


恐る恐る凍った通路を進み、路面電車乗り場へ。




長崎駅前から新地中華街まで乗車。
角煮まんじゅうを買うのを目的にまずはここまで来たわけです。




出島電停から新地中華街電停までのこの区間かなりいいですよね。
路地裏感たっぷりで道幅の半数以上を軌道敷が占めているのが驚きです。


凍った路面に注意しつつ、新地中華街へ。




岩崎本舗の角煮まんじゅう 観光通り店で購入。
長崎といえばこれですよね。とろっとした角煮が美味しかったです。

あくまで被害妄想だと思いますが、なんかこう…ザ・観光客って判別できちゃうお店なので購入するのにちょっと躊躇いがあった所はありました。
旅行・観光業に携わる方も応援していきたいと私は思っているのですが、現地の方が多い市街地が観光地を兼ねているとそういう目線を意識しちゃうんですよね。
いっそ観光列車に乗ったり温泉街に行ったりすれば気は楽なのですが。

感染症対策さえちゃんとしていればいいはずなのですが、こんなところに躊躇いが出ちゃうのほんとめんどくさいですよね。
早いとこ気楽に旅行できる世の中になって欲しいなぁと思います。


このあとは路面電車に乗ってもいいなと思いましたが、そんなに遠くないのでテクテク歩いていくことに。
目的地は大浦のちゃんぽんの名店、四海楼です。
以前行ったときはお金がなさ過ぎていかなかったんですよね。今日は長崎ちゃんぽんを楽しみに長崎に来たので食べずには帰れません。


長崎出島道路という有料道路の長距離トンネルの下を潜ります。
トンネル名は「オランダ坂トンネル」
いかにも長崎らしい名前で思わず撮っちゃいました。こういうのすき。


大浦海岸通が近づくとそろそろ日が傾いてきました、急がねば。


折角なのでと海沿いを歩いていくと、なにやら見覚えのあるフェリーを発見。


塗装は新日本海フェリーや関釜フェリー、阪九フェリーと同じSHKグループらしさを出したもの。
事前情報がなく何でここにフェリーがいるのか知らなかったのですが、調べてみるとこれは2021年7月に就航開始予定の東京九州フェリーのための新造船。
長崎で作ってたんですね。




こちらが「はまゆう」


もう一方が「それいゆ」と書かれていました。




あと、ここでフェリーを撮影していると目の前を九州商船のB929ジェットフォイルが通っていきました。




大浦海岸通から石橋までの区間は道幅の関係か単線区間。
水路の際というか半分水路の上みたいなところを進んでいきます。
ここも長崎市電らしさを感じられて個人的に好きです。


さてさて、目的の四海楼。長崎ちゃんぽん発祥の店ということでかなり立派な建物です。
なのですが…シャッターが閉まってますね。あれ…営業日だったはず…

と思っていたのですが、大雪のため急遽臨時休業となった旨がHPに書かれていました。残念…


代替案として新地中華街へ。結局さっきの場所に戻ってくることになりましたね。
やって来たのは江山楼。ここもえらく立派なお店です。


これが江山楼の長崎ちゃんぽん。
たっぷり野菜と海鮮が合わさって、これはめちゃくちゃ美味しい。語彙力がないのですがやっぱり本場のちゃんぽんは高いだけあって美味しいですわ。
スープもコクがある感じで、とても美味しかったです。わざわざ食べに来てよかった。


うまい!
ごちそうさまでした。




ライトアップされた出島橋。稼働中の鉄製道路橋としては日本最古らしいです。


五島町電停付近から稲佐山の夜景を眺めます。
手前に見えるのは観光丸の復元船。オランダから寄贈され幕府の練習艦として活用されたようです。


夜景が反射した海面、その向こうに見える稲佐山山頂の赤いアンテナが映えますね。
このザ・長崎納屋系が手軽に楽しめるのはいいですね。
路面電車もいいですが街の様子を知るには歩くのがいいですね。




