1985年6月15日付ビルボード All American Top40、2週目の1位はTears For Fearsの"Everybody Wants To Rule The World"。Tears For Fearsですが、イギリス出身のロックバンド。母国イギリスではTop10ヒットを持っていますが、アメリカでは初めてのTop40ヒットで、もちろん初めてのNo.1に輝きました。
2位は5位からアップ、Bryan Adamsの"Heaven"。Bryan Adamsですが、カナダ出身のロックシンガー。83年の"Straight from the Heart"が初めてのTop40ヒットで10位を記録、その後ヒットを重ね、この曲で6曲目のTop40ヒットで、3曲目のTop10ヒット、初めてのTop3ヒットになりました。
3位は前週と変わらずこれで3週目の3位、Harold Faltermeyerの"Axel F"。すでに私のブログでも紹介している映画『ビバリーヒルズ・コップ』サウンドトラックからのシングルカット曲。Harold Faltermeyerですが、ドイツ出身のキーボードプレイヤーで、映画音楽のスペシャリスト。この曲が初めてのシングルヒット、もちろん初めてのTop3ヒットです。
4位も前週と変わらず、Billy Oceanの"Suddenly "。Billy Oceanですが、1976年に"Love Really Hurts Without You"が初めてのTop40ヒットで22位、その後しばらくヒットがありませんでしたが、1984年に突然"Caribbean Queen (No More Love on the Run)"がNo.1ヒット、続く"Loverboy"も2位の大ヒット、この曲で3曲目のTop5ヒットになりました。
5位は6位からアップ、Howard Jonesの"Things Can Only Get Better"。Howard Jonesですが、イギリスではすでにTop5ヒットを複数持っていますが、アメリカでは2曲のTop40ヒットを持っていますが、初めてのTop5ヒットとなりました。
この週2週目の1位はTears For Fearsの"Everybody Wants To Rule The World"。最終的にはこの2週間の1位、年間チャートは第7位。アメリカでの初めてのヒットが大ヒットになりました。
Tears For Fearsですが、イギリス出身の4人組ポップロックバンド。
デビューは1981年、シングルのみの"Suffer the Children"。アメリカはもちろん、本国イギリスでもヒットには至りませんでした。
そして3曲目のシングル"Mad World"がイギリスで初めてのヒットとなり、3位を記録する大ヒットになります。
1983年になってから、デビュー以来のシングルも収録したファーストアルバム『The Hurting』をリリース、イギリスでなんと1位を記録する大ヒットアルバムになります。ただ、アメリカでは、このファーストアルバムはヒットには至りませんでした。
1985年、2枚目のアルバム『Songs from the Big Chair』をリリース、このアルバムからの3曲目のシングルがこの曲"Everybody Wants to Rule the World"で、アメリカでの初めてのヒットであり、全世界での大ヒットになります。日本でもヒットしました。このシングルヒットによりこのアルバムも大ヒット、アメリカで1位、イギリスでも2位を記録する大ヒットアルバムとなりました。
"Everybody Wants to Rule the World"ですが、曲の作者はメンバーのRoland OrzabalとIan Stanley、それにこのアルバムをプロデュースしているChris Hughesの3人の共作。Chris Hughesはイギリス出身のプロデューサーですが、ちょうどこの時期ロックバンドAdam and the Ants.のメンバーでもありました。
"Everybody Wants to Rule the World"ですが、シンセサイザーを駆使するエレクトリック・ポップ・ロックの分野に入るのでしょうけれども、抒情的な素晴らしいメロディの曲でした。改めてまして名曲でしたね。
ボーカルがまたこの曲にぴったりです。Tears For FearsはギターのRoland Orzabal とベースのCurt Smith のどちらかがリードボーカルをとるのですが、この曲はCurt Smith がリードボーカルです。
Tears For Fearsですが、このアルバムの大ヒット後しばらく休養し、3枚目のアルバム『The Seeds of Love』の発表はこれから4年後の1989年になります。このアルバムも大ヒットしました。
今週 先週 song / artist
1 1 EVERYBODY WANTS TO RULE THE WORLD / TEARS FOR FEARS
2 5 HEAVEN / BRYAN ADAMS
3 3 AXEL F / HAROLD FALTERMEYER
4 4 SUDDENLY / BILLY OCEAN
5 6 THINGS CAN ONLY GET BETTER / HOWARD JONES
6 12 SUSSUDIO / PHIL COLLINS
7 7 IN MY HOUSE / MARY JANE GIRLS
8 2 EVERYTHING SHE WANTS / WHAM!
