おはようございます。東横インの朝ご飯です。
宿泊すれば無料で朝ご飯がついてきます。国内宿泊だと安さを取って東横インみたいなとこじゃなく素泊まりだけの安宿にしちゃうので意外とこういうのは経験なし。
言葉の通じない国なので日本語が通じる宿のありがたさに加えて無料朝食で現地グルメのいいとこ取りできるのはありがたいです。
白ご飯に韓国のりのふりかけっぽいやつ、キムチ、よくわからん肉とかウインナーとか、そしておかゆ。
いやー、うまい。
西面(ソミョン)の街に繰り出してみました。
人口やらなんやらが大阪規模の大都会ってのも頷けます。かなり都会。
西面 テジクッパ通り。
レートがいいと噂の両替所へ。
釜山港では10000円→960000ウォンでしたがここでは→100000ウォン。すごい。
ウォンは単純に10倍くらいのレートなのでお買い物するときにも金銭感覚が狂わなくていいですね。
物価が安めなので昨日のズワイガニ味噌おにぎりが1000ウォンだったりしてお得。
一日乗車券を購入し、1号線に乗車します。
かなりの駅でフルスクリーンのホームドアが設置されているので撮るのは困難かも。
4号線との乗換駅蓮山で一度下車。
Wi-FiがなくTwitterが快適に出来ないのでコンビニにそれ用のカードを探しに行きます。
元々は博多港から出て博多港に戻る予定だったので借りたとこで返すレンタルルーターを申し込んでいたのですが帰るところが関空に変わったので取消。
現地のフリーWi-Fiもそこまで数が多いわけでもなく強度も弱いので我慢するくらいなら買おうと思いまして。
地下鉄の車内にはこんな感じで各社のルーターがたくさん並んでおり非常に強力な電波が飛んでいます。
ただ、電波がなく翻訳アプリも使えない地上のセブンイレブン店内ではどれを買えばいいかわからない…
おろおろしているところ声をかけてくれた店員さんにWi-Fi接続のパスワード画面を見せて
「あいうぉんちゅーばいあわいふぁいかーど」
なんていううーん(死亡)な英語を発したところ通じたようで、これっぽいってやつ教えてくれた上に電話で確認取ってくれました。
無事購入できました。ありがとう店員のお姉さん。
日本にいても戸惑っている外国人の方をたまに見かけますが、
「こっち来ないでー言葉わかんないからー…」
って地蔵になりがちです。
ただ、旅の人はWi-Fiに頼りがちで電波がないと翻訳ツールすら使えず終わりってことがあるんだなと思いました。
言葉が分かんなくても、手持ちのスマホの翻訳アプリ貸してあげるだけでだいぶ変わるんだなぁと思いました。
正直、いろんな国の言葉を汗水たらして覚えるよりかは文明の利器を生かすか、それか旅人が最初から困らないようにフリーWi-Fiを拡充させる方がいいんだなって実感しました。
それにしても助かりました。蓮山のセブンイレブンの店員さんには超絶感謝。
カードはどうやら1番お安いのを調べてくれたみたいで4日分で9900ウォン。半日ちょいしか使いませんが1000円未満で快適なネット環境が得られるなら安いです。
蓮山から美南まで3号線に乗った後ゴムタイヤで走る4号線に乗車。
折角なので地上で撮影をしようと思い地上に出て1駅目の石坮駅まで乗ってみました。
どこぞの名古屋のミュースカイみたいな色した4号線電車。新交通システムなだけあって無人運転をしています。
これが撮れたのでまた1号線に戻るか―と思ったのですが、
車内路線図に謎の水色の路線が。
事前に地下鉄路線図は調べてきたはずなんですがこんなの知らないぞ、新線かな?