長崎駅に戻ってきました。帰りのかもめ号は885系仕様の列車をあえて指定していました。
885系の中でも前照灯が小さめの初期車ですね。
隣のホームにはイカ釣り漁船とか言われたりするYC-1系が止まっていました。確かに明るい。


885系らしさを感じる革張りの高級感を感じるシート。
滑りやすいとか賛否両論あるみたいですが、個人的には手が込んでいていいよなぁと思います。
革の扱いづらさからか、自由席の車両は革張りからモケットに変更されているそうです。


博多に戻ってきました。
革張りのいい座席でコンセントとWi-Fiが設けられた快適空間。快適でした。


昨日今日と2日間、みんなの九州きっぷを使って九州を満喫できました。
フリーきっぷだから長崎行っちゃうか~が出来るのが嬉しいところ。
おかげで美味しいちゃんぽんが食べられました。圧倒的感謝。


今日のお宿は博多駅から徒歩4分と近いのに4,700円と安かったエスペリアホテル(素泊まり)






安さで選んだのでそこまで期待していなかったのですが、これはかなりクオリティ高いですぞ…
ベッドのすぐ横に洗面台があるのとか、小さなソファとテーブルが設けられているのとか嬉しいですよね。


この手のビジネスホテルには珍しく風呂トイレ別。温度調整がちゃんとできる蛇口と高さ調整が出来るシャワー。


冷蔵庫も剥き出しじゃなくて扉を設けて目隠ししデザインを乱さない作りになっています。中には無料のお水も。
これは5,000円未満のビジネスホテルの設備としてはかなり充実しているほうな気がします。これはいい。
エスペリアホテル、覚えました。今後積極的に利用していこうと思います。


つづく


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大雪の小倉とやませみかわせみ

2021-01-16 18:41:41 | 旅行





宮崎から日豊本線を進み、この日はとりあえず博多を目指します。
8:05に発車するにちりん6号に乗って大分へ。やって来たのは787系でした。


今回使用しているきっぷは「みんなの九州きっぷ」
土日祝日に限られますが、九州全域の新幹線と特急に2日間乗り放題で指定席も6回まで取れるのに12,000円という破格のきっぷ。


ちなみにこちらが昨日乗った36ぷらす3。色はどっちも似合ってますね。


座席下はよく見ると特急有明号に使われていた頃のロゴがまだ残っていました。




自由席の利用が多いということなのか、延岡まで指定席区画の乗客は私1人だけでした。


見た感じ自由席と指定席の一番の違いはこのコンセントなのかなぁと思います。これはかなりありがたい。


この列車自体は大分止まりですが、その先ソニック号に速やかに乗り換えが出来るため「大分(博多)」表記となっています。
時間帯によっては博多から宮崎空港までを直通する特急にちりんシーガイア号が走っているため、区間が同じなのに乗る時間によって料金の差が生まれることが無いようにと大分駅で改札を出ずに乗り継ぐ場合には特急料金を通算する特例が適用されています。
今回使っている「みんなの九州きっぷ」では純粋に指定列車の数になるため関係ない話ではありますが。

この行き先表示を見て、ちょっと違和感を覚えまして。
それが「グリーン席」という表記。おそらくJR他社ではこの表記は使われていないはずです。
時刻表のピンクのページに書いてあったりするのですが、グリーン料金は指定席であっても自由席であっても同額に設定されておりその車両の空間に対して料金が発生するものとされています。
そのため、たとえ座席が満席であって座れなくてもグリーン車車内に滞在すると言う場合はグリーン料金が徴収されます。
東日本エリアのグリーン車でデッキに立っているほうが混雑がましだということでグリーン料金を支払うみたいなやつですね。

そんなわけで基本的には座席の対価ではなく空間の対価であることを明確にするためグリーン席という表現は使わないはずなんですが。なんででしょうね?
東日本みたいに他の号車が満席で座席がなくてもいいからグリーン車の空間を利用したい、というケースが滅多にないということなのでしょうか?
JRのきっぷは全国で同じシステムで発券されるためきっぷの券面はグリーン車指定席になるんでしょうけども…
過去には名古屋鉄道で、座席指定券の名前なのにデッキの旅客から料金を徴収するという行為が問題視され特別車両券と改められた例がありますし、JR的には厳密な言葉選びをしておいたほうが無難なんじゃないかなぁと思う所ではあります。


