motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

白銀の砂丘を見るべく鳥取へ

2020-02-25 23:30:00 | 旅行
暖冬傾向で全然雪が降らなかったこの冬、スキー場が営業できなくなるなど少なからず影響もありました。
そんな雪が降らない珍しい冬でしたが、2月に入ってからようやくまともに雪を降らせに来ました。
2/18頃から西日本を中心に積雪を観測、滋賀県草津市も1センチほど積もっていました。


この雪が溶ける前に、これを逃したらもう今年は降らないぞ。
2/18夜にそんなことを思い、19,20日の連休を使って鳥取へ行ってきました。




行きは快適な特急スーパーはくと号。何度か乗ってるはずなんですが今まで一度もパノラマ型車両に当たったことがありません。
今では業務用室となっている個室の向かいにあるこの区画は解放されており、自由席として座っても全然いいみたいです。…誰か連行して乗ることがあれば覚えておこう。


鳥取駅からは路線バスで鳥取砂丘へ向かいます。
県の一大観光地ですが実は今まで行ったことがありませんでした。浦富海岸や三朝温泉は行ったんですけども。
そんなわけでバスで20分程度、鳥取砂丘へ。


道中の車窓より。道路などの雪はほとんど溶けており、畑なども溶け始めています。これは…遅かったか?




やってまいりました、鳥取砂丘。観光リフトも整備されているんですか。
雪は、思ったより残っていますが油断はできません。


丘を登ってみると、おぉ…。
一面真っ白、とはいかず一部溶けていますがまだ大部分は雪に覆われていました。これは綺麗。


途中、帯状に太陽の光がさしてなんか幻想的に感じました。






海岸沿いの峰を登っていきます。歩くだけで体力を結構消耗します。




雪に覆われた砂丘から見る青い日本海。これは、見に来てよかった。


雪だるまもいました。折角なので撮っていくことに。


このあたりの雪は、足跡や日照りではなく風の影響を受けているのでしょうか?模様が浮き出ていました。




奥のほうまで歩いていくとやってくる人も少ないようで、足跡の少ない綺麗な状態で砂丘を鑑賞できました。
なかなか大迫力、思ってたよりもこの崖の部分が急坂で驚きました。






バス停へ戻るのも一苦労です。いい天気で綺麗なのはいいのですが、一面真っ白で目がおかしくなってきます。
写真を撮ったところで画面が極端に暗く見えていい感じなのかどうかよくわからずでした。
スキー場などでもよく言われますが、冬でも雪からの反射があるからサングラスをしたほうがいいっていうのがよくわかりました。


やっぱり結構な急斜面、ちょうど稜線に沿って雪が溶けているのがわかります。面白い。


こんな冬でもラクダさんは頑張っていました。寒そう。


やや溶けかけではありましたが、日に当たって溶けた部分と影が落ちた部分で生まれるコントラストがとても美しかったです。
急遽鳥取まで3時間ほどかけて見に来て正解でした。


鳥取といえば、前回浦富海岸で紹介したジオコムス
少し前に岩美だけでなく砂丘にもステーションが設置されたので使ってみたいなぁと思ったのですが時刻はすでに15時。今から借りれる時間でないので諦めました。
思いのほか砂丘がすごくて時間を使ってしまいました。ジオコムスは、またの機会にします。


さて、バス停に戻ったのですが思いのほかバスの本数が少なく1時間ほど待たなければいけないことが判明。
だったらなぁと思い、バスの通りに沿って砂丘の端のほうを見に行きました。
砂丘の端の植物が植わっているエリアですが、これもこれでなかなか素敵な光景でした。


感想がへたくそで申し訳ありません。途中の覚寺口というバス停まで歩いてきたところでバスに乗車。駅に戻ってきました。


折角の鳥取なので、名物すなば珈琲へ。
入居する建物の老朽化に伴い、鳥取駅前店は閉店となり新たに"新鳥取駅前店"がオープンしていました。
駅からの距離はさほど変わらないのでその点はご安心を。


入ってびっくり、タブレットで注文するスタイルになっていました。画期的だ。


お昼を食べていなかったので少し遅めですがここで食べていくことにしました。
名物のサイフォンコーヒーと、もさえびのホットサンドを注文。


もさえびの具材の美味しさもさることながら、ホットサンド特有のこのカリッとした縁が最高ですよね。
最近Twitterでよく流れてくるホットサンドメーカー。かなり飯テロでとてもほしいなぁって思ってます。
流行に流されたら負けだと思うものの絶対うまいじゃないですか。カリッとしてて美味しかったです。




