最終日の朝、松山駅へまっすぐ向かう前に市役所前でちょっと撮影を。
JRの松山駅ではお目当てのTSEを発見。現在は宇和海の7-12-13-18号に専用で入っていると調べていたので狙いやすさはあります。
昔は1-6-17-22号だったらしく(松山着いて気づくまでそのまま変更なしと思って計画してた)それよりは日のある時間撮りやすくなりました。
宇和海号の量産型2000系にサイクルスペースを整備した際にサイクル利用客に便利な時間を外す感じでTSEの運用が見直されたようです。
以前撮った写真より、量産型2000系貫通型の写真がこちら。
全体的な形は同じなのですが、結構色々違ってます。
TSEのほうは貫通扉に両開きのプラグドアを採用(現在は埋められています)、対して量産車はヒンジ付きの開き戸に幌です。
やはりプラグドアの方が外観はすっきりしますが扱いの面で言えば開き戸の方がシンプルではあります。
そして、ライトケースが大きく異なります。
これは非貫通型も同じなのですが量産車は前照灯が尾灯を挟んで2つづつあります。
この違いとか「振子気動車に懸けた男たち」を読むまで気にしてなかったのですが、振子ゆえにカーブ走行時に光軸がずれるとの意見がありやや外側を向いたものを追加した結果だそうです。
ホームの長さ的にこれより前には行けないので非貫通型はのちほどのお楽しみに。
TSE運用の1本前の宇和海5号で伊予大洲へ。
ここから戻る形で内子線の喜多山駅で下車。瀬戸線にありそうな駅名だ…
駅の少し先のカーブでTSEを待ちかまえます。
こちらも量産車と比較してみると、ライトケースの違いよりも愛称表示がないのが目立つ気がします。
そして、量産車にある警戒色の黄色がないのもありますね。
貫通型もないですが、非貫通型はブラック部分がすごく広く目立ちます。
後追いで非貫通型のほうも。
満足に撮ったので移動、折り返しの12号を撮りに行きます。
やってきた普通は大きくみきゃんが描かれたラッピング車。かわいい。
どこで撮ろうかと悩みましたが撮影後の移動を考え特急停車駅の八幡浜にしました。
駅を出て少し行ったところの大きなカーブにて。
これ、かなりかっこよくないっすか(自画自賛)
そして八幡浜駅に入るところを。
TSEを撮るのが目的の旅行なので取り敢えず両側を先頭に撮れて満足です。
その後特急で宇和島まで行ってきました。
駅の裏に行くと和霊神社という神社が。
12月ですがまだまだ紅葉がこんな綺麗に見れるとは意外でした。
この神社に併設の公園に置いてあるSLが目的で来まして。
予土線全通前の設定のようで、駅名標には江川崎と書かれています。
何故か黄色でパイプが塗られていたりやや色あせた感じがしたりはしますが、綺麗すぎず逆に現役感が見える気がします。
宇和島鯛めしを食べに駅前のかどやに行ってきました。
お高いだけあって、これがかなりおいしかったです。
お刺身丼がおいしいところは結構全国ありますが、卵を絡めて食べるのが宇和島流。
出汁と卵を溶いたものに鯛のお刺身と海藻をくぐらせて、ご飯に乗っけて。
お好みの量卵を上からかけるとこれがまたおいしい。
鯛の高級たまごかけご飯って感じですね(例えが安っぽい…)
いや、ほんとに美味しかったのでお勧めです。
帰りはTSE使用の宇和海18号にて。やっぱかっこいい。
初の振子気動車としての勲章がたくさん並んでいるのがかなり素敵。
試作車ではキハ185の血を継いでいるところがあるようで、エアコン吹き出し口がこんなバスタイプ。
ごみ箱とかも国鉄感が。
また、試作車が失敗に終わったときのことを考えてTSEは登場時、ソファーを設置しテレビを設置するなどイベントカー扱いで登場しました。
これならシステム的にダメだったとしても苗穂の片隅で朽ちるみたいな悲劇は免れるわけですね。
そのころの名残、マイクの差込口がまだ残っているとは…驚きました。
そんなこんなで松山駅に到着。
時間がちょっとあったのでまた伊予鉄を撮ってから帰りました。
松山、なかなかよかったです。思ったより素敵でみかんとか鯛めしとかおいしくてよかったです。
さーて、来月はどこに行こうかなぁ…
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