JR九州特有だと思ったのがもう一つ。運転室です。
JR他社では国鉄時代の表記を踏襲して「乗務員室」の表記を使うことが一般的かと思います。
この表記に気付いたのが九州旅行の最終日だったので他の車両に注目して比べられなかったのが残念です。
九州新幹線の800系とN700系だとどうなっているかとか気になりますし。


さて、話がだいぶ脱線してしまいました。朝ごはんを食べていなかったのでコンビニでご当地っぽい不思議なおにぎりを購入。


デザートには宮崎らしくマンゴーのゼリーと日向夏のジュース、あとはヨーグルッペです。
特急にちりん号は大分まで3時間ほどかかるため色々買いこんでおいて損はありません。


高鍋のあたりだったと思いますが、この景色が見られるというのはかなり贅沢だなぁと感じました。
窓枠が切り取ることで風景がより際立つみたいなところありますよね。




都農駅を過ぎると車窓右手に宮崎リニア実験線跡の高架橋が見えてきます。
将来の構想線区間に含まれているわけでもない宮崎がリニア実験線に選ばれたのは、実験によって沿線住民に対して発生する補償・不都合を考慮して敢えて地方に建設されたという話が残っています。
これより前に根室本線旧線跡を活用した狩勝実験線で試験をしたときに、テレビ放送の受信障害を引き起こしてしまったものの地元住民の理解を得られ実験に協力的にしてくれたということがあり、実験線を作るならなるべく地方のほうがいいという基準で選ばれたみたいです。


東都農~美々津で宮崎リニア実験線は日豊本線の上を跨ぎ、程なくして鉄道総合技術研究所と書かれた建物の中で終わっています。


普通列車が極端に少ない区間、日本一終電が早いという宗太郎駅も通過し


途中ではEF81牽引の貨物列車ともすれ違いました。
現在もなおEF81が元気に活躍しているのが九州の面白いところですよね。


3時間かけて大分までやってきました。
大分駅では向かいのホームにソニック24号が停車しており、2分の乗り換え時間で接続しています。それにしても雪…

折角のフリーきっぷなので敢えて見送り、1本列車を遅らせることにしました。
このソニック24号はいわゆる停車型の列車で、杵築・宇佐・柳ヶ浦・宇島などにも停車していく列車です。
それに対し後続の26号は速達型。小倉までの停車駅は別府・中津・行橋と最低限に絞られています。
この日は3連休初日ということで通常通り運転されていましたが、やはりこのコロナ渦において速達型ソニックは基本的に運転見合わせになっちゃっているみたいです。




特急ソニックの座席を確保する際にみどりの券売機を操作したところ、7列目と8列目のところに「展望が悪くなっています」みたいな注意書きが出てきました。
改造で生まれたジョイフルトレインならまだしも、なんで特急ソニックで窓割が合わなくなるんだろうかと不審に思いつつもそのすぐ後ろの6列目を指定。
この時はなんでなのか理由は知らず取っていたわけですが。


なんですか、このシートピッチは…グリーン車かな?
かつては7列目と8列目の場所にセンターブースというボックス区画があったみたいで、リニューアルの際に他と同じ座席にされたためシートピッチがおかしくなっちゃっているみたいです。


ここだけ窓が大きくなっていることが分かるかと思います。
旧センターブースの2列分のうち進行方向前側に当たる座席は窓がなくなってしまうため、小倉で進行方向を変えるソニック号では2列共に注意書きを設けているのかなぁと思います。
シートピッチが広くかつ窓がいい場所にあるという意味で、偶然ではありますが旧センターブースのすぐ後ろの座席を押さえたのは正解だなと思いました。
ちなみに、センターブース時代に設けられたオシャレな照明器具は今でも残っておりスイッチを押すと普通に点けられました。