鳥取からは特急スーパーまつかぜで倉吉へ。
以前に三朝温泉に行った時のようにバス路線があるだろうと思っていたのですが、はわい温泉へ向かうバスは既になく驚きました。
歩いて約50分。タクシーなら10分ほどですが3000円以上します。

仕方ないですね…歩きました。

しかし、歩く判断にはいいこともありました。
手持ちのカメラでは一切写真には写らなくて申し訳ないのですが、星空がもうそれはそれは綺麗でした。
"星取県"を名乗るだけあるな、と思う星空の美しさでした。




そんなわけで延々歩いてはわいに到着。
思ってたよりちゃんとした旅館を選んでしまったようで、入口に「歓迎 ○○様」なんて掲げられていてびっくりしてしまいました。


今回は素泊まりだったので晩飯は自前で調達。鳥取駅で買っておいたかに寿しを頂きました。
かにめしと違って、酢飯で生姜が効いていて確かにこれは寿司でした。美味しかったです。

自慢の露天風呂からもきれいに星を眺めることができました。
チェックインの際に時間が被ったおじさんとお風呂でお会いし、そこで話してたらのぼせちゃいました。




翌朝。目の前に広がる東郷湖と朱塗りの橋が素敵な景色。
やや曇りがちな天気ですがそれでもいい雰囲気です。


日付が変わるとお風呂は入れ替わるとのことだったので朝風呂へ。
昨日のおじさんとまた遭遇。なんかこういうところでの会話ってまともな旅をしている感じがします。




はわい温泉を後にします。意外といいところでした。


こちらはスーツさんが紹介していた千年亭。これはかなり立派そうです。

帰りもバスの本数が少ないので歩きにしました。
時間はほぼ同じですが今度は倉吉駅ではなく松崎駅へ。ちょうど東郷湖の対岸へ向かいます。


付近には温泉団地なるものも存在しています。側溝からも湯気が沸いていてなかなか凄い住宅地です。


対岸へやってきました。白い建物が今回泊まった羽衣さんです。




この近くには、中國の王宮風の建物「燕趙園」が建っています。なんだこれはすごいなぁ。
はわいの対岸に中国があったとは、東郷湖周辺の観光開発は昔からすごかったみたいです。


燕趙園のすぐ裏には山陰本線が通っています。燕趙園を背景に撮りたかったのですが踏切に間に合わず…




梅の花を見つつ、もう一つの温泉地東郷温泉にやってきました。
東郷湖の対岸にはわい温泉も見える景観の素敵な立地ですが、今では結構寂れてしまっているみたいです。




東郷温泉の最寄り駅、松崎駅に到着。


駅前にあるお土産屋さんの看板が…なんだこれは。
えらく年代物な看板、なんと右から「げやみ御」と書かれています。

「東郷♨浅津」と書かれています。
東郷温泉は先ほど紹介した通り松崎駅からすぐの位置にある温泉ですが、気になるのは浅津温泉というほうです。

浅津(あそづ)温泉というのは、今でいうはわい温泉。昨晩泊まった所ですね。
1886年頃に温泉として開発が始まった浅津温泉
1927年に新東郷温泉に、1978年に羽合温泉に、1998年にはわい温泉に名称変更してきた歴史があるとのことです。

ということは…つまり1927年より前からここにあるということなのでしょうか。そうであってもおかしくない古さです。




散策しながらやってきたため、到着したのは列車発車時刻の5分前。
この駅で列車交換があるようで思ったより早く入線してきました。




発車前に見ておきたいのがこちら、松崎駅のホーム上に残る観光案内所の跡です。
こちらはさっきの浅津ほどではないものの古い表記の羽合温泉。
かつては特急や急行が止まっていた駅であることを今に伝えています。


普通列車に揺られのんびりと鳥取を目指します。


おなかが減りました。鳥取駅近くでお昼ご飯にします。
時刻は11時過ぎ、スーパー居酒屋だいぜんさんへ。


ランチ営業もやってる感じの居酒屋さんです。カウンター席も多く一人でも入りやすいと思います。
ワンコインのランチメニューも魅力的だったのですが、海鮮丼が美味しそうだったので。
結構立派な海鮮丼に味噌汁と小鉢がついて680円。安い気がします。