9 11 ANGEL / MADONNA
10 10 WALKING ON SUNSHINE / KATRINA AND THE WAVES
11 17 RASPBERRY BERET / PRINCE & THE REVOLUTION
12 15 A VIEW TO KILL / DURAN DURAN
13 16 THE SEARCH IS OVER / SURVIVOR
14 14 SMUGGLER'S BLUES / GLENN FREY
15 9 FRESH / KOOL & THE GANG
16 20 WOULD I LIE TO YOU? / EURYTHMICS
17 18 NEVER ENDING STORY / LIMAHL
18 8 DON'T YOU(FORGET ABOUT ME) / SIMPLE MINDS
19 25 VOICES CARRY / 'TIL TUESDAY
20 26 YOU GIVE GOOD LOVE / WHITNEY HOUSTON
21 13 SMOOTH OPERATOR / SADE
22 28 THE GOONIE'S 'R' GOOD ENOUGH / CYNDI LAUPER
23 31 EVERYTIME YOU GO AWAY / PAUL YOUNG
24 30 TOUGH ALL OVER / JOHN CAFFERTY & THE BEAVER BROWN BAND
25 19 JUST A GIGOLO/I AIN'T GOT NOBODY / DAVID LEE ROTH
26 36 CRAZY IN THE NIGHT / KIM CARNES
27 37 GLORY DAYS / BRUCE SPRINGSTEEN
28 21 SAY YOU'RE WRONG / JULIAN LENNON
29 33 SENTIMENTAL STREET / NIGHT RANGER
30 22 CRAZY FOR YOU / MADONNA
31 24 ONE LONELY NIGHT / REO SPEEDWAGON
32 34 GETCHA BACK / BEACH BOYS
33 44 IF YOU LOVE SOMEBODY SET THEM FREE / STING
34 39 CANNONBALL / SUPERTRAMP
35 40 JUST AS I AM / AIR SUPPLY
36 23 ONE NIGHT IN BANGKOK / MURRAY HEAD
37 27 SOME LIKE IT HOT / POWER STATION
38 49 POSESSION OBSESSION / DARYL HALL & JOHN OATES
39 48 LITTLE BY LITTLE / ROBERT PLANT
40 43 WAKE UP / GRAHAM PARKER & THE SHOT
2位は5位からアップ、Bryan Adamsの"Heaven"。Bryan Adamsですが、カナダ出身のロックシンガー。83年の"Straight from the Heart"が初めてのTop40ヒットで10位を記録、その後ヒットを重ね、この曲で6曲目のTop40ヒットで、3曲目のTop10ヒット、初めてのTop3ヒットになりました。
3位は前週と変わらずこれで3週目の3位、Harold Faltermeyerの"Axel F"。すでに私のブログでも紹介している映画『ビバリーヒルズ・コップ』サウンドトラックからのシングルカット曲。Harold Faltermeyerですが、ドイツ出身のキーボードプレイヤーで、映画音楽のスペシャリスト。この曲が初めてのシングルヒット、もちろん初めてのTop3ヒットです。
4位も前週と変わらず、Billy Oceanの"Suddenly "。Billy Oceanですが、1976年に"Love Really Hurts Without You"が初めてのTop40ヒットで22位、その後しばらくヒットがありませんでしたが、1984年に突然"Caribbean Queen (No More Love on the Run)"がNo.1ヒット、続く"Loverboy"も2位の大ヒット、この曲で3曲目のTop5ヒットになりました。
5位は6位からアップ、Howard Jonesの"Things Can Only Get Better"。Howard Jonesですが、イギリスではすでにTop5ヒットを複数持っていますが、アメリカでは2曲のTop40ヒットを持っていますが、初めてのTop5ヒットとなりました。
この週2週目の1位はTears For Fearsの"Everybody Wants To Rule The World"。最終的にはこの2週間の1位、年間チャートは第7位。アメリカでの初めてのヒットが大ヒットになりました。
Tears For Fearsですが、イギリス出身の4人組ポップロックバンド。
デビューは1981年、シングルのみの"Suffer the Children"。アメリカはもちろん、本国イギリスでもヒットには至りませんでした。
そして3曲目のシングル"Mad World"がイギリスで初めてのヒットとなり、3位を記録する大ヒットになります。
1983年になってから、デビュー以来のシングルも収録したファーストアルバム『The Hurting』をリリース、イギリスでなんと1位を記録する大ヒットアルバムになります。ただ、アメリカでは、このファーストアルバムはヒットには至りませんでした。
