パンデミックの影響で旅行の自粛が求められ息苦しいこの頃。
国内旅行はあくまで控えるようお願いされているだけなので密を避けておでかけしていいと思っていますが、海外はそうはいかないわけで。
本来であれば昨年夏にはクイーンビートルの初便で釜山へ行く予定だったんですよね。あとウラジオストクも行きたかったんですが暫くいけないですね…
テーマパークのパスポートと同じで元が取れないので有効期間の延長とか払戻とかしてほしいところですが、そうもいかないですよね。
で、今一番行きたい海外といえば韓国なわけです。
既に3度訪問していて親近感がありますしね。
そんな韓国の鉄道で一番有名なのは高速鉄道KTXかと思います。
TGVタイプのこちらではなく韓国独自のITX山川のほうが印象的かもしれませんが、毎回釜山から韓国入りする私としてはKTXはTGV顔で山川はSRTなんですよね。
見かける機会は多いものの未だに乗車出来ていないSRT。そもそも山川型に乗ったこともないので乗りたいんですけどね。
タイトルからもばれているかとは思いますが、私が韓国の鉄道車両で一番好きなのは在来線特急であるITXセマウル号。
赤と黒の色遣いと高速鉄道顔負けの流線型ノーズがすごくいいですよね。韓国初訪問時は全然下調べしていなかったので新しい高速鉄道用車両だと思い込んでいました。
行けないなら作るまで(?)ということで絶対に製品化されないであろうITXセマウルの210000系電車をプラレールで制作していこうというわけです。
プラレール改造系の動画を見ていると、種者のモールドを削ったりドリルで穴あけをして…と大変そうです。
プラ板からの自作も考えましたが加工のしやすさを考え、ダイソーで5枚入りの工作用紙を買ってきました。
まずはここにイメージ図をざっくり書いておきます。
単純な箱型なら楽なのですが今回の車両は流線形なので横からと上からの図を書いてええ感じにするわけです。
前後のお顔があまりに違った時の作り直しも考え、先頭車両はノーズ部分と客室部分で分割して作ることにしました。
側板は基本的に厚紙1枚で強度は十分そうです。窓枠の周りは不安なので裏から1枚貼り合わせております。
なお、この時は気付いていなかったのですが韓国の近郊列車って低床ホーム発着なのでステップ付き。ドア枠下部を切り取って修正しています。
内側からはモーター類に干渉しないように補強を入れておきます。こっちから見ると工作用紙感が凄いですね。
屋根上の筒状の機器とかワイパーとかを作り込んでいきます。
ノーズ部と客室部分の屋根の差はどうしたものか…
一旦は左側のように柱を立てて上から用紙を被せる予定でしたが、結局隙間埋めに使うことから紙粘土で成型することにしました。
隙間とオデコに紙粘土をもって乾燥させます。だんだんそれっぽくなってきましたね。
乾燥させる間暇だったので、小物パーツとして釜山駅の駅名標も作りました。低床のホームは作るか迷いましたが場所を取るのでやめました。
終端部付近が陸上のトラックみたいな赤褐色をした釜山駅のプラットホームって結構特徴的なので作ってもよかったのですが。
ちなみにクーラーはこんな感じで、六角柱の前後に曲げたパーツを取り付けたうえで四隅を紙粘土で埋めることで再現しています。
乾燥後、まずは下地塗料としてMr.ベースホワイト1000を筆塗りしておきます。
これを塗ることで厚紙や紙粘土の表面がつるっとした塗料でコーティングされるみたいです。
塗装が苦手すぎることに定評のある私。多少のムラは別にいいやと全てペン塗料で済ますことにしました。ガンダムマーカー万歳。
塗っている途中で成田エクスプレスっぽいのが誕生しました。
ノーズに黒を入れると一気に引き締まりますね。うん、イメージ通り。
地味に面倒なのが窓下の塗り分け。グレー地に黒色のストライプ模様になっています。
何本程度ストライプを表現するか迷いましたが、2mm幅マスキングテープで表現できる2本にしました。
そんなわけで、完成しました。ITXセマウル210000系電車です。
雰囲気は良く出せたんじゃないかなぁと自画自賛しています。
前照灯はあわよくば電照化とかも考えていたので穴を開けていましたが、ちょっと無理っぽいなと思ったので手元にあった食品トレーで簡易に塞いでいます。
本家プラレールでもEF210みたいにライトケースごと単色で塗る例がありますしええやろという感じですね。
前後のお顔は完全に一緒、というわけではありませんが極力同じにできたかなぁと思っています。
中間車は特徴的なV字型のパンタグラフと、交流電車らしいごちゃごちゃした機器と高圧引き通し線をそれっぽく表現。
タミヤミニ四マーカーのシルバーは光り方がいいですね。クーラーもギラギラ光っています。
残念ながら家にプリンターが無いのでロゴマークも手書きとなります。
本来は両ノーズ端にもあるのであと4つ必要なのですが、そこまでする体力はなかったので中間車のみに貼り付けています。
そんなわけでITXセマウル号を作ってみました。かなりイメージ通りで満足しています。
並べて遊べる車両も欲しくなっちゃいますが、どうしましょうか…?