お昼ご飯ののち、一か所行ってみたかった場所へ。
ここも鳥取駅からそんなに離れた場所ではありません、歩いて5分もかからないかと思います。
昔の鳥取駅上屋を中心とした鉄道部品を保存展示している「鳥取鉄道記念物公園」です。




入ってすぐに分岐器のてこや各重量のレール展示などがされています。


こちらは転轍機標識というんでしたっけ?Sと書かれているのはスプリング=発条転轍機用ですね。




囲いがあって見づらいですが、タブレット閉塞器も置かれています。
昔は囲いがなかったんでしょうね、結構落書きなどされちゃってます。
側面が取り払われていて内部がみられるようになっていますがちょっと仕組みは難しそうです。
上の部分からタブレットを投入し、斜めにスライドして下から出すってことくらいはわかりますかね。
タブレット閉塞器は隣接駅に対するものを置いて使うものとなるため、これが鳥取駅のものであれば左側の津ノ井方1つのみで事足るような気がしますが、どうなんでしょうか?
因美線はかなり遅くまでタブレット閉塞式として残りましたが、山陰本線は連査閉塞式が用いられていたため湖山方に対してタブレット閉塞器が用意される必要はないような気がします。


こちらがメインの鳥取駅上屋。レールを使って作られた屋根になっています。
ここのレールがただのレールではなく、黎明期に用いられていた双頭レールが使われているということで貴重な存在だそうです。


こちらは出発合図器。出発指示合図器や客扱終了合図器とは違い、駅長が運転士に対して出発時期を指示するための合図器になっています。






昔の表記の看板が今も残されています。この雰囲気は大変いいです。
フォントがいいのもそうですが、鳥取駅から東京や下関へ直通列車が走っていたころの痕跡が残されているのが素晴らしい。




柱には、鐡道神戸明四十一という文字も確認できました。なんだかわからないけどこれも貴重なものな気がします。


そんなかんじで鳥取鉄道記念物公園を見て回ってきました。
ここが凄いのは、ブームに乗っかって適当なSL(だいたいD51)を展示してついでにホームとか駅名標とかを作ったタイプの鉄道公園と違い、初めから鉄道車両を置くことを想定せずホーム上屋の展示をメインにしている点かと思います。
そのため、言ったら悪いですが適当にSLを保存したが故に解体か維持か揺れているような公園と違って本当に貴重な物品を選んで展示してある印象があります。
とはいえ街中の公園なので特に保存状態がいいということはなく、そのあたりが難しいのかもしれません。
かなり素敵な施設なので、今後も末永く展示していただきたいなぁと思います。


ちょっと早めですが、12:54発のはくとで帰りました。


鳥取駅などで購入できる、鳥取二十世紀梨チューハイ。これはおすすめです。
アルコールは4%と控えめですが、梨果汁が11%と結構入っているのが嬉しいところ。
甘みが強いですがさっぱりしていてお弁当などにも合うかと思います。

今回、砂丘に温泉に海鮮とかなり一般人的な旅な気がします。限界みが足りない。
やっぱり旅に温泉と美味しいご飯は必須だと最近つくづく思うようになりました。今回もいいおでかけでした。

おわり。


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北陸新幹線グランクラスに乗車

2020-02-21 00:34:00 | 旅行



1/22 ここは群馬県、信越線の磯部駅にやってきました。前回記事の続きです。
磯部温泉の最寄駅ということもあって駅前に温泉のアーケードがかかっています。こういうの大好きです。


早速温泉へ行きたいところですが、駅前で面白いものを発見したのでご紹介しておきます。
この蓋、よく街中で見る網目状のものと形状が異なっていますよね。確かに適度な間隔で穴は開いているんですが。

こちらは信越本線の横川~軽井沢間でアプト式が採用されていた頃のラックレール。
急勾配でもグイグイ上っていけるように線路の間に設けられていた歯車レールですが、役目を終えた後こんな再就職を果たしているとは思いませんでした。
このレールを3本、歯車をずらして敷いていた頃の名残と思われますが、固定用の穴が3つ等間隔に並んでいる箇所が確認できます。




さて、磯部温泉へ向かいます。
ここの温泉は駅から徒歩5~10分程度で温泉街に辿りつけるアクセスの良さが素敵です。
そして周囲の案内看板でとにかくアピールされているのが「温泉マーク発祥の地」であること。


昔の地図で磯部温泉を表す記号として使われたのを起源に、現在広く知られるようになったという"♨"マーク
折角なら2020年最初の温泉は温泉マークの起源であるここにしようと決めていたのでした。




