ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

パワー・ステーション The Power Station - Some Like It Hot(1985年の洋楽 Part19)

2021-05-13 22:10:45 | '85年洋楽
1985年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart19はThe Power Stationの"Some Like It Hot"。
最高位は5月11日と18日付の第6位。年間チャートは79位。The Power Station、初めてのヒットが大ヒットになりました。

The Power Stationですが、一流ロックアーチストが一時的に結成したいわゆる「スーパーロックバンド」。
バンドのメンバーは、まずは当時人気の絶頂にあった Duran DuranのAndy Taylorがギター、John Taylorがベースを担当。
そしてアンディとジョンから声をかけられたRobert Palmerがボーカルを担当。Robert Palmerは1979年"Bad Case of Loving You (Doctor, Doctor)"が最高位14位を記録してからしばらくヒット曲がない時期でした。
さらにこの当時解散してしまった元シックのメンバーTony Thompsonがドラムス、この4人組です。

彼らのファーストアルバム『The Power Station』ですが、Duran Duranのワールドツアーの合間、休暇中にこのメンバー4人が集まり、さらにプロデューサーはこれまた元シックのBernard Edwardsが担当、1984年にリリースされました。

このアルバムからのファーストシングルカットがこの曲"Some Like It Hot"です。
この曲、カッコ良かったですよ。まさにDuran DuranとChic、Robert Palmerが集まったという、そんな音でした。何がカッコ良かったか、やっぱりドラムスの音が特徴的な曲でした。
この後、Robert Palmerがバンドを抜け、代わりのボーカルがMichael Des Barres、4つ前の記事、「Animotion - Obsession」のところでも出てきました。
曲の作者はAndy TaylorとJohn Taylor、Robert Palmerの3者の共作です。
コメント (25)
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