ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

リマール Limahl - Never Ending Story(1985年の洋楽 Part23)

2021-06-17 22:17:45 | '85年洋楽
1985年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart23はLimahlの"Never Ending Story"。
最高位は6月15日付の第17位。年間チャートは残念ながら圏外でした。

Limahlですが、ソロでは初めてのTop40登場です、が、そう、日本でもかなり人気があったKajagoogooのリードボーカリストです。
KajagoogooとしてのTop40ヒットは、"Too Shy"邦題「君はTOO SHY」が1983年に最高位5位を記録しました。この1曲のみでしたが、記憶に残るヒットでした。

さて、Limahlですが、イギリス出身で、まずはソロ歌手として1980年に活動を開始、この時は本名のChris Hamillで初めてのシングル"Angel"を発表、残念ながらアメリカはもちろん、本国イギリスでもヒットしませんでした。
もう一枚のシングルを出したところで、1982年になってからポップロックバンド「Art Nouveau」に参加、バンド名を変えてKajagoogooのリードボーカルとしてアルバムとシングルを発表します。そのシングルが"Too Shy"で、イギリスではNo.1ヒット、アメリカでも第5位の大ヒットとなります。
結局、Kajagoogooにはファーストアルバムのみの参加でバンドを離れ、ソロ活動を再開します。

1985年になって、映画『ネバーエンディング・ストーリー』の主題歌"Never Ending Story"を発表、イギリスでは4位、アメリカでも17位のヒットとなります。

映画『ネバーエンディング・ストーリー』は私は見たと思うのですが、あんまり記憶に残っていませんです。続編の「2」も出たのでそこそこヒットはしたと思うのですが。

この曲"Never Ending Story"ですが、ご存知Giorgio MoroderとKeith Forseyの共作。プロデュースもGiorgio Moroderが務めています。
やっぱりGiorgio Moroder、いい曲作りますね。

"Never Ending Story"は『ネバーエンディング・ストーリー』のサウンドトラックへの収録とともに、Limahlの2枚目のソロアルバム『Don't Suppose』にも収録されました。
残念ながらLimahl、Kajagoogooとも、85年以降は、アメリカはもちろんイギリスでも大きなヒットは出ませんでした。


こちらが私のブログではスルーしてしまいましたが、1983年に最高位5位、年間チャート50位を記録したKajagoogooの"Too Shy"です。この"Too Shy"には、プロデュースにデュラン・デュランのニック・ローズが参加しています。
コメント (27)
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