温泉街の雰囲気。人通りは残念ながら少ないのですが、坂道や看板の位置など絶妙でいい雰囲気です。


温泉街で写真を撮っておいてあれですが、お手軽そうな温泉はちょっと離れた道路沿いにあるのでそちらまで10分ほど歩きました。
磯部温泉恵みの湯という温泉、地域の方々の憩いの場的な雰囲気でしたがお風呂はいい感じでした。


お風呂上がりにバスに乗車、恵みの湯の前にバス停があるのがとても助かります。
しばらくすると…街から遠ざかって山に入って峠を攻め始めました。




ということで、磯部で降りた目的は温泉も理由の一つですがもう一つがこちら。
新幹線の秘境駅として知られる安中榛名駅です。一回来てみたかったんですよ。




駅前には広大な自然が広がっています、なんだこれ…
こんな感じで駅の周辺にはこれといって何もなく、近くには無料の駐車場があるくらいです。
日中は主に2時間に1本の停車、開くときは3時間に1本となるみたいです。
北陸新幹線のあさま号は主に毎時1本のパターンで運転されているのですが、そこから間引いているという感じですね。

バスで安中榛名駅についたのが14:15で長野方面の次の新幹線は15:11と56分の待ち時間となっています。
東京方面の新幹線に接続するダイヤなのかと思いきや、14:05の次は16:05なのでそういう訳でもありません。
恐らく、接続は磯部駅でのみ考慮しており安中榛名なんかどうでもいいと思われているんだと思います。






人の全くいないホーム、まあ列車到着の40分近く前なら仕方ないよなぁと思っていましたが結局この日15:11の長野行きに乗り込んだのは私だけでした。




撮影するには最適なカーブの駅。通過する動画を撮るのも目的にしていたので早めに駅に着いてくれたバスには感謝ですが、北陸新幹線の本数が少なく通過を見られたのは2本のみでした。






乗車したのは12号車、グランクラスです。
ただ、あさま号のグランクラスはシートサービスのみとなっています。
考え方によっては、シートや空間を十分に楽しめる乗り方なのかなぁとも思います。

金沢に向かうのでどこかではくたか号に乗り換える必要があるのですが、乗換が可能な駅は終点の長野駅だけでした。
日中のはくたか号は軽井沢に止まることが多いのですが残念ながら乗り換えの列車は通過。
長野まで40分程度座席のみのサービスとなりました。


自販機で買ってきたacureのりんこジュース。
人気過ぎて関西でも売っているのですが、関西でも売っているのは「ふじ」のみなので東日本管内でしか買えない品種はついつい買っちゃいます。




さて、そんなあさま号を長野で乗り換え。ホームが変わって階段を上り下りする必要があるとは思いませんでした。


こちらがあさま/かがやきの乗継新幹線特急券。
あさま号の方はグランクラス(シートサービスのみ)を示すGCSが、はくたか号は通常のグランクラスのためGCが表示されています。
同じグランクラス利用でも提供されるサービスに差があるためシートサービスのみの方は若干安い「グランクラス(B)」料金が、フルサービスのものには「グランクラス(A)」料金が適用されることになっています。
但し、グランクラス(A)と(B)を乗り継ぐ場合は全区間を(A)利用とみなして料金計算をすることにと決められています。指定席と自由席を乗り継ぐときに似ています。

なお、あさま号の方をグランクラス(B)ではなくグリーン車にしても料金の合計額は同額でした。
この場合は全体のグリーンにグランクラス利用区間の差額を加算するのですが、敢えて同額にすることで乗り継ぐ利用形態の人がグリーン車に流れて無駄に混むことを避けているのではないかなぁと思います。


とまあ、難しい料金計算は置いておきましょう。
お高いグランクラス、おいしい食事とお飲み物を楽しんできましたのでご紹介します。
東北新幹線のグランクラスは12月に乗ってきたので、よろしければこちらの記事も合わせて読んでいただければ比較になって良いかと思います。


早速持ってきてもらいました。wktk


"軽食"を名乗るお弁当の掛け紙には北陸新幹線5周年マークが入っていました。


お献立 監修 橋本幹造

☑北陸方面行き
☐東京方面行き

米 酢飯(石川県産 「奥能登棚田米コシヒカリ」)
彩 錦糸玉子
魚 醤油漬
菜 花蓮根
主 春子酢〆
魚 小肌酢〆
主 紅ずわい蟹酢〆
魚 海老酢〆
魚 寄せ数の子
菜 黒豆蜜煮