大分で1本遅らせたのには訳があります。大分名物のとり天弁当を買ってきました。
とり天だけじゃなぁと思って単品で塩唐揚げも購入。とてもたのしみです。


ただ、この座席はお弁当を食べるには不向きですね。あくまで普通車の規格なのでグリーン車みたいな手前に伸びるテーブルはありません。


手元のテーブルはこの小ささ、特急はるかの281系みたいな小さいテーブルなのでお弁当には向きません。お膝が大活躍しました。
シートピッチが広すぎてお弁当が食べにくいというのは過去に大分から九州横断特急に乗った時にやりましたが、あちらはグリーン車からの格下げなのでちょっと事情が違います。


ちなみに食べているお弁当は同じお店のもの。とり天はいいぞ。


先にご飯がなくなっちゃったので大分駅で調達したかぼすハイボールを開けちゃうことにしました。うまい。


唐揚げが有名な中津まで来ると辺りはもう真っ白。




どう考えても日豊本線の景色じゃないんだよなぁ…




雪景色を撮りたいなぁと思っていたもののどのへんまで積もっているのかわからず小倉までそのまま乗車。
どうやら行橋あたりが一番積もっていたみたいで小倉が近づくにつれて止んできちゃったのですが、それでも九州らしくない感じがします。






小倉から1駅だけ戻って西小倉へ。この駅の日豊本線の大カーブをねらえればなぁと思いまして。




雪はうっすら積もっている程度ですかね。止んでいるときのほうが撮りやすくていいですけれども。




やはり鹿児島本線よりも日豊本線を走ってきた列車のほうが雪を多くつけている気がしました。


こちらが西小倉駅の大カーブ。雪は少なめですが割といい感じな気がします。


しばらくすると吹雪いてきました。さむいさむいさむい。






吹雪いてきてからより一層九州らしからぬ写真が撮れた気がします。




日田彦山線のキハ147と鹿児島本線の415系。かなり寒かったのですがいいものが撮れた気がします。


最後にソニックをもう1本。やってくる直前に再度吹雪いてきました。


寒すぎるので退散。冷え冷え。


小倉駅もやっぱり積もっていますね。雪を想定していない作りなので駅前が滑りやすい構造でかなり怖いなと思いました。


寒さ故に速やかにサンマルクカフェに避難。久しぶりにチョコクロ食べましたがやっぱり美味しいですね。




このあと小倉から乗るのが臨時特急かわせみやませみ91号といさぶろう91号の連結運転。
現在本来の路線で走行することが出来なくなっちゃっていますが、寝かせておくだけでなく博多~門司港で臨時運転しちゃうというのが流石なところです。




この列車はホームの端のほうに停車するため「ホームのラーメン屋より門司側に列車は停まります」と表示が出ています。
分かりやすい表現ではあるんですがかなりシュールですよね…w


私が乗るのはやませみかわせみ号のほう。いさぶろう・しんぺい号は大昔に乗ったことですし。




車内はかなり空いているみたいでした。やっぱりこのご時世少ないですよね。
座席は885系などと同じ形状でしょうか?この座席結構好きなんですよね。




ただ、窓割はハズレの席だったみたいです。リクライニングを目いっぱい倒すと窓に合うのでいいですけども。








空いている観光列車は気兼ねなく車内を撮影できるのが嬉しいですね。ほんとにいろんな種類の座席があって見ているだけで面白いものです。




ただ、折角乗るんなら何か車内販売で買って貢献しておくべきですよね。




やませみかわせみが本来走る熊本県人吉市のお酒、球磨焼酎 舞せんげつを頂きました。
焼酎なんですがスーッと飲みやすくおいしいお酒でした。


途中の折尾ではしばらく停車。この日は見かけませんでしたが今でも駅弁の立ち売りってしているんですかね?