1985年、2枚目のアルバム『Songs from the Big Chair』をリリース、このアルバムからの3曲目のシングルがこの曲"Everybody Wants to Rule the World"で、アメリカでの初めてのヒットであり、全世界での大ヒットになります。日本でもヒットしました。このシングルヒットによりこのアルバムも大ヒット、アメリカで1位、イギリスでも2位を記録する大ヒットアルバムとなりました。
"Everybody Wants to Rule the World"ですが、曲の作者はメンバーのRoland OrzabalとIan Stanley、それにこのアルバムをプロデュースしているChris Hughesの3人の共作。Chris Hughesはイギリス出身のプロデューサーですが、ちょうどこの時期ロックバンドAdam and the Ants.のメンバーでもありました。
"Everybody Wants to Rule the World"ですが、シンセサイザーを駆使するエレクトリック・ポップ・ロックの分野に入るのでしょうけれども、抒情的な素晴らしいメロディの曲でした。改めてまして名曲でしたね。
ボーカルがまたこの曲にぴったりです。Tears For FearsはギターのRoland Orzabal とベースのCurt Smith のどちらかがリードボーカルをとるのですが、この曲はCurt Smith がリードボーカルです。
Tears For Fearsですが、このアルバムの大ヒット後しばらく休養し、3枚目のアルバム『The Seeds of Love』の発表はこれから4年後の1989年になります。このアルバムも大ヒットしました。
今週 先週 song / artist
1 1 EVERYBODY WANTS TO RULE THE WORLD / TEARS FOR FEARS
2 5 HEAVEN / BRYAN ADAMS
3 3 AXEL F / HAROLD FALTERMEYER
4 4 SUDDENLY / BILLY OCEAN
5 6 THINGS CAN ONLY GET BETTER / HOWARD JONES
6 12 SUSSUDIO / PHIL COLLINS
7 7 IN MY HOUSE / MARY JANE GIRLS
8 2 EVERYTHING SHE WANTS / WHAM!
9 11 ANGEL / MADONNA
10 10 WALKING ON SUNSHINE / KATRINA AND THE WAVES
11 17 RASPBERRY BERET / PRINCE & THE REVOLUTION
12 15 A VIEW TO KILL / DURAN DURAN
13 16 THE SEARCH IS OVER / SURVIVOR
14 14 SMUGGLER'S BLUES / GLENN FREY
15 9 FRESH / KOOL & THE GANG
16 20 WOULD I LIE TO YOU? / EURYTHMICS
17 18 NEVER ENDING STORY / LIMAHL
18 8 DON'T YOU(FORGET ABOUT ME) / SIMPLE MINDS
19 25 VOICES CARRY / 'TIL TUESDAY
20 26 YOU GIVE GOOD LOVE / WHITNEY HOUSTON
21 13 SMOOTH OPERATOR / SADE
22 28 THE GOONIE'S 'R' GOOD ENOUGH / CYNDI LAUPER
23 31 EVERYTIME YOU GO AWAY / PAUL YOUNG
24 30 TOUGH ALL OVER / JOHN CAFFERTY & THE BEAVER BROWN BAND
25 19 JUST A GIGOLO/I AIN'T GOT NOBODY / DAVID LEE ROTH
26 36 CRAZY IN THE NIGHT / KIM CARNES
27 37 GLORY DAYS / BRUCE SPRINGSTEEN
28 21 SAY YOU'RE WRONG / JULIAN LENNON
29 33 SENTIMENTAL STREET / NIGHT RANGER
30 22 CRAZY FOR YOU / MADONNA
31 24 ONE LONELY NIGHT / REO SPEEDWAGON
32 34 GETCHA BACK / BEACH BOYS
33 44 IF YOU LOVE SOMEBODY SET THEM FREE / STING
34 39 CANNONBALL / SUPERTRAMP
35 40 JUST AS I AM / AIR SUPPLY
36 23 ONE NIGHT IN BANGKOK / MURRAY HEAD
37 27 SOME LIKE IT HOT / POWER STATION
38 49 POSESSION OBSESSION / DARYL HALL & JOHN OATES
39 48 LITTLE BY LITTLE / ROBERT PLANT
40 43 WAKE UP / GRAHAM PARKER & THE SHOT