ずわいがにといくらが特に美味しかったです。豪華。


お茶菓子は加賀棒ほうじ茶のパウンドケーキでした。
東北新幹線では青森りんごのパウンドケーキだったのでこの辺も差が出ています。
対して、あられは同じく亀田製菓のものでした。




萬斎楽 加賀梅酒スパークリング
瓶のデザインが素敵です。
爽やかな梅の香りに程よい炭酸でとても美味しかったです。金沢駅に売ってたので着いてから3本ほど購入しちゃいました。


純米大吟醸 天狗舞
日本酒初心者でも飲みやすく美味しいお酒でした。


嘉スパークリングシャルドネ 高畠ワイナリー
スパークリングワインは東北新幹線と同じ高畠ワイナリーのものでした。んまぃ。




いやぁ、美味しかった。
1時間20分乗車のはくたか号で3種のお酒を飲んだわけで、椅子から立つと千鳥足というものを体感することができました。
どう考えても欲張りすぎました、過去最高に酔っぱらってしまいました。




早々にホテルにチェックイン。
500mlの水をチェックインの際に頂けたのが大変助かりました。

もしかしてえらく酒臭くてそれで頂けたんじゃないだろうかそれだったら申し訳ないなぁとホテルのサイトを見てみたんですが、どうやら宿泊特典として普通にもらえるものみたいです。

美味しいお酒が飲み放題でも、量は加減しましょう。
ただ、とても美味しかったです。


この日はここでおしまい。


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北陸新幹線5th取材の旅

2020-02-20 00:14:22 | 旅行
動画の製作を優先させるべくほったらかしていた記事ですが、どうにか順調に出来上がりそうなのでブログを書き進めることにしました。
タイトルにもあるように、北陸新幹線の金沢延伸からもうすぐ5周年。もうそんなに経つんですね。
開業前年に長野に行ったり北陸新幹線が開業した年に乗りに行ったりとやっていましたがもう5年も前になるんですね。


その他にも何度も乗りに行って紹介している北陸新幹線、折角の5周年を控えた様子を撮りに行ってきました。


まずは滋賀県から東京へ移動。
新幹線で行くか迷いましたが、このところ新潟へ行ったり伊豆諸島へ渡ったりで結構出費がかさんでいたんですよね…
特に伊豆諸島はサンライズに乗ってヘリコプターに乗って一泊1万円する温泉旅館でごゆるりしてかなりお金をふっとばしました。
ボーナスの多くが消えたような気がしますが得るものはとても多く、決して無駄じゃなかったといえると思います。

そんなわけで節約志向で行こうと思い、南草津→バスタ新宿1800円の4列シート夜行バスに揺られやってきました。
バスについてはまた個別に記事化しようかなぁなんて思います。






朝のまだ人も疎らな新宿三丁目駅から丸ノ内線に乗車。
新しいやつが来るかなぁなんて期待しましたが02形でした。




大手町駅は使ったことがあるのですがメトロの東京駅を利用するのは初めてでした。
ほんとに一瞬で新幹線改札につくんですね、これは便利です。


ただ、田舎者なので一旦地上に出て駅舎を撮ったり地下街を彷徨ったり。




一通り見てから新幹線ホームへ上がってきました。




2階建てのかっこいい新幹線、E4Maxが見られました。
冬の時期のJR東日本の目玉、ガーラ湯沢行きとして活躍しているようです。
東京駅のホーム上の放送で「本日のガーラ湯沢スキー場は天候晴れ気温マイナス**度積雪**センチで*コースで滑走可能です」と案内されていたのが驚きました。




さて、では北陸新幹線の最優等種別「かがやき」に乗車します。


!?




