ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

キム・カーンズ Kim Carnes - Crazy In The Night(1985年の洋楽 Part27)

2021-07-15 22:39:55 | '85年洋楽
1985年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart27はKim Carnesの"Crazy In The Night"。最高位は7月13日付の第15位。年間チャートは圏外でした。

Kim Carnesですが、デビューは70年代前半。1971年にデビューアルバム『Rest on Me』をリリースしてソロ歌手としてデビューします。
ですが、このアルバムは全くヒットしませんでした。それから約8年ほど、アルバムやシングルをコンスタントに出しますが、全くヒットしません。

ついに彼女がTop40に登場したのは1978年のこと。この曲は知らない人も多いと思いますが、私のブログでは紹介していました、Gene Cottonとのデュエットで"You're a Part of Me"。最高位は36位といまいちのヒットでしたが、カントリー系のいい曲だったですよ。こちらをご覧ください→→→

そして次のヒット曲もデュエットソングでしたが、この曲は大ヒットしました。Kenny Rogersとのデュエットで、"Don't Fall in Love with a Dreamer"、1980年に最高位4位の大ヒットでした。

ソロでの初めてのヒットは1980年の"More Love"。5枚目のアルバム『Romance Dance』からのシングルです。最高位は10位ながら、年間チャート39位の大ヒットでした。この曲は彼女の迫力あるボーカルが目立つ曲でした。
そして、翌年、1981年の"Bette Davis Eyes"が、9週間のNo.1。歴史的な大ヒットとなります。

この曲"Crazy in the Night (Barking at Airplanes)"ですが、彼女の9枚目のアルバム『Barking at Airplanes』からのシングルカット曲。
"Bette Davis Eyes"以来、しばらくソロでの大ヒット曲がなかったので、久し振りに最高位15位まで上がってきました。
曲の作者はKim Carnes自身。やっぱり彼女の声は、ロックのような迫力ある曲に合っているのでは。
ギターはWaddy Wachtel が弾いているのですね。とってもカッコイイ曲です。
残念ながら彼女の最後のTop40ヒットになってしまいました。
コメント (30)
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