ただ、左にある路線名では1-4号線の下にある紫色、別会社の「金海軽電鉄」と同じく数字が振られていないのでここも別会社っぽいです。
もう一つ見つけた地図に忠実な路線図。
濃い青色の路線上からこれに乗るためには、どっちもちょっと離れてはいますが
楽民駅から歩いて東莱駅へ
そこから水色の路線で終点釜田駅へ
釜田駅から同名だけどちょっと離れてる地下鉄の釜田駅まで
って感じで行けそうです。
分かり辛いですが、楽民駅と釜田駅には釜山駅と同じく韓国鉄道公社(JRみたいなやつです多分)に乗り換えられるアイコンがついています。
話が長くなりましたが水色の線は地下鉄ではなく韓国鉄道公社の広域電鉄東海線。地下鉄並みの本数と利便性があるため路線図に描かれているようです。
東莱温泉が有名な東莱(トンネ)駅。温泉自体は地下鉄1号線の温泉場駅(直球だな…)が最寄りのようです。元々行く予定だったんですが泣く泣く削りました…
奈良駅みたいに近代的な高架駅の手前に昔の駅舎が保存されています。
保存されているのではなく、今は全列車通過扱いの一般列車用の駅舎なのかもしれません。わからん。
東海線の東莱駅、広域電鉄線として開業したのは2016年とつい最近のことらしくピカピカでした。
いい例えが浮かびませんが、今まであった国鉄線の線路を使いつつ高頻度運転で地下鉄みたいに使えるように整備した感じですかね。
改札はIC専用。1回利用の人は返却式ICカードみたいな立ち位置のICトークンを購入します。
こちらも日本ではあまりなじみがない…
入場時はICカードと同様にタッチ、出場時にはトークン投入口に入れることで出られる仕組みです。
東海線の電車。韓国鉄道公社おなじみの顔らしい。ソウルの広域電鉄線でも多用されているスタイルの電車。
韓国鉄道公社線は地下鉄と異なり日本統治時代に引かれた路線なので左側通行でやってきます。
終点の釜田(プジョン)駅は釜山第二のターミナルとしてKTXなどの高速鉄道以外のセマウル号やムグンファ号が発着しています。
同じ線路を使いますが東海線は地下鉄と同じく改札方式、郊外線はKTXなどと同じく車内改札方式なのでホームは勝手に入れます。
こちらはディーゼル車のムグンファ号。韓国鉄道公社って感じの顔つき。
その後入線してきたのは昨日夜釜山駅で見たITXセマウル号。
KTXが新幹線的なポジションなのでこいつは特急くらいのやつだと思うのですが、この流線型と赤黒のスタイリッシュさを見る感じ高速鉄道と間違えそう。
とにかくかっこよかったです。
そんな釜田駅を去ります。
広域電鉄線はここが終点ですがITXセマウル号などはこの先釜山駅まで行ってるみたいです。
再度地下鉄に乗車。
地下鉄区間はばっちりWi-Fiが入るのですが韓国鉄道公社区間はダメでした。
鉄道雑誌が欲しかったので釜山最大の本屋さん(多分)、教保文庫へ行くべく再度西面で下車。
きっぷを入れてっと、…ん?