全車指定席のかがやき号なのでちゃんと指定席を購入し、お隣の上野駅で下車。
在来線で来れば160円で来れるところを2360円かけてやってきました。
短距離の自由席利用だと特定特急券というお得な額が設定されているので、自由席なら880円で乗れるのですが座席指定をすることで2200円かかっています。
まあこれも動画の素材にしたかったという面が強いんですがね、なんかもったいないような一瞬のかがやき号乗車でした。

あ、ほんとに遠くまで乗る人の迷惑になるとあれだと思って当日の朝にきっぷを購入しています。


上野からまた北へ、今度は在来線で進みます。
だったら東京から通しのきっぷを買って途中下車すればいいんですが、折角の東京上野のきっぷなので一葉化にしてアピールしたいなぁと思ったわけでした。






やってきたのは都電が行き交う王子駅。
朝ラッシュが始まる時間、かなり混んでいました。




飛鳥山の方をブラブラと散歩してから駅に戻って気付いたのですが、線路を跨ぐ歩行者用の橋からこんなきれいに見られるんですね。
東京の通勤ラッシュは乗ると疲れちゃいますが外から撮る分にはひっきりなしに来るのでいいもんです。


王子に来た目的がこちら、東京都北区の複合文化施設「北とぴあ(ほくとぴあ)」です。
8:30から営業開始ということで、それまでの間松屋で朝定食を食べて8:45頃に入場。


入ってすぐのところから渋沢栄一をやたら推してきます。
新紙幣の肖像に選ばれたことで話題の渋沢さんですが、どうやらこのあたりに所縁がある方だそうです。




さて、お目当ての展望スペースへやってきました。
ほんとに無料でいいの?というくらい素晴らしい景色が広がります。何といっても目玉は新幹線。


ウキウキで三脚を構えて動画撮影をしていたのですが、三脚はダメだったみたいです。確かに端っこの方に書いてありました。
ならば仕方ないと手持ちで動画を撮ってみたり写真を撮ってみたり。


在来線も一緒に見られるのでだいたいどこかの線路は列車が走っていて眺めていて飽きません。
特にいいのが、ただの直線じゃなく絶妙なS字カーブを描いていることなんですよね。たまらん。




反対側もこれまた面白い景色が見られます。
少々遠いのですが、尾久の車庫にカシオペアなどを確認できました。


手前には飛鳥山公園のスロープカーと併用軌道を走る都電荒川線の組み合わせだったり


王子駅で並ぶ三者の様子なども見ることができます。こっちもこっちで見所がたくさんありすぎる気がしますね。
これは思ったより楽しいところでした、来てよかった。


さて、今度は大宮へ。
再度新幹線の"取材"と参りましょう。


大宮駅といえば有名なホームからの構図。E6こまち号が入線。
ここで撮ったのは初めてなんですがここで撮られた写真は今まで何度も見ている気がします。




向かいのホームには数少ないH5系がやってきました。
形自体はE5系と全く同じですがはまなすカラーの帯と北海道マークが異彩を放っていました。






そんなH5系と挨拶を交わしながらやってきたのが今回乗る列車。新潟ゆきのとき号です。
上越新幹線用にピンク帯が追加となったE7系が充てられるということで、北陸新幹線の取材のはずですが乗ってみることにしました。
現在はピンクの帯を巻いて上越新幹線専用に使われていますがあくまでこれは一時的な措置。
ゆくゆくはこの帯を取り払って北陸新幹線と共通運用にするとのことなのでいつかは見納めになってしまうはずです。

ただ、昨年の大雨被害でそのあたりの計画に狂いが出てきているようなのでどうなることやら…といった感じですね。




高崎まで乗車しました。
乗ってびっくりしたんですが、なんかめちゃくちゃ混んでいました。
ただの平日水曜日の新潟行き新幹線でデッキに立たされるとは思っていませんでした。

東京方面からとき号で高崎につくと、全く同時刻に信越本線の横川行きが出ていってしまい次の列車は1時間後。うーん。
王子から100キロ越え新幹線経由のきっぷなので途中下車は全然OKなのですが…


1時間後の信越線に乗車。
ロングシートの211系ですが、トイレ前のみ2人掛けのクロスシート座席が設けられているのでそこを狙いに行きました。
お役さん自体が少なめだったので早めに並ぶ必要もなくお目当ての座席をゲット。
この区画いいんですよねぇ、中央西線で通学していた頃ここ結構好きでした。
313系繋いでる編成なら迷わずそっち乗ってましたが、どうしようもない211系だけの編成では割と狙いに行ってました。


ここの席でおにぎりを頂きます。
おぎのやの釜めしと同じ具材を使用した鶏ごぼうおにぎり。
旅の途中に釜めしを買っちゃうと容器がえらい荷物になっちゃいますしお値段もするわけですが、これならお手軽に味わうことができます。
美味しかったです、ごちそうさまでした。