停車中にいさぶろう・しんぺい側を撮影。
連結している2列車は元々お客さんが少ないのですが、その中でもこっちのほうが人気がないみたいでお客さんは疎らに見えました。
やませみかわせみに比べると元のボックスシートの配置を基本的に崩していないので比べちゃうとかわいそうかもですね。
一部区間では肥薩線の普通列車を兼ねているため整理券発券機があるのも特徴的です。




呑んべえして博多に到着。楽しかった。


このあとは全く予定を決めていなかったのですが、折角フリーパスを持っているので乗ったことがなかった九州新幹線で熊本へ。
熊本まで早く行くのはさくら号でしたが、やっぱりここは九州新幹線でしか乗れない800系を使ったつばめ号に乗るべきですよねぇ。
ちょうど止まっていたのは九州新幹線全通時に増備された新800系。ということは豪華なアレが見られるわけですね…?


座席背面は木を感じさせるデザイン。これは36ぷらす3に用いられている座席とほぼ同じものでしょうか?
座席はゆったり2+2席配置。




新800系といえば外せないのがこちら。金箔が貼られギランギラン輝いています。
普通は新幹線の車内でここまでしないですよね、すごい。






熊本市電に乗って中心街の辛島町まで乗車。




辛島町って思ってたよりかなり繁華街なんですね。
2019年夏に出来た桜町バスターミナルもすごい迫力ですね、なんか日本離れしたデザインがかっこいい。




桜町バスセンターからは熊本城も見えます。ここから結構近いんですね。


この日はおっぺしゃんというお店で熊本ラーメンを頂きました。
豚骨脂ギトギトの熊本ラーメン、濃ゆくてとても美味しかったです。
店内の案内を見ると、替え玉よりも替え飯を推しているのが珍しいなぁと感じました。
お腹の容量に自信がなく頼めませんでしたが、次に来たときは試してみたいなぁと思います。

つづく。


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おまけ

カードキー刺さないと照明がつかないところは多いですが、アナログキーでこれは初めて遭遇しました。びっくり。
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36ぷらす3で宮崎へ

2021-01-13 17:07:15 | 旅行

以前から気になっていたJR九州の新しい観光列車「36ぷらす3」に乗るために九州に行ってきました。
折角九州に行くならさんふらわあだろと思って調べてみたらちょうどいい時間に着くようだったのでこれに乗っていくことに。

以前乗ったのは2015年のさんふらわあきりしま
前回と船の名前は同じですが今回乗るのは2018年に新造された2代目。




前に乗った先代の船に比べて吹き抜けがダイナミックになっているような気がしました。明るくていいですね。


今回は解放寝台型のプライベートベッドにしました。個室じゃなくてもこういう雰囲気いいですよね。
新しくなったこの船で一番すごいと思ったのが、部屋の中までWi-Fiの電波が届いていること。
今までの船であればWi-Fiは有料が当たり前で、部屋までは電波が届かないためフリースペースの窓付近で頑張っていましたがそれがなくごゆるりしながらスマホを触っていられるというのはかなりありがたいものです。


夕食のバイキングは2,000円とお高めなのですが、朝食に関しては620円と比較的お求め安い値段なので夕食はカップ麺で済ませ朝食だけレストランを利用することにしました。
この流れ、2015年に乗った時もおなしことしてるんですよね…w
感染拡大防止もバッチリ。オリジナルのマスクポケットまで準備してあるのはすごいなと感じました。




こちらが朝食。朝からガッツリ食べちゃいます。


1/8の朝ということでまだお正月を感じさせる料理が並んでいました。
あとは、焼き印入りのさつま揚げ。これ美味しいんですよね。


デザートにヨーグルトとコーヒーまでいただいて優雅な朝になりました。美味しかった。


この日は強い冬型の気圧配置の影響を受け、外海を航行中は大きく揺れたりしましたが無事に時間通り志布志港に到着。
荒れることが予想されていたため外部デッキに出ることはできませんでしたが仕方ありません。
ここで1時間以上遅れちゃうと目的の「36ぷらす3」に乗れなくなっちゃいますからね…