一日乗車券が出てこない。
日本と違ってピコーンピコーンとならないんですね。手前に赤ランプがつくだけで大多数のICカードユーザーは平気でそこを通っていく。
よりによって係員さんがいなくてインターホン対応になる側の改札だったので
「そーりー、まいチケット、まいワンデイチケット…」みたいな(文章考えてから呼び出せよって思いますよね)こといってたら係員さんが来てくれました。
大活躍のGoogle先生の画面を見せたらわかってもらえたようで、どうにか改札外に出られました。ビビったぞ…
美味しいものを求め南浦(ナンポ)に行ってみたのですが道が分からん&時間が無くなってきたため引き返し、釜山駅の中でそれっぽい韓国飯を。
よくわからず頼んでみたやつ、どうやらこれがトッポギみたいです。
ふにふにした長い餅がおいしい。そして辛い、辛い、辛すぎる、なんだこれは辛いってレベルじゃないくらい辛いぞ辛い辛い。
結論:辛かった。
地下鉄駅ホームの自販機で売ってたキャラメルで中和。味は日本と同じでした。
ここからは初の飛行機、時間に余裕を持って2時間前に空港駅に着くように急ぎます。
西面駅で2号線に乗り換え、金海空港アクセスの金海軽電鉄の乗換駅沙上(ササン)駅まで乗車。
椅子が空いていたので座ったんですが、その後すぐきた親子(お母さんと20代くらいの娘さんかな?)になんぞや言われ、
どうやら右に詰めてくれへんか?って意味とは理解したのでそーりーそーりー言いつつずれます。
そして、車内快適Wi-Fiの恩恵を受けつつTwitterを…
「すいません、日本人ですよね?」
「!!!???」
隣の親子の娘さんから声をかけられました、にしても流暢すぎて最初同じく日本人の観光客かと思いました。
韓国に住んでいるものの2年ほど日本の岡山の専門学校に通っていたそうで、かなーり流暢な日本語で話しかけてくれたのが驚きでした。
旅の終わりにどこ行ってきたんすよ―いやー楽しかったまた来ます韓国なんてお話ができるとは。
旅番組で事前に仕組んでる胡散臭いやつみるたびあるわけねーだろって思ってましたがたまにはこういうこともあるんですね。
親子のお母さんの方もたどたどしいものの日本語ができる様で、すごいなぁと思いました。
韓国釜山旅行の締めにこんな経験ができるとは。
楽しくお話させていただいているとあっという間に沙上駅。
こんな出会いもあるんですね。釜山いいとこだ。
ここから金海空港へ向かう金海軽電鉄に乗り換え。
券売機は空港鉄道らしく日本語対応していて助かりました。
ここも韓国鉄道公社東海線と同じくICトークンです。
現代製の2両編成無人電車。
空港最寄りの空港(コンハン)駅で写真をパシャパシャと。
駅すぐのカーブが撮りやすいです。あと、なんかラッピングのやつが撮れました。
空港内にて、案内のアイコンがかわいい。
さて、人生初の一人飛行機ですが。
なんの勝手も分からず乗り込もうとしたところ、飲み物が持ち込めないんすね。
預ける荷物に入れるならオッケーらしいですが預けたらいいんやでとかいう代替案も言葉の壁で得られず、ジュース3本が没収されてしまいました…
その後制限区域内の売店で同じものが売ってたのでそこでほぼ取り返せまじた。500円程度の失敗ならいい経験です。
前日予約で何とかとれたジンエアーで関空へ。
乗り込んだあとで外を見ると変なのがいました。
ボーイング737 AEW&C 早期警戒管制機というやつっぽいです。
ぽこっと出ているのがレーダーで、これでいち早く敵の航空機を探知するみたいです。
金海空港を出ます。さらば韓国。
約1時間で日本の関空に到着。昨日の地獄航海に比べるとやたらと速い…飛行機すげぇ
そんな感じで帰国しました。
丁度いい時間に米原行きはるかが出ていたので草津まで1本で帰れたのはラッキー。
お持ち帰りしたきっぷ類をご紹介。
ICトークンは下車時回収されてしまうので2つ買っておいて1つ持って帰ってきました。
水色の方が韓国鉄道公社東海線、右が金海軽電鉄のICトークン。
ペラ紙なのが地下鉄の一日乗車券。
ICカードは地下鉄駅で売ってたやつです、他の会社でも使えるのかな…?
一日乗車券を使ったためICカードは一切使わなかったのですが、発売額が2000ウォンと格安だったので記念に。
日本国内だとICカードはデポジット500円を含んだ2000円発売が多い気がします。それに対して2000ウォン。約200円です。意味が分からない…
向こうにもデポジットって仕組みはあるんでしょうか?また今度調べてみよっと。
いやー、楽しかったですわ。
海外旅行もありだなと思っちゃいました。
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