途中の磯部駅にて下車、この先は記事を分けようと思います。


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ちなみに




家にいても退屈なのでどっかの温泉宿に15時くらいからチェックインしてごゆるりしながら記事を書き進めようと思ってたんです。
それが思いのほか観光してしまいチェックインしたのが19時過ぎ、んで投稿時間が示す通り0時を越しております。


旅館あるあるなお茶菓子を頂いてから今日は寝ることにします。


以上、はわいより執筆。
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ゆるキャン△梨っ子号乗車記

2020-02-10 00:02:30 | 旅行
2/1に身延線で運転された臨時急行列車、ゆるキャン△梨っ子号に乗ってきました。
ブログの更新が追いついておらず時系列が前後しますが、なるべく新鮮なうちにと思い記事化しておきます。






甲府に宿を取り、ここからスタートすることにしました。
駅のすぐ脇に構える甲府城、別名を舞鶴城ともいうお城です。


天守は現存していませんが、城跡の石垣から見る甲府の市街が非常にきれいでした。


身延線に乗って南下します。
このホームからも甲府城の櫓が見えていますが、元々この駅の用地もお城があった所を削って作られているそうです。


普通電車に乗って発射を待っている間、中央東線をジョイフルトレイン華が通過していきました。ちょっとした珍事ってやつですね。


さて、最初に向かったのは甲斐常葉駅。
ちょうどこの駅で臨時急行ゆるキャン△梨っ子号甲府行と交換するダイヤになっていたようで、ホームに降りてみると凄いことになっていました。




ただ、多くのお客さんは発車時刻になると車内に戻っていきました。勿体ないなぁ。
臨時列車ということで全区間通しで乗る人が多いのかもですが、せっかくなら沿線を見ていくべきじゃないかなぁと思い私は一部区間のみの乗車としました。
通常であれば特急が通過するような無人駅、甲斐常葉駅。
ここに臨時急行が停車するのには訳があります。この駅から近い場所にゆるキャン△の舞台となった学校があるのです。

以前紹介しましたが私はゆるキャン△にハマっておりまして、この列車の設定は大変ありがたいものでした。感謝。


列車も楽しみですが、この臨時列車の設定に合わせて舞台の本栖高校が公開されているということなので向かってみました。
向かう道中にはこんな看板が多数設置されています。ファンとしてはありがたい限りです。
また、この道路表示機デザインを使うにあたって「協力:中日本高速道路株式会社」となっているのもなかなか凄いことなんじゃないかなぁとか思いました。


郵便局の窓にもしまりんとなでしこ。結構いろんなところを巻き込んでいるみたいですごいなぁと感じました。


原作絵もいいですよね。かなりの数看板が設置されていてこれは楽しいものです。






この付近を歩いていると、ここのお店の店主さんに声をかけていただきマップをいただきました。ありがとうございました。


世界平和を願うなでしこの看板を曲がるとすぐに本栖高校が待っています。




名物のラッキードリンクショップもありました。これはうれしい。


斎藤さんとちくわのかわいい看板に沿って坂を上ると本栖高校はすぐそこ。


本栖高校のモデルとなった旧下部小学校中学校。この日は校庭でキャンプができるイベントも開催されていたようです。




こちらには、身延町営バスのラッピング車両が展示されていました。






こんな感じで車内もゆるキャン△尽くし、かなり気合が入っていてすごいです。


リアの窓からはちくわが\コンニチワ/


校舎内も見に行きます。"授業参観"の名簿に記入していざ中へ。


梱包され発送待ちの大垣さんや




実写撮影のために組まれた野クルの部屋。これを見れるのは高まります。


こちらでは和紙使用のメモ帳を購入しました。原作絵よき。




なかなか楽しめました。駅へ戻ります。






甲斐常葉駅にもゆるキャン△関連の掲示がたくさんあって、JR東海も協力的なのがちょっと驚きだったりします。








普通電車に乗って次は身延へ。
身延山久遠寺も行ってみたかったのですが、時間の都合上今回は本栖高校を優先したため見送りました。


身延もゆるキャン△に出てくる舞台のひとつ、こちらにも見所マップが置かれていました。


犬子さんの自治体を巻き込んだこのポスターいいですよね、好きです。


身延は皮を越えて少し行った先が街の中心なのですがそこまで行くような時間もなく、駅前でみのぶまんじゅうを買う程度としました。
店内では斎藤さんとちくわのコンビがお出迎え、かわいい。