志布志港から鹿児島中央駅まで約100kmを1時間50分ほどかけて走行するさんふらわあライナー。
さんふらわあの乗船客は無料で乗車できるというかなりありがたいバスです。
このバスの乗客はまさかの私1名のみ、というか徒歩下船客が私だけでした。マジっすか…


国分周辺では錦江湾越しの桜島が見られました。うっすら雪を被っているのも珍しいですよね、ここ鹿児島ですよ。




鹿児島中央駅まで無料貸切バスの旅、最高に贅沢でした。ありがとうございました。

なお、この日ですが朝6時台に日豊本線で信号トラブルが発生したようで霧島神宮~国分で運転を見合わせていました。鹿児島中央に着いた11時ごろでも状況は変わらず…
鹿児島中央から宮崎向きの特急は、すでに鹿児島中央を出たきりしま号は国分止まりにして、このあと11:50発のきりしま10号までは運休が確定していました。
乗車する「36ぷらす3」は鹿児島中央12:16発。運休の発表はありませんでしたがこのままだと大変です。遅れてもいいから乗せてもらいたいんですが…

情報に注意していたところ、11:14に復旧が完了したとのこと。ありがとう作業員の皆様。
信号トラブルの原因はレールの破断ということで、軌道回路が途絶えてフェイルセーフで赤から変わらなくなっちゃう系のやつですね。




不安が解消されたことなので、少しの時間ですが駅前で路面電車を撮影。




鹿児島市電は連接構造の低床車がたくさん見られて楽しいですね。個人的には5連接車体の新型7000形よりも3連接車体の1000形のほうが好きですね。




鹿児島なのに時折ちょっと吹雪いているのが珍しいなぁと思いました。さむい。






30分ほどの撮影でしたが、頻繁に路面電車がやってくるので楽しまったです。路面電車のある街並みっていいですよね。


36ぷらす3号の時間が近づいてきたので早めにホームに向かうと、指宿へ向かう観光列車「指宿のたまて箱」号が出ていくところでした。
これも乗ってみたいんですよね。白と黒で撮るのは結構苦労する色合いですね。










その後やってきました、36ぷらす3。ぴっかぴかに磨かれた真っ黒な車体がギラリと輝いています。
鹿児島中央から宮崎まで、これがほんとの「黒霧島」ですかね。なんて思ったりしましたが寒いですね吹雪いてきました。






光沢がある黒色は撮影するのがかなり難しいのですが、角度によって表情を変えて面白いですね。かっこいい。

乗車した鹿児島中央→大分は1/8の金曜日コース。
元々お正月付近(12/28~1/11)だけとされたGoToトラベルキャンペーンの対象外期間に当てはまっていたことからか大人気観光列車にしては空席が多くあったので席は結構自由に選べる状況でした。
ほんとは別府までさんふらわあで向かい別府→博多で36ぷらす3号に乗りたかったのですがそちらは満席。
土曜日ということでカレンダー通りのお休みの方が多いことや土日祝日だけ使える「みんなの九州きっぷ」などが影響している気がします。


特に意識せず1人掛け座席が多く空いていた6号車を取っておいたのですが、端の車両は畳敷きでしたね。




座席番号ごとの靴箱に仕舞ってから畳敷きの車内へ向かいます。これはすごいわ。




木を多用した温かみのある内装もいいですね。窓は最初は障子が閉められた状態でやってきました。
鉄道では防火対策が極めて重要なので簡単に木を使えないはずなんですよね、ここまで多用するのはすごいと思います。


観光列車といえば窓を大きくして眺めを重要視するのが鉄則みたいなところがありますが、敢えてその窓を隠すことで商事の窓越しに除くデザインはかなり思い切った作りだなぁと思います。
というかそもそも整備がめちゃくちゃ大変でしょうし扱いも繊細な気がします。

