ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

ポール・マッカートニー Paul McCartney - Spies Like Us(1986年の洋楽 Part5)

2022-02-10 22:52:25 | '86年洋楽
1986年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart5はPaul McCartneyの"Spies Like Us"。最高位は2月8日付の1週のみの第7位。年間チャートは92位でした。

さて、前回の記事はDionne & Friendsで、Dionne Warwick、Elton John、Gladys Knight、Stevie Wonderという、60年代からすでにトップ歌手として活躍する超スーパースターの共演、やっぱりそれに対抗するのはこの人しかいません、Paul McCartneyです。

Paul McCartney(& Wings)のシングルヒット、ビートルズ時代は含まないでも、あまりにたくさんあり、数えるのも大変でした。
この曲でTop40ヒットは34曲目、Top10ヒットは22曲目、そのうちNo.1の獲得はなんと9曲。年間チャートでも、76年に"Silly Love Songs"がNo.1、"Say Say Say"が84年にNo.3、"Ebony and Ivory"がNo.4と、年間チャートTop5に3曲も送り込んでいます。

さてこの曲"Spies Like Us"、サビの「スパーイズ・ライク・アス!」が大変印象的な曲ですが、全然知りませんでしたが、1985年制作のスパイ・コメディ映画『Spies Like Us』の主題歌だったです。

曲の作者はもちろんPaul McCartney、プロデュースはPaul McCartneyと、Hugh Padgham、それにPhil Ramoneが務めています。Hugh Padghamはポリスやフィル・コリンズのプロデュース、Phil Ramoneはポール・サイモンやビリー・ジョエルなどなど、数々の大ヒットアルバムを手掛けた名プロデューサーが参加しています。

動画を見ると、Paul McCartneyがベースはもちろん、ギターやドラムスまで自身で演奏しているようです。さらに動画には映画のシーンと、多分出演俳優さんも出演していますね。
コメント (17)
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