みのぶまんじゅうやお土産屋さんでの購入特典などがこちら。買っちった。


ここから先、お目当ての臨時急行列車「ゆるキャン△梨っ子号」に乗車。
車両自体はただの373系ですが、車内がすごいと聞いています。たのしみ。




車内はこんな感じ、入り口に入ってすぐにへやキャンのポスターが貼られているのが面白いところ。


シートには特製の枕カバーが備えられています。


私は途中駅からの乗車でしたが、そういう人にも特典の袋や枕カバーは個別に手渡してもらえました。
先ほどお土産店で購入特典としてもらったなでしこの定期券と同じものを含む3枚の定期券風乗車記念証をいただきました。
これこそ鉄道会社の熱い後押しあってのものですよね、最高です。


車内のボックス区画は発売されないと事前告知があったのですが、その区画は展示に充てられていたようです。


ちくわ。かわいい。


別の車両ではパネル展示のコーナーや


物販コーナーもありました。
こちらは整理券方式で物販を行っていたようですが途中駅乗車のため貰うことができず…
ただ、富士宮駅を通過するあたりから整理券なしでの販売が始まったので無事に購入できました。


富士宮付近ではきれいな富士山が…
帽子被ってる、あるある。

こんなところも忠実に再現するとは、流石です(など)




途中の富士駅にて方向転換。その間の停車時間は撮影会と化していました。




ホーム上の案内表示は単に「臨時急行」としても良さそうなところですが、ドット打ちで再現されているみたいです。
英語表記はちゃんとYURUCAMP△となっているのが評価高いですね。


富士駅で向きを変えるというのは大変不便です。特に転換クロスシートの車両だと。
昔は赤色の線のルートで静岡駅まで方向転換なしに直通出来ていたのに、なんでや…

富士駅から西へ向かうと現在特急ふじかわ号が目的地とする静岡駅がありますが、東は沼津・三島くらい。
現在の需要から見たらどちらかといえば静岡に向いていたほうが便利なのですが、これは昔の名残だったりします。

当時から急行富士川号が静岡駅と身延線を直通していたのですが、それよりももっと大きなお客様を国鉄は優先したのです。
東海道新幹線開業後なので、静岡から乗り換えとすればいい気がしますが当時は東京方面からの直通列車を数多く運転したようです。
今回行こうと思ったけれども行く時間がなかった身延山久遠寺がこれを紐解くカギとなっています。
当時関東から押し寄せる膨大な数の参拝者を聖地へ輸送するのに大いに役立ったようです。

直通列車が好まれるのは、新幹線駅の1つ隣なのに今でも大阪から直通臨時列車を用意する金光駅を見ればまあ納得はいきますね。

多くの参拝者を集めた身延線ですが、参拝者を集めたのは実は日蓮宗総本山の久遠寺ではなく、富士宮駅を最寄りとする日蓮正宗総本山の大石寺であったとのことです。
しかし、日蓮正宗の一派で多くの信者を集めていた創価学会が音楽性の不一致宗派の対立で破門され、今ではすっかり参拝者も減ってしまったとのことです。

信仰には一切興味がないのですが、日蓮宗・日蓮正宗・創価学会の経緯についてはちょっと調べてみたいなぁと思っていたりします。
立正佼成会・方南町・公明党・顕正会など関連するワードにやばたにえんを感じますが、経緯を知らないのもあれですしおすし。
てかやばいっすね単語並べたら引っかかっちゃうじゃないですかね、それは勘弁ですよ…
その際にまた身延線沿線に来てみるのもありかもしれません。


そんなことは置いておいて、参拝輸送と密接にかかわっていた身延線を過ぎ東海道線に突入します。

臨時急行列車は富士を出ると次の停車駅は静岡なのですが、途中の由比駅にて後続の特急富士川の通過待ちを行うというのがなかなかユニーク。
向こうは特急列車ではありますが、清水駅にも止まるので停車駅で見たら逆転しているんですよね。


そんなわけで静岡駅に到着しました。楽しかった。
これほどに自治体、JRとアニメーションがタッグを組んでくれるというのは大変うれしいものでした。ありがとうございました。


今回のお土産類。順調にコンテンツにお金を落としていく。いいぞこれ。






あと、静岡駅から帰る新幹線の車内では、前から気になっていた東海軒の鯛めしをいただきました。
甘めの鯛めし、シンプルな見た目ですがこれがかなりうまいんですよね。
静岡駅と同じく123年の歴史を歩んできた伝統的な駅弁。甘めなのがビールの苦みとマッチしていい組み合わせでした。

おわり。


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コメント
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