ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

ジョーン・ジェット Joan Jett & the Blackhearts - Little Liar(1989年の洋楽 Part3)

2025-01-30 20:00:00 | '89年洋楽
1989年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart3は、Joan Jett & the Blackheartsの"Little Liar"。最高位は1月21日付の1週間の第19位。年間チャートは圏外でした。

Joan Jett & the Blackheartsのジョーン・ジェットといえば、70年代後半に、特に日本で大人気だった女性ロックバンドの草分け的グループ、The Runawaysのギタリスト。ドラムスのサンディ・ウェストにボーカルのシェリー・カーリー、ギターのリタ・フォード、ベーシストのジャッキー・フォックス、そして彼女ジョーン・ジェット、女性ロッカーのスーパースターが結集した伝説のグループがThe Runawaysです。

The Runawaysは4年間の短い活動期間で、日本では大人気でしたが、アメリカではほとんどヒットせずに解散したグループです、が、解散後のメンバーの活躍がすごかったですね。

もちろん、Joan Jettが1982年にリリースした"I Love Rock 'n' Roll"が最もヒット、7週間の1位を記録しました。Lita Fordもソロでのヒット、1988年には"Kiss Me Deadly"が最高位12位を記録、Cherie Currieは女優でも活躍したようです。

そのJoan Jett & the Blackhearts 、80年代半ばには、しばらくヒットが出ていませんでしたが、1988年に6枚目のアルバム『Up Your Alley』をリリース、このアルバムからのファーストシングル"I Hate Myself for Loving You" が最高位8位を記録、6年ぶりのTop10ヒットになりました。こちらをご覧ください→→→

この曲"Little Liar"ですが、『Up Your Alley』からの2曲目のシングル、曲の作者はJoan JettとDesmond Childの共作。このコンビは前作の"I Hate Myself for Loving You" と同じですが、曲調は全く違い、迫力あるパワーバラードでした。

正統派ハードロックバンドが作るパワーバラード、やっぱりそういう曲が私は好きなんですよね。ギターソロもカッコいい。さすがジョーン・ジェット、素晴らしい曲でした。

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14 コメント

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Unknown (太ったボンジョビ (>。< ))
2025-01-30 20:50:50
うわ~思い出してしまった…社会人二年目の冬、前年よりマシになったとはいえ、一番数字を伸ばさなければイケない12月戦線ではやはり伸ばせず、1月2月はひたすら寒い栃木県北県東を走り回っておりました。
夕方に国道を帰れば県北からは2時間以上かかるので、信号の少ない田舎の山道をトヨエースで走る私。
そこに流れてきた一発でわかるジョーンのボイス。
「そーか、初めてのバラードで来たのか、ふ~ん」なのでありました。
曲中は当日の反省。気もそぞろでありました。しかしラストの長いコーラスの繰り返し。
「アイビリーブインユー」が何度も何度もリピートされ、うぜ~のはずだったのに
「いいな。ずっとこのまま流れていて欲しい。今日の悲しさはここで終える。明日も反省点だろうけど、いつか盛り上がらせる」なんてウソっぽく前向きに運転したような覚えがあります。
その後すぐにリトルライヤーなんか忘れたんですが、こうやって聴くと、当時の青さが甦ります。
沈んだ頃があってこそ、上げ潮のときの感無量が増量したものでした😃それでもあと数ヶ月は所長のプレッシャーがキツかったんですけどね。
冴えない自分語りしまして申し訳ございません。ジョーンがあまりにもクサクサ来ましたもので。
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80年代ラストイヤーに (hannah)
2025-01-30 21:36:34
星船さん、こんばんは。
J.Jettもちろん80年代を語るうえでは欠かせないアーティストですね。
大ヒット曲はストレートなロックで、80年代ラストイヤーはパワーロックですね。
正統派ハードロックアーティストのパワーバラードはやっぱりいいですね。
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パワーバラードは (星船)
2025-01-31 09:59:31
太ったボンジョビさんこんにちは。
「当時の青さが甦える」、イヤー、イイですねー。これぞパワーバラードの味わい方ですね。バブル前夜かぁ、忙しかったなぁ。
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心に残る曲でした (星船)
2025-01-31 10:02:02
hannahさんこんにちは。
そうなんですよ、正統派ハードロックグループが、たまにパワーバラードを出してくると、ジーンとくるのですよね。これが続くと興ざめですが、特にジョーン・ジェットは、ずっと正統派ハードロックで押してきたので、この時になってのパワーバラードは心に刺さりました。
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小さい嘘 許せる?ついてほしい? (音時)
2025-01-31 10:52:48
https://neverendingmusic.blog.jp/archives/43583327.html
“Little Liar”って日本語にするのが難しい…(^_^;)。いっぱいつくひとは「大嘘つき」「ホラ吹き」とか言うのに。あと、ジョーンは小さいときから嘘はいけないと言われて育ってきたので、相手の小さい嘘も許せないのですが、自分の心が傷つくのが嫌なので、相手に小さい嘘をついてほしいひともいるんですね…!(僕のブログの最後にYouTube付けております)
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クリスティンもジョーンも (星船)
2025-01-31 17:32:54
音時さんこんばんは。
「小さな嘘」をテーマにしたこの2曲、比べてみて面白かったです。二人のソングライターの個性の違いが出ていましたね。人生観の違いでしょうか?クリスティンもジョーンも、良い曲作りました。
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Unknown (ローリングウエスト)
2025-01-31 18:35:43
ジョーン・ジェットって誰だっけ・・?と思ったら、「♫チェリー・ボンブ~!」のランナウェイズのメンバーだったのですね!80年前後の女性ロックボーカリストと言えばスージー・クエトロ、ボニー・タイラー、ハートのお二方人くらいしか守備範囲が及んでいなかった自分を反省いたしました。
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Unknown (ジョーンさん 🧏‍♀️~♪)
2025-01-31 23:13:32
「あら~、バラード売れちゃったわ~☺️もう次のカバーアルバムの製作に入るのにね~、何か次も売れそーな気がし来たわ~😃う~ん、やっぱりナザレスよりもAC⚡DCよね?いや~ツアーも楽しみだわこりゃ😆」
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解散後に最も活躍したのが (星船)
2025-02-01 14:25:46
ローリングウエストさんこんにちは。「チェリー・ボンブ」のランナウェイズのギタリスト、ジョーン・ジェットなのですよね。当時は、ランナウェイズといえばボーカルのシェリー・カーリーでしたが、解散後に最も活躍したのがジョーン・ジェットでした。 "I Love Rock 'n' Roll"は、ローリングウエストさんも聞けばわかると思います。
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次のアルバムは (星船)
2025-02-01 15:04:04
ジョーンさんこんにちは。
そうか、次のアルバムはカバーアルバムだったでしたね。シングルでTop40に、"Dirty Deeds"が入りましたね。最後のTop40ヒットだったでしたか?CCRやドアーズなんかもありました。
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