工作用紙でここまで作れることが分かったので、今後も何か作っていこうかと思います。ちなみに3両組み上げても工作用紙1枚しか使いませんでした。
おわり
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国内旅行はあくまで控えるようお願いされているだけなので密を避けておでかけしていいと思っていますが、海外はそうはいかないわけで。
本来であれば昨年夏にはクイーンビートルの初便で釜山へ行く予定だったんですよね。あとウラジオストクも行きたかったんですが暫くいけないですね…
テーマパークのパスポートと同じで元が取れないので有効期間の延長とか払戻とかしてほしいところですが、そうもいかないですよね。
で、今一番行きたい海外といえば韓国なわけです。
既に3度訪問していて親近感がありますしね。
そんな韓国の鉄道で一番有名なのは高速鉄道KTXかと思います。
TGVタイプのこちらではなく韓国独自のITX山川のほうが印象的かもしれませんが、毎回釜山から韓国入りする私としてはKTXはTGV顔で山川はSRTなんですよね。
見かける機会は多いものの未だに乗車出来ていないSRT。そもそも山川型に乗ったこともないので乗りたいんですけどね。
タイトルからもばれているかとは思いますが、私が韓国の鉄道車両で一番好きなのは在来線特急であるITXセマウル号。
赤と黒の色遣いと高速鉄道顔負けの流線型ノーズがすごくいいですよね。韓国初訪問時は全然下調べしていなかったので新しい高速鉄道用車両だと思い込んでいました。
行けないなら作るまで(?)ということで絶対に製品化されないであろうITXセマウルの210000系電車をプラレールで制作していこうというわけです。
プラレール改造系の動画を見ていると、種者のモールドを削ったりドリルで穴あけをして…と大変そうです。
プラ板からの自作も考えましたが加工のしやすさを考え、ダイソーで5枚入りの工作用紙を買ってきました。
まずはここにイメージ図をざっくり書いておきます。
単純な箱型なら楽なのですが今回の車両は流線形なので横からと上からの図を書いてええ感じにするわけです。
前後のお顔があまりに違った時の作り直しも考え、先頭車両はノーズ部分と客室部分で分割して作ることにしました。
側板は基本的に厚紙1枚で強度は十分そうです。窓枠の周りは不安なので裏から1枚貼り合わせております。
なお、この時は気付いていなかったのですが韓国の近郊列車って低床ホーム発着なのでステップ付き。ドア枠下部を切り取って修正しています。
内側からはモーター類に干渉しないように補強を入れておきます。こっちから見ると工作用紙感が凄いですね。
屋根上の筒状の機器とかワイパーとかを作り込んでいきます。
ノーズ部と客室部分の屋根の差はどうしたものか…
一旦は左側のように柱を立てて上から用紙を被せる予定でしたが、結局隙間埋めに使うことから紙粘土で成型することにしました。
隙間とオデコに紙粘土をもって乾燥させます。だんだんそれっぽくなってきましたね。
乾燥させる間暇だったので、小物パーツとして釜山駅の駅名標も作りました。低床のホームは作るか迷いましたが場所を取るのでやめました。
終端部付近が陸上のトラックみたいな赤褐色をした釜山駅のプラットホームって結構特徴的なので作ってもよかったのですが。
ちなみにクーラーはこんな感じで、六角柱の前後に曲げたパーツを取り付けたうえで四隅を紙粘土で埋めることで再現しています。
乾燥後、まずは下地塗料としてMr.ベースホワイト1000を筆塗りしておきます。
これを塗ることで厚紙や紙粘土の表面がつるっとした塗料でコーティングされるみたいです。
塗装が苦手すぎることに定評のある私。多少のムラは別にいいやと全てペン塗料で済ますことにしました。ガンダムマーカー万歳。
塗っている途中で成田エクスプレスっぽいのが誕生しました。
ノーズに黒を入れると一気に引き締まりますね。うん、イメージ通り。
地味に面倒なのが窓下の塗り分け。グレー地に黒色のストライプ模様になっています。
何本程度ストライプを表現するか迷いましたが、2mm幅マスキングテープで表現できる2本にしました。
そんなわけで、完成しました。ITXセマウル210000系電車です。
雰囲気は良く出せたんじゃないかなぁと自画自賛しています。
前照灯はあわよくば電照化とかも考えていたので穴を開けていましたが、ちょっと無理っぽいなと思ったので手元にあった食品トレーで簡易に塞いでいます。
本家プラレールでもEF210みたいにライトケースごと単色で塗る例がありますしええやろという感じですね。
前後のお顔は完全に一緒、というわけではありませんが極力同じにできたかなぁと思っています。
中間車は特徴的なV字型のパンタグラフと、交流電車らしいごちゃごちゃした機器と高圧引き通し線をそれっぽく表現。
タミヤミニ四マーカーのシルバーは光り方がいいですね。クーラーもギラギラ光っています。
残念ながら家にプリンターが無いのでロゴマークも手書きとなります。
本来は両ノーズ端にもあるのであと4つ必要なのですが、そこまでする体力はなかったので中間車のみに貼り付けています。
そんなわけでITXセマウル号を作ってみました。かなりイメージ通りで満足しています。
並べて遊べる車両も欲しくなっちゃいますが、どうしましょうか…?
工作用紙でここまで作れることが分かったので、今後も何か作っていこうかと思います。ちなみに3両組み上げても工作用紙1枚しか使いませんでした。
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