この日は元々GoToトラベルキャンペーン中止の関係で空席が多めであったことと、この列車のすぐ前を走るはずだったきりしま10号までが運休となった影響からかスーツを着たお客さんが数名乗っていたのが驚きでした。
きりしま10号よりも1時間以上到着は遅くなりますが、後続のきりしま12号は2時間20分ほど後なので折角だしと乗っている感じですかね。それでも写真撮っていっそ楽しんでやる感じで楽しそうに見えました。


1号車の最も運転席側には小さめのフリースペースがあります。朱色が映えてこれまたいい雰囲気。




畳敷きの座席も素晴らしいのですが、折角なのでビュッフェ車両へ。
元々博多~西鹿児島の特急つばめ号として走っていた頃に設けられたビュッフェ車両。そのころのドーム天井の意匠を残し素敵な車両に生まれ変わっていました。
「旅する九州酒」として九州各地のお酒も販売されています。九州を1週間かけて巡る36ぷらす3のコンセプトにもぴったりですね。


ビュッフェで注文したお料理は1つ隣のマルチカーで頂くことが出来ます。
この車両も1両まるまるフリースペースで座席の発売はなし、2両分まるっとこんな使い方をするとはかなり思い切った構成です。
明るい天井に格子状のデザインを配していてこれまたすごい車両を作ったもんだなぁと感じます。




食堂車で頂く料理といえばやっぱりカレーですよね。
オリジナルの黒い鶏カレー、辛すぎずコクがあってお肉もごろっと入っていておいしかったです。量はちょっと少なめですが1品目でおなか一杯もう動けんってなっては勿体ないですしちょうどいい量なのかもしれません。
お酒は熊本の神田という日本酒をチョイス。これまで焼酎を飲んだことがなかったのもあって躊躇してしまい日本酒を選んだのですが今回のコースからは外れちゃう大分のお酒。
これが飲みやすくて美味しいお酒でした。カレーのお供にもぴったりです。


なお、お酒を購入するとオリジナルの手ぬぐいが貰えちゃいます。これは嬉しい。


最初の下車観光駅、大隅大川原駅に到着。




ここではホーム上でぜんざいの振る舞いを頂きました。
小豆、白玉と一緒に入っているのは栗ではなく鹿児島らしくさつまいも。甘みが高くて非常に美味しかったです。








大隅大川原駅の停車し感は50分とかなり長めに取られています。駅前には移動販売車によるお店なども来ており、ここで美味しいものを買って楽しむのもいいかもですね。








時間がたっぷりあるのでここで車両の外観を改めて観察。
元々かっこいい787系ですが黒色も似合いますね。ななつ星in九州にも通じるようなエンブレムやライトまわりの縁取りがオシャレです。








人のいない間にいろいろな区画の写真も撮ってきました。元々空席が多めなのでこの辺も撮りやすかったりしました。
このBOX席の雰囲気も良い感じですね。




車内に戻ってお酒を追加注文。宮崎のスパークリングワイン「キャンベル・アーリー・ドライ・ロゼ」を頂きました。おいしい。






青井岳駅に10分間停車。


はしゃぐオタク。あまりにテカテカに磨かれているので反射してる側も隠さなきゃいけないのがこの列車らしさを感じるポイントですね。


列車の終点が近づいたころ、アテンダントさんから飴ちゃんが配布されました。
このサービスシンプルながらいいですね。黄金等みたいな甘い飴でした。




いい列車でした。ぜひ他のコースでも乗ってみたいところです。
WESTEXPRESS銀河などもいい列車ですが、普通に駅で買えて柔軟なプランを組める形態なのがいいんですよね。まあ銀河も元々は一般発売の予定だったんですけどね…
一度乗るだけじゃなく、様々なコースを何度も乗って楽しめる列車っていいですよね。人気の列車なので今回乗れたのはラッキーでした。


宮崎駅に到着。来るのは実は初めてだったりします。
47都道府県制覇はすでに達成しているのですが、宮崎県だけ“肥薩線真幸駅のホームに降り立っただけ”というかなりアレな感じだったのでこれをもってようやく正式に47都道府県制覇達成といっていいかもしれません。


駅前には昨年11月に出来たばかりのアミュプラザ宮崎があります。


アミュプラザ大分と同じく屋上には神社があるみたいなので登ってみることにしました。


神日本磐余彦天皇始奉日向乃國乃天津神国津神八百萬乃大神


屋上までやってくると海まで見えるんですね、これはいい。


宮崎港の宮崎カーフェリーや


シーガイアのシェラトングランデオーシャンリゾートも見ることが出来ます。


景色がいいところに交通神社があります。こっちは鉄道神社じゃなくて交通全般なんですね。お参りしておきました。




あとは宮崎名物の古いバス。いわゆる6Eという型式でしょうか?いいですよねぇ。


このバスいいなぁと撮っていたら変なのが来ました。なんだ君一体。

この変なバス、宇奈月温泉でも見たことがあります。
eCOMという20km/hに制限された電気バス。8つの車輪が並んでいるのが不思議な見た目です。


今回泊まるお宿は駅からすぐのJRホテル宮崎。




ちょうど窓から列車が見えるお部屋でした。これはいいぞ。




そんな感じで1日目が終了。

つづく。


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名古屋のディーゼル機関車近況

2021-01-03 23:53:30 | 日記
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
2021年も面白いことをして楽しんでいこうと思います。
あくまで密を避けて、感染症対策を欠かさずに楽しんでいこうと思います。

さて、今回ですが記事にするほどではないような小ネタをまとめたものになっています。


まずは昨年末に名古屋の実家に帰って来た時に関西線蟹江駅を見に行った時のもの。
未だに関西線でレッドベアが見られるのって違和感があるんですよね。かっこよくて好きですけど。
実家から近く割と有名撮影地な蟹江踏切は過去に記事にしているのでこちらもぜひ。


その後、四日市行きの貨物列車を撮ろうと思って蟹江駅の東側で待機。太陽が傾いてきていて怪しい感じ…


暗くなってフォーカスが遅れ、失敗しちゃいました…




蟹江駅で数分交換待ちの停車時間があるので、その間に自転車で駅の西側へ向かい一応は捉えることが出来ました。
この列車は夕陽が傾く時間との戦いにはなりますが、前位にDD51後位にDF200が連なる異形式重連が行われています。これは面白い。
DD51は次の春のダイヤ改正で引退することが決まっているので、今後は撮影者で賑わうかもしれませんね。
満足いく写真が撮れたと言い難いので、密を避けて今後も撮影を楽しもうと思います。


もう1つが、年明けの本日撮ってきたもの。
いつまでも国鉄DD13形を使い続けている名古屋貨物ターミナル駅、それが当たり前だと思っていたのですがなんか見慣れない機関車がいたので驚きました。


HD300-34のプレートの隣には「新」の文字。新鶴見機関区の区名札ですね。
本来ここで入換に活躍しているDD13形は名古屋臨海鉄道所属なので、新鶴見のHD300をお試しで借りているという感じなのですかね?
検索してみたところ、名古屋臨海鉄道の南港線でもHD300が試用されていた時期があったみたいです。
名古屋臨海鉄道は今でもDD13が主力機関車として活躍しているので、そろそろ一気に置き換えられてもおかしくないのかもしれませんね。


うまく見られないかなぁと荒子駅のホームへ行きましたが、ちょっと遠いですね。




DD13に関しては奥の車庫みたいなところに仕舞ってありました。
1/3ということで貨物駅はお正月休み期間。空のコンテナ貨車がたくさん並んでいるのみで、本線用の直流電気機関車もこの日は見られませんでした。

中高生の頃は名古屋周辺でよく撮影をしていたわけで、貨物列車に関しては古いのが当然で珍しくもなんともないように思っていました。
それがあっという間に世代交代を迎えそうな2021年。
中央線のEF64に関しては動きが無いですが、東海道線のEF65は置き換えるに十分な数のEF210-300が新鶴見に新製配置されたそうなのでこちらもどうなることやら…
あまり貨物列車には詳しくないのですが、なるべく追っていこうと思います。


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